2013年06月13日
留学特集(2) カリフォルニアから留学レポート
前回のボストンに引き続き、今回はアメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルス近郊に留学中のS.Hさんの声をお届けしたいと思います。彼女は、短大を1年間休学し、私費留学をしています。
私はAmericaのCalifornia州LAより車で40分程の少し田舎町のLa Verneに来て3ヶ月少しが経ちました。朝晩は涼しくて、昼間はすごく熱いので温度調節が難しいです。今ではこちらの生活に慣れましたが、最初の一ヶ月は期待していた留学とは少し違い苦労しました。ホームステイ先のホストファミリーの生活リズムがとても早寝早起き(20時就寝・3時起床)で、少し遅く帰るとシャワーに入れず、なかなか自分のリズムが作れなかったためです。それで2ヶ月過ぎてからは日本人の友達とルームシェアを始めました。隣には台湾人のカップルと韓国人の3人が住んでいます。オムライス、親子丼やお好み焼きなど日本食を振る舞いましたが大好評でした。
学校は朝の8時10分始業で6コマあります。ランチは大学の施設のcafeteriaを利用したり、韓国料理屋に行ったり、アパートメントに住み始めてからはサンドイッチを作っていったりしています。友達は中国人がやはり多いです。続いて台湾人・アラビア人・韓国人。ネイティブスピーカーのアメリカ人と話す機会は学校と、週に1度のconversation café(学校周辺の近隣住民と生徒が雑談できる時間)に限られていますが、来た時より確実にリスニング力・スピーキング力は上がっていると思います。今では日常会話には差し支えなく、少し難しい会話をしてもついていけるぐらいです。自信がついてからは授業中でも自分の意見を堂々と言えるようになりました。
これまで私は、中学校から専願入試で高校に入り、高校から指定校推薦で短大に入学したので、恥ずかしい話ですが、勉強という勉強をしたことがありませんでした。女学院の短大の2年間で就職活動をしても社会に出る自信が持てませんでした。それで、前々から興味があった留学をすることに決めました。お金は全額奨学金なので就職してからは死ぬ物狂いで返済しなければなりません。でもここで経験を積み、成長して帰りたいと思っています。