福岡女学院大学短期大学部では新入生のためのオリエンテーションの一環として一泊研修を実施しています。佐賀県唐津市にある唐津シーサイドホテルを会場に、自分の将来を見つめ、学生生活を知り、学生同士あるいは学生と教員の親睦を深めることを目的に行っています。
一泊研修は開会礼拝から始まりました。ろうそくの灯火をイエス・キリストの光と女学院の伝統に見立て、2年生から1年生にその光を受け継ぎました。
女学院が大切にしている聖句「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ」(ヨハネによる福音書15章5節)の意味と、その意味が込められてデザインされた校章について学んだり、学生生活について説明を受けたりした後、クラスミーティングの時間を持ち、2年生や教員のアドバイスを受けながら、時間割を組みました。
2日目には朝日新聞社より講師を招き、就職活動に求められる日本語力について講演をしていただきました。新聞を題材に、新入生たちは与えられた記事を要約して他人に伝えたり、自分が興味を持った新聞記事を選んでほかの人に説明したりと、さまざまなアクティビティを経験しながら聞くことや伝えることの難しさを体験しました。
一泊研修の最後は、短大伝統のミッションダンスを全員で踊りました。最初は照れていた新入生も、最後には大きな声で「ミッション」と言いながら楽しく踊っていました。
一泊研修の様子を動画でも公開中。
投稿時間:2012年4月22日 20:29 | 固定リンク
2012年04月22日
旅行会社ANAセールス九州でのインターンシップ体験
私は就職活動を行うにあたり、様々な業界についてのより詳しい知識を得たいと思い、今回の研修への参加を決意しました。旅行業といっても漠然としたイメージしか持っていなかったのですが、今回実際に見学させていただき、実に様々な業務内容があるのだとわかりました。具体的には、旅行予約のシミュレーション、営業への同行、発券作業、接客演習などを行いました。これらの業務を通して学んだことは、「お客様のニーズを掴むことの難しさと大切さ」です。仕事のみならず、日々の生活で行う事は全て「相手」がいることで、その人が今何を考え何を求めているのか、そのために自分ができることは何なのかを感じることが大切だということ、またそうすることによって良い人間関係を築いていけるのだということがわかりました。
同じ会社でありながら部署により行うことは様々でしたが、それら全ての業務が「お客様に航空券を買っていただく」という同じ目的のために行われていることを知り、一体感と団結力を感じました。今まで職業について考える時はつい業務内容のことばかり考えてしまいがちでしたが、将来について考える際、本当に大切なのは「その企業の考えや目指すものが、自分の考えや価値観に合っているのか」ということだと思います。それを見極めるためには、まず自分と向き合い、自分自身についてしっかり理解する必要があると感じました。今後はこの研修で学んだことを忘れず、残りの学生生活を有意義な時間にしていきたいと思います。(3年 内川さん)
投稿時間:2012年4月22日 15:55 | 固定リンク
2012年04月20日
2012年度の入学式が行われました
<入学式>
人間関係学部心理学科では、西日本各地から111名の新入生を迎え、また今年も新しい学期が始まりました。
<新入生オリエンテーション>
入学後約1週間にわたって新入生オリエンテーションが行われます。大学での学び方や過ごし方、サークルや各種の手続きの仕方などについて基本的なガイダンスが行われます。
<一泊研修>
新入生オリエンテーションの一貫として人間関係学部では、学外のホテルに泊まっての一泊研修が行われます。宿泊場所は、例年通りソフトバンクホークスで有名なヤフードーム横のシーホークホテルでした。この研修の目的は、学生生活や履修に関して理解するとともに、新しい友人との出会いの機会を持つことです。
上級生の話を聞いたりする学科別のオリエンテーションの時間がもたれ、その合間には、仲間との出会いやふれあいを楽しむコミュニケーションゲームが行われ、楽しく時を過ごしました。 緊張気味の新入生の気持ちがリラックスするとともに、初対面同士の学生や教員とのコミュニケーションの橋渡しが行われて、新しい友達の輪が沢山できていました。夜には、学友会による学生同士での交流の時間も企画されました。
また翌日には、アドバイス役の先輩とともに履修科目の確認や時間割作りが行われ、新入生は初めての学生生活に備えていました。
(担当:米川)
投稿時間:2012年5月 8日 14:07 | 固定リンク
2012年04月14日
観光実習A(東京エアライン研修) 学生によるレポート
2月13日から2月16日の4日間、東京にある人材教育・社員研修機関、JALアカデミー(2012年4月よりJ-Presence Academy)でのマナー研修や、羽田空港周辺の航空関係施設の見学を含めた「観光実習A」に参加しました。私は、“吸収できるものは全て吸収する”“今まで大学で学んできたマナーや立ち居振る舞いなどがどこまで通用するかを知ること”を目的としてこの研修に参加しました。
初日は、宿泊していた帝国ホテルで一流の接客に触れながら、テーブルマナーについて学びました。ここで一番心に残ったことは、テーブルマナーを教えて下さった講師の先生が、マナーに関することやそうでないことも、すぐに答えて下さり、1を聞けば10教えて下さったことです。ホテルスタッフも客室乗務員もお客様と接する仕事であり、お客様とのお話が尽きないようにいつまでも勉強は怠らない姿はとても印象に残りました。
2日目、3日目は、JALアカデミーにてマナー研修を受講しました。2日間の研修で立ち居振る舞い、電話対応、ビジネスマナー、面接の練習など中身の濃い内容でした。電話対応の練習では実際に自分の声を録音し、先生に聞いてもらい、どの発音が聞き取りづらいか、自分の口調の癖などのご指摘をいただきました。自分の声を聞く機会はほぼありませんし、イントネーションや語尾の口調の癖を知ることが出来て良かったです。
今回の研修では、正しいマナー、敬語なども見直すことができ、まだまだ自分の学んできた事が実際に自分の身についていないことにも気付かされました。実践的な人前での自己紹介や面接練習ではその様子をビデオに撮っていただいたので、とても為になる研修でした。今まで気付くことの出来なかった自分の日常生活の癖を見つけられました。現在も日々気をつけて生活しています。
最終日には、とても人気があり、なかなか見学出来ないといわれる整備工場の見学に行きました。普段見ることの出来ない距離で飛行機を見ることができ、感動の気持ちでいっぱいになりました。また、安全啓発センターにも行きました。聞いたことはあったものの、詳しく知らなかった御巣鷹山事故についてビデオを視聴し、実際に墜落した飛行機の残骸や遺留品の展示を見学しました。抑えようのない気持ちが込み上げ涙が出ました。事前授業や今回の研修で空港の現場を見学させていただくことなどを通して、今まで何度も安全がどれだけ大切かを教わってきましたが、その意味を初めて心から理解できたと思います。
今回、この研修に参加出来、数々の貴重な経験が出来たことは私の糧となりました。今後、夢に向けてやらなければならないことが明確になったと思います。残り2年間、学生生活が残っていますが、この研修で再確認した、客室乗務員になりたいという夢に向けて後悔することのないように日々の生活に全力を注ぎたいと思います。(2年 中田さん)
投稿時間:2012年4月14日 17:30 | 固定リンク
福岡女学院大学短期大学部は、2012年4月2日に第49回入学式を執りおこないました。
学長 木ノ脇悦郎は、学長告辞のなかで、キケロの『老年について』を引き、人間が時間を浪費することに対して警告を発していると述べました。過ぎ去った時を取り戻すことはできないものだからこそ、短大での2年間を自分のために使って欲しいと説き、そのうえで、2年間で、総合的にものごとを理解する知恵としてのサピエンティア(叡智)を身につけ、イエス・キリストを学び、サピエンティアを深めて欲しいと述べました。
その後、新入生代表による誓いの言葉が述べられました。そのなかで、新入生代表は、なでしこジャパンが活躍したように、国際社会を支える未来のなでしこジャパンの一員になれるように努力すると抱負を話しました
投稿時間:2012年4月 3日 10:13 | 固定リンク
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