8月25日午後、第1回言語芸術朗読コンテストが開催されました。
207名の応募者から第1次審査に通過した13名の高校生のみなさんが参加されました。また、雨の中、たくさんの方もご来場くださいました。教職員・学生スタッフ一同心より感謝いたします。
また、今回のコンテストには、本学の教員2名の審査員以外に、本学において「日本語表現技法 マスメディア・アナウンス」を担当され、ヒューマンデザイン研究所主宰でいらっしゃる松原弘美先生、スカパー!アビスパ福岡レポーターとしても活動され、福岡女学院放送研究部の講師もつとめられているフリーアナウンサーの森田みきさん、第23回NHK全国大学放送コンテスト朗読部門優勝、続く、第24回、第25回のNHK全国大学放送コンテスト朗読部門においてもそれぞれ準優勝という成績をお持ちの北方李奈さんが審査に加わってくださいました。また、大阪のMBS毎日放送のアナウンサーとして活躍されており、『桂文枝の茶屋町ホテル』をはじめとする数多くのテレビやラジオ番組を担当されている吉竹史さんにもゲスト審査員として参加していただきました。ありがとうございました。
コンテスト開始90分前。岩井審査委員長より、コンテストの朗読課題が13人に配られました。『舟を編む』からの一部です。この後、コンテスト開始まで、会場の周りで、控え室で、各コンテスタントは集中して自分の朗読を完成させていました。真剣にとりくんでいる高校生の姿はとても美しかったです。
人文学部表現学科が前身である言語芸術学科が主催する朗読コンテストですから、朗読上の音声的な技術だけでなく、「表現」も重要視されます。朗読には聞き手が存在する。この点をどう考えるかが一つの大きな課題であり、ここに言語芸術朗読コンテストの特徴があると言ってよいでしょう。ですから、各朗読が終った直後の審査員とのやりとりや、別室での審査員からの朗読や表現に関する個別アドバイスの時間(コンテスト終了後)などをコンテストにとりいれました。参加された方のこれから朗読の参考になれば幸いです。
コンテストの結果は以下のとおりです。
最優秀賞: 福岡女学院高等学校 野見山萌さん
優秀賞: 朝倉高等学校 徳永佑太さん
観客賞: 筑紫女学園高等学校 吉田璃央さん
おめでとうございます。
本コンテストの様子は、西日本新聞の朝刊(8月26日)に掲載されました。
裏話となりますが、コンテスト終了後、スタッフが会場の復元作業をしている時に、コンテストに参加されたある高校の生徒さんたちが「手伝います」と言って、作業を手伝ってくださいました。ありがとうございました。こういった生徒さんに出会えてとてもうれしかったです。
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