2013年11月07日
短大英語科から世界―COACH JAPAN―へ
(セミナー『女性が世界を舞台に活躍する』より)
先日、福岡女学院大学主催の国際キャリアセミナーが開催されました。
実は、そのパネリストの一人、倉田浩美(コーチ・ジャパン合同会社マーケティング部シニアVP)さんは、福岡女学院大学短期大学英語科の卒業生なのです。
英語を使って活躍する彼女からのメッセージは、どのようなものだったのでしょうか。
―女学院短大での時間を振り返り...
第一に、チャペル、という自分を見つめ直す時間が持てたことは、とても貴重な経験だったと倉田さんは振り返っています。(私たちは、つい日々の生活に追われて疎かにしがちですが、僅かな時間でも静かにお説教に耳を傾ける時間を持つことは、本当に素晴らしい時間であること、改めて考えさせられる言葉でした。)
また、友達に誘われて入ったクラブ、ワンダーフォーゲル部で、忍耐力と持続力を学んだそうです。おしゃれなイメージの「山ガール」とは程遠く、現実は、重い荷物を背負って長い道のりを歩く山登り。でも、その中で育んだ友情は今でも続いているそうです。
―COACH JAPANまでの道のり
倉田さんは、英語科を卒業後、一旦、就職され、その後アメリカの大学に留学されました。そして、PWC、GAPなどの外資系の企業で活躍された後、今のCOACH JAPANに移られたそうです。今では、マーケティング4部門を統括するVPの地位におられます。
ただし、そのような倉田さんですが、順風満帆な道のりを歩いて来られたわけではありません。卒業後、就職に悩み、大きな挫折を感じたこともあったそうです。ただ、その挫折感が、より強い自分に変えてくれたとおっしゃっていました。
―留学とは
国際的な経験は、自分の可能性を広げてくれるもの。英語ができれば、どの外資系企業でも役に立つ、と。
さあ、英語科の皆さん、これから短大英語科を目指す皆さん、
自分の可能性を広げるため、切磋琢磨して、高い目標を持って頑張っていきましょう。