2009年07月 アーカイブ

2009.07.01 Wednesday

講演会「就活に向けて:新聞購読のすすめ」

IMG_9549.jpg福岡女学院大学短期大学部では,6月23日に上島誠司さん(朝日新聞社)を招聘し,1年生を対象とした講演会を開きました。

講演会のテーマは,100年に一度の不況と言われ,就職状況が厳しい現在,就職活動をする学生に求められているものについてでした。就職活動には経済や政治などの世の中の動きを把握している必要があり,日頃から新聞を読むことの大切であるということ,また,社会に出てから異世代とコミュニケーションを図る必要があり,そのためには「教養」が重要であることが述べられました。「教養」は豊富な語彙に支えられるものであり,豊富な語彙は日頃からいかに言葉を使っているかによることが強調されました。

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講演会終了後,講師の上島さんに質問する学生

福岡女学院大学短期大学部では,今年度より朝日新聞社が開発したeラーニングサービス「e学び力」を導入し,学生の日本語力の育成と新聞などを通して世の中の動きに関心を持たせる取り組みを行っています。 

2009.07.08 Wednesday

広島旅行:交換留学プログラム

本学にやってきた交換留学生3人が,彼女たちのホストファミリーの学生3人と一緒に広島へ日帰り旅行をしました。行程は,広島平和資料館-昼食(お好み焼)-宮島-広島駅。

広島平和記念資料館では、館内を各自で自由に見て回りました。留学生の1人は,原爆が投下された時間で止まったままの時計に興味を持ち,写真を撮っていました。資料館を出て,原爆ドームのある平和公園を歩きました。原爆ドームを背景に,みんなで写真を撮りました。

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お昼は,広島風お好み焼きを食べました。お好み焼きが目の前の鉄板で焼かれていることに興奮した留学生は,帰国してからお好み焼きに挑戦するとのこと。

宮島に到着すると,鹿のお出迎え。鹿は留学生の食べ物を見つけて,留学生の後を追いかけていました。

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厳島神社へ行く途中,海を背景にみんなで写真を撮りました。

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2009.07.21 Tuesday

フォーラム「アジア系アメリカ人について」

交換留学プログラムでは,留学生がインターナショナル・フォーラムでいろいろな話をします。6月24日のフォーラムで,留学生の1人,リズさんが「アジア系アメリカ人について」という題で話をしてくれました(もちろん英語で。)

リズさんは,自分の民族の話をすることでアメリカ合衆国の文化の多様性を示しました。リズさんはモン族出身です。モン族は昔,中国の一部で生活をしていましたが,政治の圧力によりアジア一帯に離散させられてしまったという悲しい歴史があります。現在,モン族は自分の国は持たないものの,離散した各国で自らの文化を守り続けています。リズさんの祖先もアジアの一国に暮していましたが,アメリカ合衆国に移民を決意し,今はアメリカ人として生活し,モン族の文化を守り続けています。アメリカ合衆国は様々な文化が存在し続け,その文化同士の対立と融和のダイナミズムのなかで,オバマ新大統領が誕生したのではないかと感じさせる話でした。


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2009.07.22 Wednesday

Farewell Party

7月6日に行われたFarewell Party(お別れのパーティ)で交換留学プログラムが幕を閉じました。ウィスコンシン大学とアクイナスカレッジよりきた留学生たちは約3週間の間,日本語や日本文化について学ぶ一方で,本学の学生のクラスにゲストとして参加し,交流を深めました。

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日食

7月22日の日食を見ましたか?福岡では太陽の90%が月の影に隠れる部分日食を見ることができました。

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日食の時間がちょうど休み時間ということもあって,学生も教員も外に出て日食を観察していました。

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2009.07.31 Friday

留学体験記:英語とフラと

picture_s2.jpg今年の春に短期海外語学研修奨学金制度を利用して,ハワイに留学したSさん。ハワイではホームスティをしながら,英語とフラダンスを学んできました。Sさんの体験記をお届けします。


英語とフラダンスを学ぶために、大学の奨学金制度を利用して1ヶ月間ハワイに行きました。ハワイ滞在中はホームスティをしました。ホストマザーはお裁縫が上手で、服を自分で作るほどでした。読書も好きで、ハワイの歴史書やフラダンスの本や新聞などを私によく薦めてくれました。ホームファミリーにはTamaraというスイスからの留学生も一緒になりました。私と同じ19歳でしたが、本当に賢くて、母国語のドイツ語と外国語のフランス語と英語3ヶ国語を自在に話せました。ですから、英語が分からないときにはTamaraに聞き、地元のことが分からなければホストマザーに聞くことができました。

picture_s1.jpg語学学校では、初日にレベル別クラスに振り分けるためのテストが行われました。面接、リスニング、ライティングのテストでした。幸い、私は中級から上級クラスだったので比較的日本人の少ないクラスでした。スイス人が多く、次いで日本人、スペイン人、フランス人、韓国人といったインターナショナルなクラスでした。

授業はライティングとスピーキングが毎日あり、木曜日には、ミニプロジェクトが課されました。これは、自ら選んだ題材でレポートを作成し、プレゼンテーションをおこなうものでした。レポートは、月曜から水曜で習った文法や語彙を取り入れて書きました。私は "Legend"という課題で,源義経を題材にプロジェクトに取り組みました。このときは過去形とwhenやwhile, alreadyなどのtime wordsを使ってレポートを書かなければなりませんでした。

picture_s3.jpg今回の研修のもう1つの目的であるフラダンスも学校で受講することが出来ました。プライベートレッスンだったので、先生と時間の折り合いをつけ、2時間のレッスンを8回受けました。フラダンスの先生はまず私に「Good Hulaを教えたい」と言いました。フラダンスは、ヒップホップなどのリズムで踊るダンスと異なり、1つ1つのハンドモーションに意味があり、歌の歌詞を現しています。また、フラダンスには2パターンあり、古典フラのフラカヒコと私が習った現代フラのフラアウアナに分けられます。古典フラは、ハワイ王族を称えるものがたくさんあります。ハワイの歴史とフラダンスは切っても切り離せない関係だと学びました。また、フラパフォーマンスを行っている所がたくさんあり、文化の継承を身近に感じることが出来ました。ハワイは、ショッピングも出来る環境がたくさんありますが、一方で美しい海と無料で楽しめるフラパフォーマンスがあるので、お財布を持たなくても、ビーチサンダル片手にハワイを満喫できると思います。

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オープンキャンパス準備完了

8月1日〜2日にオープンキャンパスがあります。今年のオープンキャンパスでは卒業生や在学生が話をする企画や模擬授業などありますが,短大の教員が毎年盛り上がるのが,短大の部屋(学科ブース)作りだったりします。

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学生スタッフのみなさんと一緒に留学制度やエアライン講座,小笠原流礼法などの授業のことを紹介する資料を作って,展示しています。

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また,今年の11月に開催するグレープカップコンテスト(高校女子生徒のための英語暗誦大会)の課題「The Giving Tree」に関する展示もあります。

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当日は短大の教員・学生が短大の部屋で待っていますので,気軽に話しかけてください。ご来場お待ちしています。

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