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人文学部 現代文化学科 現代文化学科 Today

多彩なゼミ・ユニークな授業 一覧

2014年02月14日

【ゼミの学外調査】博多で「昔」を見つけよう

高岡ゼミ(2年ゼミ)では毎年、「まち歩き」をテーマに博多をフィールド調査します。
博多は福岡で暮らす私たちにとっては身近な街ですが、普段はつい見落としてしまう魅力が実はたくさん詰まっています。それを発見する旅が「まち歩き」です。

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この日はまず中洲川端商店街から櫛田神社を通り、博多町家ふるさと館まで歩きました。昔ながらの町家や路地、レトロな人力車や雑貨などに出会い、いつもとは違う博多を見つけます。

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その後、古いお寺の残る御供所エリアを歩きます。「まるで京都に来たみたい」と学生たちも興奮ぎみ。

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まちを歩いていると老舗の和菓子屋さんや地域のアンテナショップ、最新のデザイナーズショップなどにたまたま遭遇します。そんないくつもの偶然の出会いがまち歩きの最大の魅力ですね。「こんなに歩いたのは久しぶり」「もう足が動かない~」という声もちらほら。次はもっとハードな長崎でのまち歩きが待っています。さて、どうなることやら...。


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投稿時間:2014年2月14日 13:14 | 固定リンク

2014年02月13日

【学生の研究活動】歴史都市としての福岡

現代文化学科3年生の研究チームが論文大会に出場し、全チームが優秀賞を獲得したことは以前にお知らせした通りです。
2013年11月17日『学生の研究が学会で表彰されました!』

各チームの研究内容や研究にあたって学んだことなどをリーダーに振り返ってもらいます。


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福岡といえば「おいしい食べ物や商業施設が充実している」などが思い浮かぶと思います。しかし、歴史都市というイメージはありますか?そこで私たちは「福岡は歴史都市となりえるのか?」と題して発表をしました。この論文大会の活動を通して学んだことが3つあります。
まず、団結する力です。チームで論文を書くので、常に集まることを心掛けました。まず章ごとに役割分担をし、個々で論文とパワーポイントを作成しました。毎日連絡を取り合い、1人が来れなければ2人で作業をし、どうしても集まれなければ各自が自宅で作業をし、次の日みんなに見てもらうようにしました。気になるところは全員で一緒に手直しをしながら論文を完成させていきました。また、私たちのチームには中国人留学生のCさんがいました。毎日が国際交流で、日本語は単語と単語が繋がるとイントネーションが変わり、話し言葉と発表の際の言葉も違うので、イントネーション練習の時間をとりました。この時間のおかげで毎日当たり前に話している日本語の難しさを再確認しました。留学生はこういうところが分からないから、どう伝えたら理解出来るのだろうかと、Cさんがいなかったら気づけない部分が沢山ありました。また、私たちは発表でCさんの中国語を活かせる箇所を作ったのもこだわりです。

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次に、仲間の大切さです。私自身、人それぞれ価値観があるのでチームで論文を書くと喧嘩になり大変なのではないかと思っていましたが、自分にはないアイディアを出してくれたり、おかしい部分を訂正してくれたり、1人では気づけなかったことを教えてくれました。毎日夜遅くまで残ったり、徹夜で作業する日も続き、本番2週間前に体調を崩してしまいました。それぞれ焦っているはずなのに、「ゆっくり休んでいいよ。」と言ってくれて本当に嬉しかったし、人の温かみを感じました。

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最後に何があってもあきらめない心です。私たちのチームは早くに"大河ドラマと地域活性化"というテーマで論文の流れも決めていましたが、先生から「ひねりがない。おもしろくない。」と言われ、本当にこの論文テーマでいいのかと悩みました。悩んでいる間にも他のチームはどんどん進んでおり、焦りを隠せませんでした。新しい案で決定し、いざ市役所に聞き取り調査へ行くと、自分たちが考えていたものと違うことを言われてしまい、論文提出2週間前にすべて白紙になりました。この時は本当に逃げ出したかったし、本当に完成するのか心配でたまりませんでした。最終的に、"大河ドラマ"から"歴史"というキーワードが思いつき、"福岡は歴史都市となりえるのか?"というタイトルで決定しました。すべてを壊して新しいものを作ることは凄く大変で勇気のいる作業でしたが、あの時諦めずに頑張ったからこそ、本番ではいい発表ができ、「面白い題材だね」と評価してもらい、優秀賞を取れたのだと思います。

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投稿時間:2014年2月13日 15:20 | 固定リンク

2013年11月24日

【ゼミの学外調査】 京都 世界遺産研修

田中ゼミ(3年)では、文化遺産の保存や活用をめぐる問題について、テキストの輪読やフィールドワークを通して学んでいます。11月初めの連休には、ユネスコ世界遺産「古都京都の文化財」を実際に見学し文化遺産観光や文化遺産の保全活動について理解を深めることを目的に、京都に1泊2日の研修旅行を実施しました。

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一日目にまず訪れたのは、ユネスコ世界遺産に登録されている賀茂御祖神社でした。下鴨神社の通称も知られる京都でも最も古い神社のひとつです。

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そこから清水寺へ移動し、重要伝統的建造物群保存地区として、歴史的な街並みが残されている参寧坂、二年坂から、祇園界隈まで散策しました。

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二日目は、金閣寺銀閣寺を見学しました。連休の中日で混雑していましたが、外国語が聞こえてくるところに、国際的観光地を実感しました。

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研修旅行の最後に、和菓子屋さんでの和菓子つくり体験をしました。練りきりで菊、紅葉、錦秋(紅葉した秋の山)を作るのですが、なかなか講師の職人さんのように美しい形にはできませんでした。

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短い時間で駆け足になったところはありましたが、研修旅行を通して京都に残された遺産としての伝統文化を様々な形で体感することができました。

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投稿時間:2013年11月24日 14:28 | 固定リンク

2013年11月17日

学生の研究が学会で表彰されました!

現代文化学科3年生4チームの研究が学会で表彰されました

11月16日(土)に九州産業大学で開催された大学生研究論文発表大会(日本観光研究学会九州・韓国南部支部主催)に現代文化学科高岡ゼミから3年生4チーム(14名)が出場し、日頃の研究成果を発表しました。

IMG_4502.JPG各チームの研究テーマは、
「神宿る遺産の現状と未来  世界遺産登録は地域活性化の一歩となるか」(リーダー 宮川さん)
「福岡は歴史都市となりえるのか」(リーダー 栗原さん)
「夜を彩る文化  福岡・屋台の今とこれからを探る」(リーダー 吉田さん)
「イルミネーション観光の光と影  ”光”による相互感動は可能か」(リーダー 杉山さん)
です。

九州各地の大学で観光について研究している12チームが出場し、審査の結果、6チームに優秀賞が授与されます。昨年度に引き続き、現代文化学科から出場した4チームすべてが優秀賞を獲得しました。(優秀賞のなかの順位はありません)

IMG_4550.JPG表彰式に続いて行われた交流会では、審査員の方々や他大学の先生、学生の皆さんと交流し、お互いの労をねぎらいました。

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投稿時間:2013年11月17日 14:18 | 固定リンク

2013年10月14日

4ゼミ合同の卒業論文中間発表会

現代文化学科の佐島ゼミ・高岡ゼミ・田中ゼミ・日野ゼミ合同で4年生による卒業論文中間発表会が始まりました。

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4つのゼミに所属する約70名の学生が、4年間の学習の成果を発表します。発表テーマは現代文化学科らしく、観光や異文化、地域活性化、日本文化など多種多彩です。


DSCF4258.JPGまず、学生による5分間の発表の後、コメンテーターの教員や出席者(教員や学生)との質疑応答が5分間続きます。鋭い質問にも、発表者は真剣に答えていきます。

IMG_3840.JPG10/3から3週連続で行われる発表会は今週17日が最終日。発表会が終われば、学期末の提出に向けて執筆をさらに進めていきます。

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投稿時間:2013年10月14日 21:19 | 固定リンク

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