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短期大学部 英語科 英語科 Today

旅程管理 一覧

2013年10月01日

旅程管理実務研修(2013)報告:シドニーコース

今回は、実務研修を引率した垣原先生、それから学生を代表して、A.N.さんにレポートしてもらいます。


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実務研修出発前には必ず2日間の事前勉強会をして、業務についてのシミュレーションをしてから実務に臨んでいます。が、海外ではいろいろなハプニングが起こり、それに対応して行くことが要求されます。(いろいろなイレギュラーに対してきちんとした対応ができるようにしておくことが重要なので、むしろ人命に関わらないハプニングはたくさん起こるととてもよい経験になるのです。)
前回のヨーロッパ同様、シドニーでも正しい情報が伝わっていなかったり、小さな変更は発生しましたので、それなりに体験できたと思います。今回の実務研修も参加者6名で5日間を回しましたので、一人の業務負担が多かった分、たくさん体験できたようです。

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全員しっかり自分の担務をていねいに準備し、取り組んでいました。この体験を今後の人生に役立てられればいいなと願っています。(垣原)


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20131001_tan4.jpg4泊5日でシドニーに旅程管理研修に行きました。今回の研修では、授業で聞いただけではピンと来なかったツアーコンダクターの仕事を肌身に感じられるとてもいい経験になりました。
私は、バス内でのレストランのご案内やホテルのチェックアウトの説明などを担当しました。自分のことで頭がいっぱいになりがちですが、お客様にも目を向けなければならないのがツアーコンダクターの仕事です。私が担当だったのはほんの20分程度だったと思われますが、非常に頭を使いました。実際に体験してみないとわからない大変さを目の当たりにしました。隣で私たちをフォローしてくださったガイドさんはキラキラ輝いて見えました。
研修は、大変なことばかりではなく、観光もできるため楽しみもあります。世界遺産のオペラハウスをはじめ、セントメアリー大聖堂で本場のパイプオルガンを見学し、ブルーマウンテンで壮大な自然を感じ、動物園や蝋人形館の見学などもありました。ディナークルーズで少し大人なディナーも楽しめました。

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何より、新しく出会った友人との仲が深まりました。クラスの仲の良かった友人がみんなほかの国を希望していたため、一人でこのシドニー研修に参加しました。不安でいっぱいでしたが、この五日間で仲良しになりました。帰国するのが寂しかったです。先生方には大変お世話になり、親睦も深まりました。
新しい挑戦をする第一歩としてふさわしい研修でした。ツアーコンダクターの仕事をこの時期に体験できる機会はなかなかないと思います。是非皆さんにも自分を成長できる旅程管理研修に参加してほしいです。

投稿時間:2013年10月 1日 09:35 | 固定リンク

2013年09月18日

旅程管理主任者実務研修(2013)報告:ドイツ・チェコ・ロンドンコース

お待たせしました!
8月末から9月にかけて旅程管理実務研修(ヨーロッパコース)に参加した学生(M.T.さん)に研修内容をまとめてもらいましたので、ご紹介したいと思います。
今回の研修には全部で17名の学生が参加しています。引率した垣原先生によると、ドイツ・チェコは福岡と違って爽やかな秋を感じさせる気候で過ごしやすかったそうです。
研修に参加した学生は皆、旅程管理主任者の業務についてよく勉強していて、一生懸命取り組んでいましたよ、とお褒めの言葉をいただきました。


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1.期間: 平成25年8月26(月)~9月2日(月)8日間 
2.訪問国: ドイツ→チェコ→イギリス 

私は今回、8日間の旅程管理実務研修 ヨーロッパコースに参加しました。
ドイツ・チェコ・イギリスの3カ国に行き、その国々でたくさんの発見や知識を得ることができました。
まずは行く前の事前勉強会として、この研修で行う2人ペアの仕事を決め、その場の添乗業務を教科書や先生から情報を得て、内容を決めていきました。
私は、ドイツ ミュンヘンのホテルからチェコ プラハへ行き、プラハ観光からホテルチェックインまでと、最終日の帰国の担当をしました。

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ドイツからチェコまで事前情報では電車での移動だったのですが、当日はバスへと変更になりました。このように、事前情報から変更することもあったのでそのことを伝えることも大切な仕事でした。
また、チェコでは現地ガイドの方との打ち合わせや、観光中のお客様(生徒)の誘導なども大切な役目でした。
帰国日も飛行機の搭乗ゲート案内、預け荷物・持ち込み手荷物についてのご案内、乗り換えのことなどをお伝えする仕事がありました。

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今回の旅程管理実務研修でさまざまなことを学びました。
出発日・帰国日が同じ飛行機の一般のツアーグループがいました。その中に実際に添乗員として働いている方がいらっしゃり、私はその方がどのようにお客様のことを見て、接していらっしゃるかを見ていました。
その方は、飛行中何度もお客様のところへ行き「お腹はすいていませんか」「気分は大丈夫ですか」「着陸時間は○時○○分で、現地時間は○時○○分です」などとこまめにお客様とコミュニケーションされていました。
また、添乗業務は実際にしてみないと分からないものでした。その時その時で何が起きるか分からないので、その場にあった対応をすぐに考えなければいけません。
今回のこの研修で、私たちは事前情報に合わせて準備できましたが、添乗員の方は一から飛行機やホテルの手配などを旅行会社や現地スタッフの方々と打ち合わせをしながら決めていかなければならないので、本当に大変な仕事だということを知りました。この実務研修は新しい職種について学ぶことができるとても良い機会だったなと思っています。
ありがとうございました。


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実務研修は、座学では学べない様々な生きた勉強ができる場ですよね。参加した学生は皆、貴重な経験をして、視野を広げ、いい社会勉強ができたのではないかと思います。この経験をこれからの日々の学習にも生かしてくださいね。
次回はオーストラリアコースの報告をしてもらおうと思います。お楽しみに。

投稿時間:2013年9月18日 13:14 | 固定リンク