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人間関係学部 心理学科 現代文化学科 Today

2013年10月 一覧

2013年10月29日

稲刈りをしました!

 10月21日にフィールドワークGの授業で、「稲刈り」をしました。

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福岡市日佐農協青年部の方々の指導を受けながら、作業をしました。一部はコンバインを使いましたが、昔ながらの鎌を使っての稲刈りでした。

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受講生の感想は、「面白かった」、「稲が握りやすかった」、「田植えを思い出した」などと、明るく元気な表情になっていました。

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しかし昨年の収穫量は250キロと豊作でしたが、今年は天候不順と水遣りの問題もあり、150キロもないとの予想を聞き、非常に残念に感じました。
この結果には、いのちの生長と環境との関係を考えさせられました。
皆でもっと稲に関われば違っていたかもしれないとの思いが湧きました。
この結果を来年に活かすと皆で感じました。

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 次は12月の「餅つき」です。これも石臼と杵でつきます。それが楽しみです。

(担当:原口)

投稿時間:2013年10月29日 15:01 | 固定リンク

2013年10月28日

オープンデイが開催されました

 2013年10月20日(日)に、オープンデイ(学校見学会)が開催されました。オープンデイは、学科紹介ブース、在学生との懇談、進学相談、模擬授業など、様々なコーナーがあり、高校生のみなさんが気軽に足を運び、ゆっくり質問や相談もできて、たくさんの情報を得られるイベントです。

 オープンデイに開かれた心理学科の各ブースを紹介します。

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【模擬授業の様子(担当:佐野幸子教授)】

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【進学相談の様子】

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【学科ブースの様子】

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【在学生懇談会を手伝う心理学科学生たち】

(担当:奇)

投稿時間:2013年10月28日 14:11 | 固定リンク

2013年10月21日

花に活かされる!

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 10月19日、フィールドワークG(いのちと土)の授業で、講師の花屋さんの指導を受け、「フラワーアレンジメント」を体験しました。まずは、黄色は進出色で大きく見え、注意を喚起する色、赤は生命力色で生まれた赤ちゃんが初めて認識する色で、勇気や強い愛情を表す色などと、花に見る色の特徴が説明を受けました。最大のポイントは、「誰に贈るかを考えて作ること」でした。

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 受講生はバラ(真紅、ピンク、オレンジ)、ガーベラ(オレンジ)、カーネーション(白、白赤斑)、ストック(薄紫)、葉物(ユーカリ、ポーシャス)など、自分で選んだ花を前にして、しばし誰に贈るかを考えていました。その後白樺風の籠に、思い思いに花を挿し、作品を作っていきました。

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 完成後の受講生の感想は、「楽しかった」、「心が癒された」、「また作りたい」などと、とても肯定的な感想で、その表情は優しくなっていました。完成した作品は、心が込められていることが伝わってきて、綺麗で感動を覚えるものでした。「人は花を活けることで、花に活かされる」ということを、直接体験することができました。「いのち」を豊かに清澄にしてくれた花に深く感謝します。

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(担当:原口)

投稿時間:2013年10月21日 13:54 | 固定リンク

2013年10月17日

教員から受験生へのメッセージ:藤村ゼミ紹介

 ここでは、藤村ゼミの3年生(人間観開学演習A・B)と4年生(卒業研究)の活動の様子を写真とともにお知らせします。


 3年次の初めには、各学生が興味のある心理学の論文を選び、その要約をゼミで発表します。ゼミを通して、複数の論文に触れることになりますので、どのような研究がどのように行われているかを知ることができます。その後は、4~5名のグループに分かれて実際に自分たちで調査研究を行います。

 今年は「成功と失敗の経験から人はどう学ぶのか?」、「強いチームはどのような特徴があるのか?」、そして「風評被害はなぜ生じるのか?」といったテーマについて、3年生が調査を行っています。グループでの活動は、思うよりも大変ですが、学生同士が助け合いながら報告会に向けて研究を進めています。各グループが数ヶ月をかけて行ってきた活動の成果は、他大学との合同ゼミなど、学外に出て発表を行い、意見交換を行います。

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【2012年の他大学との合同ゼミの様子】

 

 また、3年次にはゼミ旅行も実施しています。昨年は別府旅行に行ってきました。時には生き抜きも大切ですね。

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【2012年夏に別府湾を前にゼミ生でジャンプ】

 

 そして、4年次には、各学生がそれぞれのテーマについて卒業研究を行います。テーマは、社会心理学や産業・組織心理学の領域に関わるものが多く、過去には以下のような研究がなされています。

  • 大学生の就業志向と進路行動の関連性
  • 高業績者の行動分析~生命保険営業職者のインタビューから
  • 部活動におけるチームワーク ―目標の共有を通して
  • 利用歴が意思決定における後悔に及ぼす影響
  • 女子大生のブランド選択:洋服購入時の選択基準と心理的効果
  • インターネットにおけるクチコミの効果:感情表現と事実表現はどちらが有効か? 

 

 2年間のゼミを通して、心理学の視点と手法を用いて、私たちの日常生活を捉えなおしていきます。その経験を通して、「考える力」、「調べる力」、「実行する力」そして「伝える力」を養うことができればと考えています。

 苦しくも楽しい心理学の世界に、どうぞお越しください。

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【過去の卒業研究発表会にてゼミ生の一部】

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【卒業式のガウン姿】

(担当:藤村)

投稿時間:2013年10月17日 15:00 | 固定リンク

2013年10月10日

インターンシップ体験記(1):社会人として働く

 私がインターンシップに応募したのは、今の私がどれほど社会で通じるのか、今の私には何が出来て、何が出来ないのかを知り、受身な自分を変え、何事にも興味、関心をもち積極的に行動するためでした。また、社会人と学生の違いを自分の経験を通して実感することができ、普段の大学生活では体験できないようなことを体験し、自分を成長させる良い機会だと思ったためです。

 実際に参加して体験、学んだものは、社会人は臨機応変な対応が必要とされることです。私の普段の生活で、落ち着いてやれば出来ることも、急な変更や予測しなかった事態が起こると、焦ってしまい、その後にまで影響することがあります。仕事を通して焦ってしまう理由は、準備が足りなかった、そういった事態が起こる状況に慣れてないからだと気づき、今後の生活での課題になりました。一方、自分は意外にも積極的に行動することが出来る力を持っていたということも分かりました。学部時代にこういう体験が出来たことで、今まで20年間生きてきた経験がどのくらい通用するのかを確認し、また大学での学びが自然と身についていることを確認できたと思います。

 私がインターンシップでお世話になった時期は、大きなイベントがいくつも重なっていて、職員の方々は大変忙しい時期でした。忙しそうな中で、職員の方々は何を望んでいるか、何を考えて仕事をしているのかということに関心を持ちました。そのため、周りをよく見て、邪魔にならない程度に、積極的に「私にお手伝いできることはありますか?」と聞くようにしていました。忙しくてあとに回していた仕事の中で、私にも出来る仕事をいくつか任せていただき、とても充実していました。このような見方、気づき、行動を可能にしたのは他者の心の理解、環境や状況の分析力など、心理学を学ぶ中で身についたものだと思います。

 私の主な仕事は、文章作成や、コピー取り、電話対応等の事務作業でしたが、コミュニティセンターや小中学校など外まわりの仕事等にも参加させていただきました。どの仕事に対しても、「相手がいる」「先を見据えた行動」を意識して臨みました。文章作成では、見る人に対して、どうすれば見やすく、分かりやすいものが出来るか、また、このあとコピーが必要だろうから、コピー機のカードが必要だなと考えることや、外回りでは、直接人と関わり、話を聞くので、心理学科では、よく人の話を聞く練習をしているので、そういった場面では、仕事の基本になることは、既に大学で学べているのだと実感することが出来ました。

 最終日では、子どもたちにボートやカヌー等の海洋スポーツを推進する事業の一環として、小学校に行き子どもたちと関わる機会がありました。その体験の中で、自然と彼らの行動を観察していました。インターンシップの体験から、心理学を学んでいて、物事を主観的だけではなく、いろんな方面から、広い視野で考えることを自然に行うようになっているのだと思いました。

 職員の方一人一人と、個別にお話させていただく時間があったのですが、そこで私が感じたのは、皆さんどんなに忙しい中でも、「地元を文化やスポーツの力を通して、より良くしたい、より元気にしたい。」ということをいつも考えながら仕事をされていることでした。私はこの中で一緒に働かせて頂き、同時に、自分の住んでいる地域のためにこんなにも頑張って活動してくれている人多々がいることを知ることが出来て、本当に良かったです。 

(3年生 Gさん)

投稿時間:2013年10月10日 10:09 | 固定リンク

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