2013年06月25日
【ゼミの学外調査】 長崎における文化遺産のフィールドワーク
文化遺産をテーマとする田中ゼミ(3年)では、戦国時代から明治時代に至る長い間、日本の玄関口の役割を果たしてきた長崎で、中国、ヨーロッパとの文化交流の遺産を訪ねる日帰りのフィールドワークを行いました。
長崎に到着して、まず国宝に指定されている大浦天主堂を訪れました。
そして長崎の伝統工芸であるびーどろ(ポピン)の絵付けを体験しました。球状になっている薄いガラスに思い通りの図柄を描くのはなかなか大変です。
午後には中華街や復元作業が進む出島跡を見学しました。
最後にフィールドワークの総まとめとして長崎歴史文化博物館を見学し、それまで見てきた場所の歴史的意義、特に、キリスト教と日本の関わり、長崎が中国やヨーロッパへの窓口として果たしてきた役割について学びました。長崎歴史文化博物館では、史実に基づいた密貿易に関する長崎奉行の裁きのお芝居を観劇することもできました。
長崎に息づく異文化交流の遺産についての理解を深めた一日フィールドワークになりました。
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