2013年12月15日
【学生レポート】 夏休み・ヨーロッパ研修の報告①
11日間のヨーロッパ研修を終え、初めてのヨーロッパということもあり、すべてが新鮮で、本当にたくさんの経験をすることができました。
私は街全体が世界遺産になっているコルドバにとても興味を持っていたのですが、実際にコルドバを訪れ、実際に街並みを目にしたことで、その土地の歴史を含めなぜ街全体が世界遺産になっているのかわかった気がしました。本当に素敵な街並みで、小さな都市ならではのアットホームな雰囲気も感じることができ、とくに夜の広場やテラスの雰囲気がとても好きでした。
コルドバの他に心に残った都市はグラナダです。グラナダは、滞在時間自体は少なかったのですが、十分に満喫することができました。特に朝から行ったサン・ニコラス展望台から見た景色がとても美しく、印象的でした。展望台にたどり着くまでは長い坂道で大変でしたが、その疲れも忘れてしまうほどでした。また、アルハンブラ宮殿では以前から見てみたかった水面に写る宮殿を見ることができ、とても感動しました。
そして、今回訪れた中で最も印象深かった場所はやはりサグラダ・ファミリアでした。
想像していたよりも遥かに大きく壮大で、サグラダ・ファミリアが初めて目に入った瞬間は本当に感動的でした。上からの眺めも素晴らしく、中で何をしたというわけでもないですが、3、4時間の滞在が本当にあっという間に感じました。早く完成した姿も見てみたいですが、建築途中の姿を見られたことも貴重だったかもしれないと思いました。さらに、もう一つ研修の前から楽しみにしていたグエル公園では、トカゲの噴水での写真撮影は争奪戦だと聞いていたのでみんな気合を入れていたのですが、意外とスムーズにいき、思う存分写真が撮れて満足でした。
食事に関しては、実際に現地に行き口にするまで少し不安もあったのですが、どの料理も本当においしく、日本人の口に合うものが多かったと思います。メニューはスペイン語や英語で書いてあり、写真もないものがほとんどだったため、実際に運ばれてくるまでのスリルもあり、毎回の食事がとても楽しかったです。
スペインには、日本にはどこを探してもないような街並みや景色があり、そのようなところから長い歴史を感じることができました。天気にも恵まれ、本当にいい思い出を作ることができました。この研修に参加できて本当によかったと思います。(3年 釣船さん)