2013年04月30日
宿泊研修の感想1
参加した新入生の皆さんの感想を、これからこのブログで少しづつ紹介したいと思います。栄えある第一話は、小説風に趣向を凝らした作品。ゆらぐ心持ちなど不安な気持ちがうまく心理描写されています。
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小説風「宿泊研修の思い出」
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研修合宿の前日のオリエンテーション終了後、唐津での部屋割りが発表された。
まだ見慣れない学籍番号での発表に、自分のを探すのに時間がかかりながらも、
同じ部屋の誰か分からない仲間の番号から「どんな人だろう?」「仲良くなれるかな?」と思いを募らせた。
だんだん同じクラスの仲間を探し出すみんなに混じり、私も期待と不安を抱えながらも
次々に集まりだした輪の中で同じクラスの子たちの顔と名前を覚えようと必死になった。
家に帰り、それぞれの第一印象を思い出し気持ちが落ち着かないまま就寝。
翌日、緊張が続くなか唐津へ出発。
少し冷えた夕食を食べながらの会話、部屋から見える海、島。夜の布団の上での雑談に、
朝のアラーム、これから始まる大学生活の話をはじめ、まだまだ気づかれする部分がありながらも
楽しいひと時をすごすことができた。
同じ部屋の仲間やクラスの仲間たちと会話を重ねるにつれ親睦が深まり
前日に抱いていた不安が一つ一つ、解消されていっていた。
とくに二日目に行ったミッションダンスはみんなと笑いながら楽しく踊ることができ、とても気に入った。
これから先、宿泊研修の思い出を思い返せば、必ずやミッションダンスを思い出すだろう。
「みーぎ、ひだり、まーえ…」「ミッション!」「バンザイ!」