2011年08月27日
山口県萩市の歴史地区での調査
高岡ゼミで山口県萩市に研修に行きました。萩市は江戸時代長州藩の城下町として栄えた地域で、都市開発や戦火を逃れたため歴史的な町並みが残っており、江戸時代の地図が今でもそのまま使えるまちとして知られています。私たち高岡ゼミは歴史的町並みの保存や観光について学んでおり、今回は萩市の町並みを実際に歩き、また現地の方のお話を聴くことで町並みの保存を体感することを目的に研修を行ないました。
まず最初に萩城外堀近くにある萩博物館で昼食をとりました。この博物館のレストランでは「地産地消」をモットーにしており、萩近郊で獲れた新鮮な魚や肉を使った「萩三旬丼」や「ローストビーフ丼」を皆で食べました。萩の旬の味を堪能できました。
その後萩城城下町をみんなで散策しました。実際に萩を歩いてみて、いたるところに歴史的な町並みが残っており、まるでタイムスリップしたような気分になりました。途中には昔ながらの萩焼や特産品の夏みかんを使った加工品などのお土産などもありました。
その次に萩のまちづくりに携わっている株式会社おなり道の清水さんにお話を伺いました。清水さんに萩をどのように活性化させていくか、観光客をどのように誘致していくかなどの「まちづくり」と「観光」についてのお話をしていただき、自分達が勉強している事柄に関してとても現実味を感じました。また、清水さんはお饅頭屋さんをされており、お話しの最後に蒸気船の形をした蒸気饅頭を頂きながら、萩出身の高杉晋作の誕生からを描いた紙芝居を見せていただきました。
今回萩に行って、本物の歴史的町並みを見たりまちづくりに関わった方から生のお話を聞くことができ、授業では出来ない経験をすることが出来ました。この研修をこれからの研究に生かしていきたいと思います。(3年 酒井さん・菊竹さん)