新聞の読み方

短期大学部の必修科目「基礎演習」の一部のクラスで,6月10日,17日の2回にわたり「新聞の読み方」と題する授業を行いました。この授業では,読売新聞で実際に編集作業に関わっている方を講師として招聘しました。

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 この授業を受講した学生は,新聞の使命とは何か,どのように新聞ができ上がるのかという概論的な話を聞いたあと,来年から始まる裁判員制度に向けた新聞社の取り組みについて学びました。新聞は現在,社会的要請として,読者に予断を与えない報道をするように心がけており,実際に6月9日に起こった「秋葉原無差別殺害事件」と昭和56年6月に起こった「深川通り魔事件」の記事を比較し,記事の書き方がどのように変わったのかを考えました。授業の最後に,学生自ら新聞記者になったつもりで記事に見出しを付ける作業を体験しました。

HP担当者 | 閑話 | 2008.06.24 Tuesday

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