2013年06月06日
留学特集(1) ボストンから留学レポート
短大には様々な留学プログラムがあります。6月は「留学特集」と題して、現在留学中の学生の声、留学から帰ってきた学生の声など多数、紹介したいと思います。トップバッターは、5月よりアメリカ、ボストンに留学しているA.Sさんのレポートです。彼女は、短大の認定留学制度を利用して、約1年間短大を休学し、ボストンで語学研修をしています。
ボストンに来て2週間になりました。様々な出来事に悪戦苦闘しつつも頑張っています。
私はホームステイをしています。事前情報ではお父さん、お母さん、6歳の子供、ルームメイトが一人の予定だったのですが、いざ家に到着してみると、なんと他に6人も学生がいました。メキシコ人、コロンビア人、カナダ人、韓国人、スイス人、中国人...すごくグローバルです。ご飯を食べるときは皆ダイニングに集合して食べます。賑やかで楽しいですが、たまに人が多すぎてストレスに感じることもあります(笑)... ホストマザーのご飯はとても美味しいです。
ステイ先は街からは少し離れた住宅街にあり、学校まではおおよそ一時間で、バスと電車を使っています。自分の思っていることを上手く言葉にできずもどかしい時もありますが、毎晩正しい答えを調べ、英語を自分のものにしようと努力しています。
週末は街へ足を運び、初めて見る海外の風景に毎回ワクワクしています。
ボストンマラソン爆破テロ事件が約一カ月前に起こりましたが、それに関連する警察、住民の警戒などはあまり感じません。ですが街を歩いていると、BOSTON STRONGと書いてあるTシャツを着た人をよく見かけたり、亡くなった方の慰霊碑のようなものが建てられている場所には今でも多くの人が足を運んでいます。私も実際にそこへ行きましたが、テレビで見ていた光景を自分の目で見ると、ゾクッと鳥肌が立ち、同時に亡くなった方のことを思うと涙ぐまずにはいられませんでした。たくさんのランニングシューズや帽子、人形などが供えられ、ここに訪れる皆が、亡くなった4人の方へ祈りを捧げている事を感じることが出来ました。悲しい事件が起きた街ですが、今ではそこに集う人々の表情は明るく前向きです。
色々と思い悩むこともありますが、まだまだ留学生活は序盤なので、前を向いて頑張ります!