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人文学部 現代文化学科 現代文化学科 Today

2012年10月08日

ヨーロッパ研修の報告(ベルリン・ウィーン編)

 
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9月1日から12日間、ヨーロッパ研修に参加しました。今年は、ドイツ、チェコ、オーストリアの3カ国です。福岡を出発し、香港を経由した後、約12時間のフライトを終えフランクフルトに到着しました。ここから電車を乗り継ぎ、ベルリンに到着したときは、綺麗な町並みと異国感に魅了され、長時間の移動での疲れも吹っ飛びました。

ベルリンでは、ベルリン大聖堂やイーストサイドギャラリー、博物館島などを訪れました。中でも私のお気に入りの場所は、ベルリン大聖堂とドイツ連邦議会議事堂です。大聖堂は、1700本のパイプを持つオルガン、地下聖堂には美しく装飾された王家の棺が100墓以上納められており、歴史を感じることもできます。建物の外観、内部の荘厳で美しい装飾やステンドグラスに魅了されました。議会議事堂は、名前の通りドイツ連邦議会の本拠地であり、ベルリンの町並みと行政区域が見渡せるガラス張りの丸い屋根が特徴の建物です。らせん状に登ることができるガラス張りのドームは観光名所となっており、私達が訪れた夕方には、綺麗な夕日を見ることができました。

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ベルリンからプラハへ移動し、7日目にはウィーンにやってきました。ウィーンでは、美術史美術館やシュテファン寺院を訪れたほか、建築めぐりをしました。8日目に訪れたシェーンブルン宮殿は、私がこの研修で訪れた数々の名所の中で最も印象に残っている場所です。ハプスブルグ家の夏の離宮だったバロック宮殿では、マリアーテレジア女帝やエリザベート皇后の暮らした部屋、1441室のうち最も重要な約40室が一般公開されています。また、丘の上に立つグロリエッテ前からは、シェーンブルン宮殿とウィーンの街並みを眺めることができます。この宮殿とその広大な庭園すべてがユネスコ世界遺産に指定されているだけあり、どこを見てもとても美しく、素晴らしい絶景に心が癒されました。

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正直に言って、私はこの研修に参加するまではヨーロッパにそれほど興味がなかったのですが、想像以上に美しい町並み、美味しい料理、時間がゆっくりと流れている雰囲気など、様々な魅力に引き込まれていきました。長時間の列車移動や、街中では歩いての観光で疲れもありましたが、異文化に触れ、多くのことを学ぶことができ、毎日が新鮮で色濃くとても充実した12日間でした。そして何より、研修で多くの友人と出会い、最高の思い出が作れて本当に良かったです。(4年後藤さん)