2010年10月29日
映画祭でのインターンシップ 〈学生レポート〉
私は7月からボランティアとして、9月17日から26日まではインターンシップ生としてアジアフォーカス福岡国際映画祭に参加させていただきました。
インターンシップの内容は主に広報活動でした。映画祭にはゲストとして、アジア各国の俳優さんや監督さんが多く来日され舞台挨拶などを行っており、私はその様子を記事にするという仕事をしました。限られた字数で読者の方に伝えることの難しさを学び、自分の文章力のなさを痛感しました。しかし、回数を重ねるごとに取材にも慣れ、記事を書くことに楽しさを感じていきました。記事を書くため、ゲストの方と話す機会が多く、国によってそれぞれ習慣が違い、私の知らないことばかりでとても勉強になりました。
通訳のボランティアの方も多く参加されており、仕事の合間にいろんな国々の言葉について教えてもらいました。広報活動だけでなく、多くの方との交流があり、勉強になることばかりで、充実したインターンシップでした。(3年 有江さん)
2010年10月29日
スペインでの世界遺産研修 〈学生レポート〉
夏休みを利用して9月1日から12日まで、ヨーロッパ世界遺産研修(フランス・スペイン)に参加しました。海外は初めてでパスポートすら持っていなかった私ですが、遂に念願の国外デビューを果たす事が出来ました。フランス・スペインと言えば有名な絵画、彫刻、建築、古代遺跡が数多く残っている所です。私は世界にそのような素晴らしいものがあるのなら自分の体や心でそれを感じてみたいと思いこの研修に参加しました。
福岡を出発して、香港を経由し半日観光した後に、フランス、スペインを観光しました。どの風景も、けして日本では見る事の出来ないものばかりで、研修の1日1日が発見と感動の毎日でした。その一つ一つに触れるたびに今回この研修に参加して良かったと思いました。
私が今回特に興味をひかれていた物があります。まずはガウディの建築物です。サグラダ・ファミリアは必見でした。まだ建設途中となっていますが生き生きとした彫刻群や、ステンドグラスは素晴らしかったです。今から完成が待ち遠しくなります。また、サグラダ・ファミリアからみたバルセロナの景色は爽快でどこまでも続く空と街の景色は感動でした。完成予定は2030年。その時にお金と時間の余裕があれば個人的にまたバルセロナの地に足を踏み入れたいと思います。
次にセゴビアのローマ水道橋です。その高さと長さに言葉を失いました。2000年も前に建造され、セメントなどの接着剤は一切使わず石を積み立てただけでこれほどの物が出来るのかと技術力の高さや精密性に驚きが隠せませんでした。今でも普通に使用する事が出来るらしく、次は実際に水が流れているところを見てみたいと新たな願望が出来ました。
今回の研修は私にとって大きな財産になりました。初めての海外がこのヨーロッパ世界遺産研修で本当によかったです。これからの生活に大きな影響を与え、今回の体験で学んだ事を色々なところで活かしていけると思います。この様な多くの感動に触れる事が出来たのも、引率の先生、誘ってくれた友人達のおかげだと思っています。今回の研修は一年生だけでしたが、気の合う仲間とともに多くの景色や時間を共有できたのはとても素晴らしい事だと思います。
世界の広さを実感しいろんな感動を多く感じることのできた中身の濃い12日間でした。皆さんも機会があれば参加し、世界の大きさ、素晴らしさを自分の肌で感じてみてください。きっと自分にとって大きな財産になるはずです。(1年 黒木さん)