2012年09月25日
おはようございます。岩井です。
芝居の世界ではいつ会っても「おはようございます」。その日最初に出会った相手には「おはようございます」ということになっています。
私、岩井は言語芸術学科で「演劇・芸能研究J」「舞台制作」「古典文化J」などの科目を担当する一方、学外においては芝居の世界に片足をつっこんでおります。しかもかなり深く、抜け出せないほどに。
「本来」の専門は、歌舞伎・人形浄瑠璃といった日本の伝統芸能ですが、いつのまにか演劇全般が研究対象となり、あげくに脚本・演出・役者といった実践に手を染めるようになりました。すでに10数年が経過しております。
実践活動を行っている演劇研究者は、日本ではほとんどいないのではないかと思います。しかし考えてみれば、演劇は様々な要素からなる総合芸術ですから、実践を無視した研究はありえないはずです。そういう意味では、私は演劇研究の王道を歩んでいるのではないかと、ひとりそう思っております。
演劇の他にも落語や新作人形浄瑠璃など、いろいろなことに手を出しておりまして、世間ではこういうのを「器用貧乏」と申します。でも最近の学生をみていると、あまりにも自分の進むべき道を狭く考えていて、それと関係のないことには一切興味がないという傾向が強いようです。自分の限界を自分で決めてしまっているのです。悲しいじゃないですか。
だから私は声を大にして言いたい、「何でもやってみろ」と。
投稿時間:2012年9月25日 18:10 | 固定リンク
言語芸術学科で、「シンキングゲームⅠ」「英語ボキャブラリービルディングⅠ Ⅱ」「小説のスタイル」などを担当する上田です。学科は、日本語と英語両言語を取り扱いますが、私は英語担当です。
専門は、小説の文体研究で、一般には「文体論」とか「スタイリスティックス」とか呼ばれる分野です。伝えたい内容がありそれを文字にすると、意識的、無意識的に、表現の中に一種の一貫性が生まれることが多いのです。小説や詩にはそういった一貫性が暗号のように埋め込まれている場合があります。ですから、私が小説を読む場合、そういった暗号解読のような視点から読んでいることもあります。ときどき解けないパズルを目の前に泣きたいような気持ちにもなりますけど、自分の思考力の限界や可能性が見えて、結構おもしろいですよ。「小説・演劇・詩歌・映画など、言語を表現手段とする芸術を21世紀型の新しいアプローチでとらえます」という言語芸術学科には、ぴったりの専門分野のように思います。
さて、私のような年寄りには、健康管理がシリアスな問題になってきます。先日もひょっとしたら脳梗塞の兆候が出てきたんじゃないかと、脳のMRI検査をやっていただいたところ。結果はいたって健康な脳だそうでよかった、よかった。元気があれば何でもできる!と誰かが言ってますが、本当にそうで、何をするにもまず健康が第一。これを実感する今日この頃です。
というわけで、最近料理にはまっている私を漫画カメラで一枚:
投稿時間:2012年9月23日 13:51 | 固定リンク
2012年09月21日
言語芸術学科はこんな学科です
来年四月からスタートする言語芸術学科には、「日本初」と言ってもいい新しい試みが満載です。
このブログでは、少しずつその中身をお伝えしていこうと思います。
言語芸術学科には、七人の教員スタッフがいます。自称、七人の侍。
これから一人一人が記事を書き込んでいきますので、しばらくお付き合いくださいませ
投稿時間:2012年9月21日 18:17 | 固定リンク
2012年09月20日
JTB九州でのインターンシップ(業務体験)レポート
夏休み中の5日間、JTB九州福岡支店にてインターンシップをおこなう現代文化学科独自のプログラムに参加しました。私はもともと旅行関係の仕事に就きたいという思いがありましたが、実際にどのような仕事を行っているのかはよく理解していなかったので、この機会に学ばせていただこうと思い、インターンシップに参加しました。
研修の始め2日間は、JTBの会社概要を説明していただいたり、様々な社員の方からそれぞれの『課』の仕事について詳しく教えていただいたりと主にお話を伺いました。
3~5日目は実際に旅行の行程を作成したり、領収書や書類に印鑑を押したり、パンフレットを見ながらプランを考えたり、学生のクラブ旅行のパンフレットを詰めたりなど、作業をさせていただきました。他にも、新幹線の切符の発行の仕方を教えていただき、また最終日には、新入社員の方たちから社会人についての話や、就職活動のアドバイスもしていただきました。
このインターンシップを通して、私が感じたことは主に2つあります。1つ目は、自分が想像していた仕事内容と実際は違うということです。研修の前までは、旅行会社=カウンター業務というイメージが強かったけれど、実際は営業が主でした。カウンター業務も他の支店ではもちろんありますが、福岡支店さんは団体や企業、学校を扱っているので営業ばかりでした。今まで私は営業という職種に全然興味がなく、したくないという思いが正直ありました。しかし、今回の研修で実際に仕事の様子を見させていただいたり、説明していただいたりして営業のよさも知ることができ、今までのイメージも変わりました。
2つ目は、社会人と学生の違いです。研修先の課長さんから「課題解決型の人が強く求められる」と言われました。自分で積極的に課題を見つけ、取り組み、解決できる人材が必要だという話をうけ、社会人ではいかに自分で瞬時に判断し、行動していくかが大切だと思いました。また、学生とは違って社会人になると仕事ができることに加えて、効率のよさも求められるので、時間の使い方の大事さも感じました。
今回の研修を終えて、これからの残りの学生の間に自分がどう過ごせばいいのか、どのような力を身につけなければいけないのか、ということを考えることができました。この研修で習得したことを、残りの学生生活や就職活動に生かしていこうと思います。また、私のように実際に体験しなければ分からない部分もたくさんあるので、ぜひ多くの方にこのような制度に積極的に参加してもらいたいと思いました。短い期間でしたが参加できて本当によかったです。(3年 馬場さん)
投稿時間:2012年9月20日 19:32 | 固定リンク
言語言語芸術学科は2013年度よりスタートします。
今年は準備段階ですが、教員スタッフと現・表現学科の学生が一緒になって、演劇、ゲーム、トークなど様々な文化イベントをくり広げています。
夏休みもイベント盛りだくさん。
学科専用スタジオ いじ☆かるstudio Facebook
学科オリジナルブログ 言語芸術学科ブログ
に学科の活動状況を随時お知らせしています。
投稿時間:2012年9月 7日 16:15 | 固定リンク
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