文屋(ぶんや)といいます。言語芸術学科では映画を中心にサブカルチャーに関連する科目を担当します。21世紀になって日本の映画産業は盛り上がるようになっていますが、私が子どもの頃、映画産業は冷え込んでいました。「映画氷河期」です。特に地方の映画館は冷え込んでいて、私が中学高校の頃に過ごした三重県の田舎では何百人も収容できる映画館に客は私一人ということが・・・少なくありませんでした。当時はテレビでは放映されない作品もあって映画館でしかみられなかったのですが、特にホラー映画はテレビではなかなか放送しませんでした。そういうホラー映画を映画館で鑑賞したのですが・・・広い、広い劇場の真ん中で、一人でホラー映画を観る怖さって・・・言葉になりません。
そんな映画氷河期でもバイトで稼いだお金をつぎ込んでたくさんの映画を観ていました。中学、高校、大学、そして今も。私が映画にのめり込んでいるこの時期は、実は日本映画界がアニメーション映画を発展させてきた時期でもあります。その結果、日本のアニメーション映画は日本を代表する文化産業になっています。
私は映画から多くのことを学びました。そうした経験を皆さんと共有したいと考えています。大学の学内で快適に映画を鑑賞できる設備を整えてはじめています。先日は高性能なプロジェクターを購入しました。シネコンに匹敵する大画面でいい音響で映画が鑑賞できるように。環境を整えてみなさんと一緒に映画鑑賞できる日をお待ちしております。
投稿時間:2012年10月30日 18:15 | 固定リンク
2012年10月24日
サークル活動体験記(4):創作舞踊部
創作舞踊部:学校での私の居場所
私は、女学院に入学してから心機一転として創作舞踊部に入部しました。新しいことを始めることには、ほんの少しの勇気がいります。知らない土地での生活、これから始まるキャンパスライフ。不安でいっぱいの中、部に属することで私は居場所を見つけたように感じました。部は、小さな集団に過ぎないですが部員と一緒に体を動かしたり、笑ったり、悩んだりと密度の濃い時間を過ごすことで私自身にとって大きな存在へと変わりました。
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最初は、踊ることに抵抗が少しありましたが、今では踊ることでもやもやした心がすっきりします。これは、踊るという行為が私にとってのストレスコーピングであるということです。心理学の勉強は、とても奥が深いです。 |
事例だけに留まらず、日常生活の中で講義で学んだことが活かされることがたくさんあります。私は、11月に創作舞踊部の学外公演を控えています。どんなに踊りこみをしていても、やはり人前で踊るのは緊張します。そこで、ゼミで学習した自己暗示の力で少しでも緊張を解消したいと思います。 |
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文武両道することは、簡単なことではありません。しかし、部活を通して講義で教わったことを実感することでより学ぶことが楽しくなります。一度しかないキャンパスライフ。私は、学科で心理学を学び、部活で社会性や仲間と同じ目標に向かって努力することを学び、毎日、学び溢れる生活をしています。4年間は、あっという間です。これからも欲張って充実した時間を過ごしていきたいと思っています。
(3年生 Fさん)
投稿時間:2012年10月24日 10:04 | 固定リンク
2012年10月23日
サークル活動体験記(3):バスケットボール部
バスケットボール部:全九州大学バスケットボールリーグ戦(沖縄大会)に遠征!
私は本学のバスケットボール部に所属しています。週に5日練習をしていますが、私にとっては一つのことに熱中できる貴重な時間となっています。また、試合で勝つためにその時の状況とチームに必要なことを把握しながら練習を進めていきます。今は試合のシーズンなので技術的なものよりも雰囲気作りを大切にしています。
この間は、全九州大学バスケットボールリーグ戦が沖縄で行われました。慣れない場所で試合をし、勝たなければいけないというプレッシャーもありながら大健闘したと思います。バスケ部はとにかく元気が良く、オフとオンの切り替え、メリハリがしっかりできていると感じます。
私は、学生生活の中で優先順位を決めています。1に授業や勉強、2に部活、3にプライベートの趣味や友達と遊ぶ時間、そして最後にアルバイトです。
アルバイトは授業のない午前中や、休みの日にシフトを組み、両立させています。
試験前になると、バスケ部は1ヶ月半ほど練習が休みになります。このことで試験勉強に打ち込める時間も十分にとれています。
この今しかない4年間、あっという間の学生生活をどのようにデザインするかは自分次第です。皆さんも好きなことに打ち込んだり、仲間と共に楽しい時を過ごしたり、24時間を自分なりにデザインして有意義な学生生活を満喫してみてはいかがですか。是非クラブやサークルに入ることをお薦めします。
(3年生 Uさん)
投稿時間:2012年10月23日 13:50 | 固定リンク
2012年10月21日
ヨーロッパ研修の報告(チェコ編)
私は、研修の4、5、6日目に訪れたチェコのプラハについて紹介します。プラハはロマネスク以降のあらゆる時代の、あらゆる様式の建造物が残る町並みが特徴です。プラハ初日はベルリンからの移動で到着が日没前であり、プラハ観光の中心地ともされる旧市街広場の夜景観光を堪能しました。石畳の上に広がるライトアップされた建物と、夜の雰囲気がとても幻想的でした。また、周辺にはテラス席を設けた飲食店も軒を連ねており、夜にもかかわらず地元の人々や観光客で大変賑わっていたのが印象的です。
2日目はプラハ最古の橋といわれるカレル橋を通り、プラハ城へと向かいました。プラハ城は世界でもっとも大きい城のうちの一つとされています。そのプラハ城の中にある聖ヴィート大聖堂は、ゴシック様式で荘厳な建物でした。また、色鮮やかなステンドグラスが施されている点も見所の1つです。次に訪れた黄金の小路という名所は、おとぎ話に出てくるようなかわいらしい家が立ち並んでいます。ここはすべてお土産屋さんで、個性あふれる雑貨やチェコの伝統工芸品を購入することができます。プラハらしいお土産で代表とされる、ボヘミアンガラスやマリオネットなどもここで手に入れることができます。
プラハ観光最終日には、街並み全体が世界遺産にも登録されているチェスキー・クルムロフを訪れました。ここは13世紀の街並みそのまま姿で残っている古都ともいえます。チェスキー・クルムロフ城の橋の先にあるバロック様式の広大な橋や、ゴシックからルネサンス様式に改修された城の塔を訪れ、そこから見渡すことのできる街並みはとても美しく時が止まったかのようでした。そのあとプラハの旧市街広場に移動しました。旧市庁舎の塔はエレベーターで上ることが可能であり、塔へ上り旧市街周辺を360度見渡すことができました。建物の屋根がオレンジ色に統一されており、異国に来たことを再認識させられた瞬間でした。
この研修では、ガイドブックや旅行雑誌などに掲載されている情報の他に、実際に自分たちの足で現地を訪れたからこそ得ることができたものも多くあったように感じます。特に同じヨーロッパの国でも3カ国それぞれ街の雰囲気や人柄など異なり、国の個性を実感できたことが面白く感じました。そして、外国の食習慣や生活習慣、それぞれの国の雰囲気や治安など、日本との違いに驚くこともたくさんありましたが、普段の生活では経験できないことを体験できたと考えます。今回は4年が3人でしたが、研修日程を重ねるにつれ異なる学年のメンバーとも距離が縮まっていき、楽しく充実した研修を送ることができたことを嬉しく思います。(4年森さん)
※現代文化学科facebookにも関連記事を掲載しています。
http://www.facebook.com/home.php?ref=hpskip#!/fukujogendai
投稿時間:2012年10月21日 18:19 | 固定リンク
2012年10月21日
朝倉フィールドワーク(地域文化論)
「地域文化論」では、地域の歴史や地域で継承されてきた文化について、考古学や文化政策論の観点から学びます。学内での事前学習を踏まえ、この日は福岡県朝倉市を訪問し、古墳や遺跡などの地域文化について実地見学をおこないました。
見学のハイライトとして、山の頂上に立つホテルから筑後平野を見渡しました。自然の地形や地理、歴史について触れながら、朝倉という地域が古代日本にとっていかに重要な場所であったか……、講師の話に学生の皆さんも目を輝かせて聞き入っていました。
※「地域文化論」は2013年度より「観光文化論(文化政策論)」に名称変更します。
投稿時間:2012年10月21日 18:10 | 固定リンク
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