2013年10月21日
花に活かされる!
10月19日、フィールドワークG(いのちと土)の授業で、講師の花屋さんの指導を受け、「フラワーアレンジメント」を体験しました。まずは、黄色は進出色で大きく見え、注意を喚起する色、赤は生命力色で生まれた赤ちゃんが初めて認識する色で、勇気や強い愛情を表す色などと、花に見る色の特徴が説明を受けました。最大のポイントは、「誰に贈るかを考えて作ること」でした。
受講生はバラ(真紅、ピンク、オレンジ)、ガーベラ(オレンジ)、カーネーション(白、白赤斑)、ストック(薄紫)、葉物(ユーカリ、ポーシャス)など、自分で選んだ花を前にして、しばし誰に贈るかを考えていました。その後白樺風の籠に、思い思いに花を挿し、作品を作っていきました。
完成後の受講生の感想は、「楽しかった」、「心が癒された」、「また作りたい」などと、とても肯定的な感想で、その表情は優しくなっていました。完成した作品は、心が込められていることが伝わってきて、綺麗で感動を覚えるものでした。「人は花を活けることで、花に活かされる」ということを、直接体験することができました。「いのち」を豊かに清澄にしてくれた花に深く感謝します。
(担当:原口)