2013年06月18日
短期留学報告(1)~アイルランド編
短大には様々な留学プログラムがあります。そのうちの一つ、短期海外語学研修支援金制度を使って、留学した学生のレポートを紹介したいと思います。
この支援金制度の特徴は、1)自分一人の力で計画を立てて実行すること、2)英語の学習以外にその地で学べる研究課題を提示すること、が求められます。
まずは、アイルランドに留学したS.Hさんの報告です。
(*彼女は明日、チャペルの時間に報告する予定です。)
春休みの1ヶ月間アイルランドの首都ダブリンに行ってきました。私にとって初めての海外で、全ての手配を自分でしたので不安もありました。実際、フランスでの乗り継ぎに間に合わないというトラブルもありましたが、空港のスタッフに訪ねてすぐに解決し、無事予定日にアイルランドに到着できました。
ホストファミリーは少し年配のマザーだけでしたがよく話しかけてくれたし、他にステイメイトもいて、マザーの息子や孫たちもよく訪ねてきていたので寂しさはありませんでした。
学校は、日本・韓国・中国・フランス・ブラジル・スペイン・ロシア・サウジアラビア・トルコetc...色んな国の人がいました。私は中国人でスペイン在住の子と仲良くなり、他の日本人の子と一緒に日本食パーティーを開き招いたら、後日お返しにスペイン風のパスタを作ってくれました。スペイン語の数字も教えてもらったり、日本語の数字を教えたり、一緒に外食に出かけたりもしました。他に、日本のアニメが大好きなサウジアラビアの子とも仲良くなり、日本のアニメや漫画文化のすごさを、日本を出て実感しました。
2週目の土日にはアイルランド西部のゴールウェイという町に一人で旅行に行きました。土曜日にはゴールウェイの町から2時間ほどかけて「モハーの断崖」というところに行ってきました。大西洋に切り立った崖でぎりぎりから下を見おろせて、すごい迫力でした。日曜日にゴールウェイの町を歩くと、観光地のはずなのに日曜日に営業していない店があったり、開店していても午後からだったり、時間が短かったりする店も多く、これはキリスト教の影響なのかなと感じました。
滞在最終日には、アイルランド最大のお祭りであるセントパトリックデーのお祭りを見ました。観客は皆、緑のものを身に付け、世界各国から来た人達が手の込んだ仮装でパレードをしていてとても賑やかでした。
初めての海外でトラブルもありましたが、ちゃんと対応できたことで自信に繋がりました。様々な国の人とたくさんの思い出もできてとてもいい経験でした。