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短期大学部 英語科 英語科 Today

留学 一覧

2013年07月16日

留学特集(最終):『留学(1年)』でどれだけTOEICが上がるのか

「短大(1年)+留学(1年)= TOEICの平均伸び率320点以上。」


 6月は短大の学生の留学について特集を組みました。現在留学中の学生、帰国した学生、その両方の声を載せましたが、今回は、いったんの区切りとして、その成果を少し、紹介したいと思います。
 最近の傾向として、短大で1年を過ごした後、休学し、留学する人が増えています。いったいその成果はどれくらいなのでしょうか。実際に、2012年度に1年間留学して帰国した学生たち(5名)の、英語力の伸びを紹介します。

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 短大の前期を終えた時点で、彼女たちの平均スコアは350を下回るものでした。ところが、その後、半年でTOIECの平均を123点伸ばし、留学によってなんと、206点の伸びを記録しました。すなわち、短大の学びと留学によって、平均329点UPという成長を見せたのです。最もスコアを伸ばした学生は、365点UP。

 英語力をつけたい高校生、あるいは短大1年生、留学は、語学力をつけるだけでなく、視野を広げ、世界を広げ、人間力をアップさせてくれます。自分の理想とする将来像に近づくために...留学を一つの選択肢にしてみませんか。

投稿時間:2013年7月16日 09:11 | 固定リンク

2013年07月11日

留学特集(3)ロンドンから留学レポート

 イギリス、ロンドンに留学中のW.Nさんからレポートが届きましたので、紹介したいと思います。

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 私はロンドンのレスタースクエアで語学留学をしています。留学して間もないですが、街でよく道を尋ねられます。最初は驚きましたが、それだけロンドンは多国籍であるという事がわかりました。
 最初の3ヶ月間はホームステイをしていましたが、残念ながらホストマザーとうまくいかなかったので、今はスペイン人の方とルームシェアをしていて、家には4カ国の人がいます。
 私の通っている学校はヨーロッパの人が多く、皆明るく素敵な人たちばかりです。そして、授業中は辞書の使用が禁止されているので、わからない単語は英語で質問をして英語で理解します。出身国・年齢・職業が違う人たちと話をする中で視野が広がり、語学だけでなく歴史や宗教、その国との関係など今まで私があまり興味のなかったものに対してもっと知りたい、知識をつけたいと思うようになりました。とても充実感があり、時間が物凄いスピードで過ぎていきます。

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2013071103.jpg 私の英語力は、スピーキング、リスニング、ライティング、ボキャブラリー、グラマー、について、均等に力がついてきているように思います。
 今は一日一日を大切に使うように心掛けています。

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投稿時間:2013年7月11日 14:14 | 固定リンク

2013年06月25日

短期留学報告(2)~アメリカ編

 さて、6月に入り、チャペルの時間に短大の留学制度を利用して語学研修に行った学生の発表が行われていますが、今回は、アメリカのジョージア州、アトランタに留学したR.Sさんの報告を紹介したいと思います。(*Open Campusでは、彼女に直接話を聞くことができます)


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私は短期海外語学研修支援金制度を利用し、2月の3日から3月2日の4週間、アメリカジョージア州のアトランタへ行きました。アトランタは、合衆国で9番目に人口が多い町で、コカコーラやデルタ航空の本社、24時間ニュース放送をしているCNNなど、世界を代表する企業があり、アメリカ南部の商業・経済の中心としての役割を担っています。1996年の夏にはアトランタリンピックが開催されました。

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私が通った語学学校はOGLETHORPE大学の中にあるEFという学校です。この語学学校は、世界中にあり、クラスメイトも国際色豊かです。私のクラスメイトはブラジル、チリ、フランス、スイス、サウジアラビア、中国、ロシア、エクアドル、の9カ国で私を含め11人からなるクラスでした。

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2013625_04.jpg初めの3週間はホームステイをし、ホストマザーと日本人ルームメイトと私の3人でした。ホストマザーはとても気さくで素敵な方でした。朝はサンドウィッチやスクランブルエッグ、夜はビーフシチューなどおいしいご飯を作ってくれました。


ルームメイトは私と同じ年の日本人の女子大生でした。一緒に宿題をしたりショッピングに行ったり、お互いの夢を語ったりと、留学生活の中で掛け替えのない友人でした。
私が留学先としてアメリカのアトランタを選んだ理由はこの町がアフリカ系アメリカ人公民権指導者として有名なキング牧師ゆかりの土地だからです。調査のため週末には、ホストファミリーとルームメイトの3人で、キング牧師歴史記念地区に行きました。ここにはキング牧師が生前着ていた、洋服や使用したマイクなど、キング牧師にまつわる品物が展示されています。教会内ではキング牧師のスピーチが流されていて、まるでその場にキング牧師がいるような気持ちになりました。壁や記念碑に書かかれた平和を願う言葉の一つ一つがとても胸に響きました。

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私は通学中バスに乗りながら、バスボイコット運動のローズ・パークスさんの話を思い出しました。今は当然のように、肌の色や人種に関係なく誰もが自由に席を選び、バスを利用することができます。このような差別のない社会が当たり前になった陰には、キング牧師の大きな努力があることを改めて痛感しました。
また実際クラスメイトに、キング牧師についてどう考えているか聞いてみました。友人の一人は``It's wrong to judge people by the color of their skin. He is a hero of the world not only of America''と言いました。他のクラスメイト達も``He is a hero''と口をそろえて言いました。改めてキング牧師は世界の英雄であると実感しました。
この短期留学を通して、キング牧師の足跡をたどることができたばかりではなく、人種の垣根を越えて、様々な人たちと出会えたことは、私にとって一生の財産となりました。海外で自分一人で考え行動した経験は私にとって大きな自信に繋がりました。短期海外語学研修支援金制度でアメリカのアトランタにいかせていただいたことに、心より感謝しています。

投稿時間:2013年6月25日 16:06 | 固定リンク

2013年06月18日

短期留学報告(1)~アイルランド編

短大には様々な留学プログラムがあります。そのうちの一つ、短期海外語学研修支援金制度を使って、留学した学生のレポートを紹介したいと思います。
この支援金制度の特徴は、1)自分一人の力で計画を立てて実行すること、2)英語の学習以外にその地で学べる研究課題を提示すること、が求められます。
まずは、アイルランドに留学したS.Hさんの報告です。
(*彼女は明日、チャペルの時間に報告する予定です。)


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20130618tan02s.jpg春休みの1ヶ月間アイルランドの首都ダブリンに行ってきました。私にとって初めての海外で、全ての手配を自分でしたので不安もありました。実際、フランスでの乗り継ぎに間に合わないというトラブルもありましたが、空港のスタッフに訪ねてすぐに解決し、無事予定日にアイルランドに到着できました。
ホストファミリーは少し年配のマザーだけでしたがよく話しかけてくれたし、他にステイメイトもいて、マザーの息子や孫たちもよく訪ねてきていたので寂しさはありませんでした。
学校は、日本・韓国・中国・フランス・ブラジル・スペイン・ロシア・サウジアラビア・トルコetc...色んな国の人がいました。私は中国人でスペイン在住の子と仲良くなり、他の日本人の子と一緒に日本食パーティーを開き招いたら、後日お返しにスペイン風のパスタを作ってくれました。スペイン語の数字も教えてもらったり、日本語の数字を教えたり、一緒に外食に出かけたりもしました。他に、日本のアニメが大好きなサウジアラビアの子とも仲良くなり、日本のアニメや漫画文化のすごさを、日本を出て実感しました。
2週目の土日にはアイルランド西部のゴールウェイという町に一人で旅行に行きました。土曜日にはゴールウェイの町から2時間ほどかけて「モハーの断崖」というところに行ってきました。大西洋に切り立った崖でぎりぎりから下を見おろせて、すごい迫力でした。日曜日にゴールウェイの町を歩くと、観光地のはずなのに日曜日に営業していない店があったり、開店していても午後からだったり、時間が短かったりする店も多く、これはキリスト教の影響なのかなと感じました。

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滞在最終日には、アイルランド最大のお祭りであるセントパトリックデーのお祭りを見ました。観客は皆、緑のものを身に付け、世界各国から来た人達が手の込んだ仮装でパレードをしていてとても賑やかでした。

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初めての海外でトラブルもありましたが、ちゃんと対応できたことで自信に繋がりました。様々な国の人とたくさんの思い出もできてとてもいい経験でした。

投稿時間:2013年6月18日 16:18 | 固定リンク

2013年06月13日

留学特集(2) カリフォルニアから留学レポート

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前回のボストンに引き続き、今回はアメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルス近郊に留学中のS.Hさんの声をお届けしたいと思います。彼女は、短大を1年間休学し、私費留学をしています。

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私はAmericaのCalifornia州LAより車で40分程の少し田舎町のLa Verneに来て3ヶ月少しが経ちました。朝晩は涼しくて、昼間はすごく熱いので温度調節が難しいです。今ではこちらの生活に慣れましたが、最初の一ヶ月は期待していた留学とは少し違い苦労しました。ホームステイ先のホストファミリーの生活リズムがとても早寝早起き(20時就寝・3時起床)で、少し遅く帰るとシャワーに入れず、なかなか自分のリズムが作れなかったためです。それで2ヶ月過ぎてからは日本人の友達とルームシェアを始めました。隣には台湾人のカップルと韓国人の3人が住んでいます。オムライス、親子丼やお好み焼きなど日本食を振る舞いましたが大好評でした。

学校は朝の8時10分始業で6コマあります。ランチは大学の施設のcafeteriaを利用したり、韓国料理屋に行ったり、アパートメントに住み始めてからはサンドイッチを作っていったりしています。友達は中国人がやはり多いです。続いて台湾人・アラビア人・韓国人。ネイティブスピーカーのアメリカ人と話す機会は学校と、週に1度のconversation café(学校周辺の近隣住民と生徒が雑談できる時間)に限られていますが、来た時より確実にリスニング力・スピーキング力は上がっていると思います。今では日常会話には差し支えなく、少し難しい会話をしてもついていけるぐらいです。自信がついてからは授業中でも自分の意見を堂々と言えるようになりました。

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これまで私は、中学校から専願入試で高校に入り、高校から指定校推薦で短大に入学したので、恥ずかしい話ですが、勉強という勉強をしたことがありませんでした。女学院の短大の2年間で就職活動をしても社会に出る自信が持てませんでした。それで、前々から興味があった留学をすることに決めました。お金は全額奨学金なので就職してからは死ぬ物狂いで返済しなければなりません。でもここで経験を積み、成長して帰りたいと思っています。

投稿時間:2013年6月13日 16:37 | 固定リンク

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