2013年08月27日
第1回言語芸術朗読コンテスト 報告
8月25日午後、第1回言語芸術朗読コンテストが開催されました。
207名の応募者から第1次審査に通過した13名の高校生のみなさんが参加されました。また、雨の中、たくさんの方もご来場くださいました。教職員・学生スタッフ一同心より感謝いたします。
また、今回のコンテストには、本学の教員2名の審査員以外に、本学において「日本語表現技法 マスメディア・アナウンス」を担当され、ヒューマンデザイン研究所主宰でいらっしゃる松原弘美先生、スカパー!アビスパ福岡レポーターとしても活動され、福岡女学院放送研究部の講師もつとめられているフリーアナウンサーの森田みきさん、第23回NHK全国大学放送コンテスト朗読部門優勝、続く、第24回、第25回のNHK全国大学放送コンテスト朗読部門においてもそれぞれ準優勝という成績をお持ちの北方李奈さんが審査に加わってくださいました。また、大阪のMBS毎日放送のアナウンサーとして活躍されており、『桂文枝の茶屋町ホテル』をはじめとする数多くのテレビやラジオ番組を担当されている吉竹史さんにもゲスト審査員として参加していただきました。ありがとうございました。
コンテスト開始90分前。岩井審査委員長より、コンテストの朗読課題が13人に配られました。『舟を編む』からの一部です。この後、コンテスト開始まで、会場の周りで、控え室で、各コンテスタントは集中して自分の朗読を完成させていました。真剣にとりくんでいる高校生の姿はとても美しかったです。
人文学部表現学科が前身である言語芸術学科が主催する朗読コンテストですから、朗読上の音声的な技術だけでなく、「表現」も重要視されます。朗読には聞き手が存在する。この点をどう考えるかが一つの大きな課題であり、ここに言語芸術朗読コンテストの特徴があると言ってよいでしょう。ですから、各朗読が終った直後の審査員とのやりとりや、別室での審査員からの朗読や表現に関する個別アドバイスの時間(コンテスト終了後)などをコンテストにとりいれました。参加された方のこれから朗読の参考になれば幸いです。
コンテストの結果は以下のとおりです。
最優秀賞: 福岡女学院高等学校 野見山萌さん
優秀賞: 朝倉高等学校 徳永佑太さん
観客賞: 筑紫女学園高等学校 吉田璃央さん
おめでとうございます。
本コンテストの様子は、西日本新聞の朝刊(8月26日)に掲載されました。
裏話となりますが、コンテスト終了後、スタッフが会場の復元作業をしている時に、コンテストに参加されたある高校の生徒さんたちが「手伝います」と言って、作業を手伝ってくださいました。ありがとうございました。こういった生徒さんに出会えてとてもうれしかったです。
Facebook: https://www.facebook.com/fukujogengo
8/26 New・DJ 16:
http://net-radio-fj.seesaa.net/
投稿時間:2013年8月27日 06:52 | 固定リンク
8月6日朝から8日まで、言語芸術学科1年生必修科目「インプロゲーム」の合宿が、大学キャンパス内で行われました。
言語芸術学科は、言語を表現手段とする芸術(小説、詩、演劇、映画など)を題材にしながら、全人的なリベラルアーツ教育を実践しています。ですから、専門分野は、言語芸術=文学、もっと端的に言えば、言語(日本語と英語)です。これは全学生に徹底的に叩き込まれます。同時に、彼女たちは、カリキュラム上の授業のみならず、言語芸術学科の学生として過ごす4年間の学生生活での経験をいかに自分の血肉にしていくか、それを常に考えさせられます。日常の生活を通して、思考力や実践力を養い、現代の複雑な社会においても逞しく生きて行く能力を身につけるためです。
一つの科目である「インプロゲーム」を合宿の形式で実施するのも、そんな学科の方針によるものです。「インプロゲーム」は、即興の思考力、実行力を養うための科目です。しかしながら、こういった能力は、単に週何回何コマといった教室での授業では、なかなか育みにくい。インプロ=即興、だから、即興劇の練習、というような単純な図式の中で行われてもあまり効果はない。そう学科スタッフは考えます。即興というのは何も特殊なことではありません。人は、毎日生活している中で、即興で判断・決断しています。ですから、教室での授業という環境だけでなく、友人と共に生活し、食事を作り、それを食べ、お風呂に入り、集団で寝る、こういう環境の中でのセッションがより効果的であろうと考えています。実際、今回の合宿では、学生は、当番制で食事を作り、大学の近くにある銭湯へ行き、クラス全員が一つの場所で寝たのです。
2泊3日の中で、彼女たちはどんどん変わって行きました。自分から仕事を見つけて動く、尋ねる、場の雰囲気を読んだ行動をとる、こういったことが自然に身についてゆくのがはっきりと見えました(面白いことに、当人はそのことに気づいておりません)。セッションの課題にも、そういった姿勢があきらかに反映されており、どのグループのプレゼンテーションもとてもよかった。
まずまずの成功と思ってよさそうです。なお、学生が今回の合宿について語っております。聞いてみてください。
8月9日 配信 News DJ 14 (special) : http://net-radio-fj.seesaa.net/
学科の教育方針を理解してくださり、協力をしてくださったみなさま、特に、保護者のみなさま、また、女学院に感謝いたします。
投稿時間:2013年8月 9日 04:02 | 固定リンク
2013年08月07日
短大で普通救命講習Ⅰを開催
7月30日(火曜日)、短期大学部では初の試みとして1年生希望者を対象に普通救命講習Ⅰを行いました。全体の8割を超える80名もの学生が参加し、福岡市消防局の田中さんと安川さんの丁寧で熱心な指導のもと、心肺蘇生法(胸骨圧迫、人工呼吸、AEDの使用)について学びました。
一番大事な蘇生法は、正しい胸骨圧迫。手のひらを胸骨にあて、5センチの深さにしっかりと30回をサイクルとして、押し続けます。学生たちは予想以上に力が必要な胸骨圧迫に苦労しながらも、押す早さや強さに注意し、マネキンを相手に交代で頑張っていました。
福岡市が保持する救急車は27台、それで約150万人もの福岡市民をサポートしているとのこと。従って、救急車が到達するまでの数分間に、適切に応急手当をすることがとても重要になってきます。
参加した学生の中には、「初めは就職に有利かなという軽い気持ちでしたが、実際、受けると命について考えさせられました。すごく大事なことを習いました」とありました。また、小学校や中学校で習った学生もいて、「忘れていたので復習になり、とてもよかったです」という意見もありました。
短大では旅行業界や航空業界を目指す学生が多いのですが、どちらにもこの普通救命の知識は欠かせません。就職に留まらず、人間としての基本的な重要な知識を学ぶことができました。
今回、参加した皆さん、学んだことを忘れずにいざという時に使えるといいですね。そして、この場をお借りして、暑い中、福岡女学院短期大学部にお越しくださり、指導をしてくださった、消防局の方々、市民ボランティアの方々、本当にありがとうございました。
投稿時間:2013年8月 7日 09:17 | 固定リンク
2013年08月05日
Open Campus: 短大ブースにお越しくださり、ありがとうございました。
Open Campus「ありがとうございました」
二日目はあいにくの雨、でしたが、それにもかかわらず前日以上に多くの方が短大のブースに足を運んでくださいました。二日目は、Doucette先生の模擬授業が行われました。短大の「元気で楽しい」雰囲気が、より皆様にわかっていただけたのではないかと思います。
航空業界や観光業界に就きたいと考えている方や、留学を視野に入れている方、まだ進学先に悩んでいる方、本当にいろんな生徒さんと話が出来て、スタッフ一同、とても楽しい時を過ごすことができました。
受験生にとっては、勝負の夏になります。体に気をつけて、頑張ってください。
(8月25日にも模擬授業・進学相談を予定しております。)
投稿時間:2013年8月 5日 13:13 | 固定リンク
2013年08月04日
第1回言語芸術朗読コンテスト 1次審査結果
第1回言語芸術朗読コンテストの1次審査結果(7月20日受付〆切)をご報告いたします。
207名の方からの応募をいただきました。心より感謝いたします。
この中から、13名の方が1次審査を通過いたしました。
応募くださったみなさまには、審査結果と審査員講評を郵送にてお送りします(8/5)。
本審査は8月25日(日)13:30から福岡女学院大学エリザベス・リー・ホールにて行われます(終了は16:00を考えておりますが、当日の状況により多少前後することもございます)。コンテスト会場には、どなたでも入場できますので、お誘い合わせの上、ご来場ください(当日は、観客の方の投票による観客賞ももうけられる予定です)。
投稿時間:2013年8月 4日 21:16 | 固定リンク
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