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人文学部 現代文化学科 現代文化学科 Today

2010年12月20日

社会人特別講師による「就活アドバイス」

社会人特別講師・西谷昭氏(日立情報制御ソリューションズ取締役、総務本部長)による講義「就活アドバイス」が12月16日(木)の午前10時から11時まで、231番教室で行われました。参加学生は10名。(写真)

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少人数クラスのアットホームな雰囲気で、学生はみな熱心に聞き入り、メモを取っていました。最後の質疑応答でも学生は積極的に質問していました。講師はこれまでに1000人以上の人と面接をしてきたベテラン企業人で、約2600人いる会社のトップクラス。最終面接で合否を決定する権限を持っています。講師の話は学生にとって役に立つものばかりで、「是非また来てほしい」というリクエストもありました。以下にその要点を挙げます。

1) 就活 

自己分析が大事。自分は何をしたいのか、何が向いているのか、自分に問いかけてみよう。

2) エントリーシート 

バイト、サークルなどの経験を書くのもよいが、それだけでは自己満足に過ぎない。そこから何を得て、現在の自分にどうつながっているのかを書いてほしい。

資格をたくさん挙げてもあまりインパクトがない。資格を取るために何をしたかを具体的に書いてほしい。

3) 面接 

落ち着いて自分のことばで話す。だれでも緊張するもの。成功するためには練習あるのみ。

会社をほめるだけではだめ。自分はその中で何をしたいのかを明確に言うこと。

面接官を自分の土俵に引っ張り込むような説明ができる人を雇いたいと思う。

自分が面接官だったら、どんな人と仕事したいか考えてみよう。

「大学で何をしたか」の問いに、勉強のことを答える人は意外に少ない。卒研で書いたレポートのことを突っ込んで聞かれて、しっかり答えられる人は頼もしく感じる。

4) まとめ

就活で自分を見つめなおす体験は人生の中で必ず役に立ちます。自分を磨き高める機会にしてください。努力はけっして無駄になりません。