「響存"線/動"展」のご案内

〈展覧会は終了いたしました。多くのみなさまのご来場に心から感謝を申し上げます。〉

 

本学科の教員が出展する展覧会のお知らせです。

 ”線/動”展、が2月9日まで、福岡市天神の新天町北通り ギャラリー風2階で開かれています。

この中で、本学科の金藤櫂(金藤完三郎)の作品、モノトーンシリーズ新作4点が展示されています(入り口に1枚と2Fに3枚)。

「鑑賞者の方々が、イメージの世界に溶け込んで、ひと時遊んでいただければ幸いです。」

 

「響存”線/動”」展

期日:2月9日日曜まで。最終日は17:00まで。ほかは19:00まで。
会場:福岡市中央区天神2-8-136 新天町北通り ギャラリー風2F
福岡市の芸術・文化の向上と絆を再確認するアートプログラム響存展が約10か月の長期企画で実施しているもの。画廊企画。その一環で「SESSION-06」として”線/動”展が開催中。
 

img005縮小2_ブログ用.jpg

学生(一年)と教員の全員が参加して共同的に展開する授業「ワークショップA」の展示発表会が、1月20日から24日まで、本学エリザベス・リー・ホール、ホワイエで行われました。

23-1.jpg

先日このブログでもご紹介しましたように、今年の授業のテーマは「ミュージアム」。「ミュージアム」を、メディア、コミュニケーション、デザイン、それぞれの視点からみるとどのように捉えられるのか、一年間をかけて学んだ後、グループにわかれてそれぞれ福岡の”ミュージアムなるもの”を構想、展示で表現しました。

映像、フリーペーパーを制作したグループ、体験型展示を考案したグループなど、アプローチの仕方もテーマもさまざまで、アイディアにあふれた作品が並びました。

23-2.jpg     23-3.jpg

メディア・コミュニケーション学科の1年生は、必修の「入門ワークショップ」という授業で、論理的な説得力のある小論文を書くことを学んできました。

前期には、たとえば「食堂の箸はプラスチックがいいか、割り箸がいいか」といった題の400字小論文を繰り返し書くことを通して、「論理的に考える」ことや「書き方」を身につけました。

1227-2.jpg

後期には、クラスごとに決められた岩波ブックレットの1冊を読み、これをきっかけにして、グループで考え、資料を集め、話し合いました。レジュメのつくり方を学び、「賛成の立場から」「反対の立場から」と立場を変えて、3回の発表を行ううちに、どのグループも客観的な根拠を示し、説得力のある、発表ができるようになりました。

 

お正月明けには、各自がレポートを提出します。この1年、授業で学んできたことが、どのように生かされているか、読むのが楽しみです。(報告:守山惠子)

 

1227-1.jpg

写真は、発表を聞いて書いたコメントシートです。

メディア・コミュニケーション学科、メディア系の集中講義のうち、内容について質問されることの多い「マスメディア・フィールドワーク」について、表現学科所属の先輩の、体験記を紹介します。ぜひ、参考にしてください。(徳永至)

 

集中講義「マスメディア・フィールドワーク」を通して感じたこと

今回の集中講義、1日目は文字メディア・電波メディアについて教室で予習。2日目は新聞社の現場、3日目は放送局のテレビとラジオの現場、4日目は総復習という日程で進んだ。

全ての授業が終わった今、マスメディアには1つの共通点があると気がついた。それは「言葉で伝えることの難しさ」だ。

 

訪問した朝日新聞西部本社と九州朝日放送本社では、実際の現場で働く人の話を聞くことができた。文字メディアと電波メディア、裏方と表方、それぞれ立場は違うが「言葉の選択」について必ず触れていた。マスメディアの世界では、受け手側の存在が大きい。分かりやすく、簡潔に伝えることが大切で、受け手側の存在を常に想像して製作しなくてはならない。

 

1223.jpg

公開放送ができる、KBCラジオ第1スタジオ(本年度の表現学科での授業風景)

今回の授業では、普段の講義では分からなかったマスメディアの深いところまで知ることができた。何気なく見ていた新聞・テレビ・ラジオの見方や受け取り方が変わった気がする。この4日間を通し、言葉で伝えることの難しさを感じ、マスメディアの現場の大変さ過酷さを感じた。それと同時に、マスメディアに、より興味がわいてきた。

何を伝えたいのか理解し、誤解を恐れずに、言葉を使ってコミュニケーションをとっていきたいと思う。(報告:人文学部表現学科2年 T.Mさん)

昨年度の授業風景も、こちらでご覧いただけます。

11月19日に、日本語教員養成コースの授業の中で、シンガーソングライターの冨永裕輔さんに、「ことばと音楽」と題して、話をしていただきました。朝の1時間目でしたが、2年生以上の60名余りの学生が出席して、お話を伺いました。

 

1220.jpg

 

冨永さんが歌をつくる時、ことばが先に生まれ、曲があとなのだそうです。これが、数々の歌からメッセージがしっかり伝わってくる理由の一つだと思いました。

授業の中で、アカペラで歌ってもくださり、透き通った歌声に聞き惚れました。

学生からのコメントや質問を、授業後にお送りしたところ、何ページにもわたるお返事をくださり、学生たちは大いに励まされています。

 

日本語教育で歌を取り上げるときには、ことばを大切にしている歌を選びたいと改めて思いました。

 

メディア・コミュニケーション学科の学生で、日本語教員養成コースに興味のある人は、2年次に「日本語教育概論」「日本語学概論」などのコースに必要な科目の履修を始めてください。正式なコース登録は3年生になる時に行います。

(報告:守山惠子)

美術館訪問記第二弾です。

今回は大塚国際美術館を紹介します。このコラムでは私が訪問した美術館から特色のあるものを取り上げていますが、ここは、美術や美術館とはいったい何なのか、改めて考えさせられる驚きのものです。徳島県鳴門市にあり、福岡からはアクセスがあまりよくありません。それでもここは観る意味があると思います。

 

1212-1.JPG

 

この美術館の最大の特色は、世界各地の絵画などの美術品を陶器の板に実物大で印刷して展示しているところです。特に、ミケランジェロの壁画「最後の審判」、「天地創造」を含んだシスティーナ礼拝堂の空間をまるごと再現している部屋など、環境展示と呼ばれている部屋にはとても驚きました。また世界各地の美術館に収蔵されている、同じ主題の作品(の複製)がひとつの部屋に集められていたり、現実にはほとんど実現できない展示もあります。

 

1212-2.JPG

 

一般に美術館というのは、本物の美術品を展示している場所のことを指すと思います。では本物の美術品とは何かというと、作家が自ら制作した、唯一のものということになるでしょう。そう考えるとこの美術館には本物の美術品は一つもありません。ここは美術館なのでしょうか?ここでは触れませんが、実はこの問題は美術館制度にも関わる問題なのです。(清川直人)

メディア・コミュニケーション学科の教員紹介はこちらをご覧ください。

私は、11月29日、30日に行われたCorl先生のゼミであるゴスペル隊「VOICES OF JOY」の卒業公演に受付というかたちで参加させて頂きました。

 

1209-1.JPG1209-2.JPG

 

事前に練習を見学した際には、その力強く美しい音色に圧倒されました。挨拶にいくと、初めて会う私に対しても明るく礼儀正しく接して頂き、素敵な先輩方だと感じ、また、メンバー全員の仲が良く和気あいあいとしているところが魅力的だと思いました。

当日には会場に飾り付けが施され、照明などの演出もあり、本格的なステージが出来上がっていました。先輩方はドレスに身を包み、とても綺麗でした。公演は明るい音楽や、静かで優しい音楽などバラエティ豊富なゴスペルで歌い上げられ、聴いているだけで楽しい気持ちになりました。私は先輩方のゴスペルを聴いた観覧者の皆さんが、笑顔で帰って行くのがとても印象的でした。

最終日にはその大盛況からWアンコールがかかり、先輩方はお驚きと嬉しさから涙を流して歌っていました。その光景は観ていてすごく感動しました。

私はこの卒業公演に関わらせて頂くことで、楽しみながらも非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。

(メディア・コミュニケーション学科1年 N.Yさん)

 

1209-3.JPG1209-4.JPG

授業科目名「ワークショップA」と聞くと、いったい何の授業だろうと?不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれません。メディア・コミュニケーション学科では、メディア、コミュニケーション、デザインの3つの分野について多角的にアプローチする「ワークショップ」という授業を展開しています。

その中の「ワークショップA」は1年生と学科教員が全員参加するというユニークな授業です。共同的に学びながら、メディア・コミュニケーション・デザインの世界を探検します。

今年のテーマは「ミュージアム」です。

福岡にもたくさんの「ミュージアム」がありますが、それらを、3つの分野からアプローチするとどのようにみえかたが変わってくるでしょうか?そして、それぞれはどのように接続しているのでしょうか?

実際にミュージアムに足を運んだり、現場の方のお話をうかがったりしながら、共に考えます。

しめくくりは、それぞれの発想で、福岡の”ミュージアムなるもの”を、考案するという実践です。

どんなものが生み出されるのでしょうか?現在、創作を進めています。

1128-1.JPG

VOICES OF JOY 卒業公演情報

〈公演は終了いたしました。多くのみなさまのご来場に心から感謝を申し上げます。〉

 

先日、博多区の公民館文化祭に招かれ、大好評だったコールゼミ&有志のゴスペル隊VOICES OF JOYの今年度の卒業公演まであと10日となりました。2010年の1月に初公演を果たしたこのゴスペル隊の今年の4年生(ゼミ生5人、有志3人)は5期生ということになります。今年のステージは総勢24人の学生が歌います。

 

♫♫♫

GRADUATION GOSPEL CONCERT“You are Good All the Time”

 

2013年11月29日(金) 17:30開場 18:00開演

2013年11月30日(土) 13:30開場 14:00開演

開場: キャンパス内エリザベス・リー ホール
    (正門から入って、最初の建物の一階です)

入場無料は無料です。駐車スペースもあります。

一般の方、特に高校生、大歓迎です!

 

1120.jpg

♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫

HALLOWEEN ハロフェス開催!

10月31日、「ハロフェス」が開催されました。

メディア・コミュニケーション学科学生有志が中心となって企画運営をしたものです。

 

1031-1.jpg

今日ばかりは、大学にも”怪物”さんがいっぱい。

 

1031-2.jpg1031-3.jpg

1031-5.jpg  学科スタッフも・・・


女学院大学がハロウィン色に染まりました。

詳しいご報告は、また改めて・・・