2012年9月アーカイブ

iwai.bmp芝居の世界ではいつ会っても「おはようございます」。その日最初に出会った相手には「おはようございます」ということになっています。

 私、岩井は言語芸術学科で「演劇・芸能研究J」「舞台制作」「古典文化J」などの科目を担当する一方、学外においては芝居の世界に片足をつっこんでおります。しかもかなり深く、抜け出せないほどに。

 「本来」の専門は、歌舞伎・人形浄瑠璃といった日本の伝統芸能ですが、いつのまにか演劇全般が研究対象となり、あげくに脚本・演出・役者といった実践に手を染めるようになりました。すでに10数年が経過しております。

 実践活動を行っている演劇研究者は、日本ではほとんどいないのではないかと思います。しかし考えてみれば、演劇は様々な要素からなる総合芸術ですから、実践を無視した研究はありえないはずです。そういう意味では、私は演劇研究の王道を歩んでいるのではないかと、ひとりそう思っております。

 演劇の他にも落語や新作人形浄瑠璃など、いろいろなことに手を出しておりまして、世間ではこういうのを「器用貧乏」と申します。でも最近の学生をみていると、あまりにも自分の進むべき道を狭く考えていて、それと関係のないことには一切興味がないという傾向が強いようです。自分の限界を自分で決めてしまっているのです。悲しいじゃないですか。

 だから私は声を大にして言いたい、「何でもやってみろ」と。

こんにちは。上田です。

新しい画像.bmp言語芸術学科で、「シンキングゲームⅠ」「英語ボキャブラリービルディングⅠ Ⅱ」「小説のスタイル」などを担当する上田です。学科は、日本語と英語両言語を取り扱いますが、私は英語担当です。

 専門は、小説の文体研究で、一般には「文体論」とか「スタイリスティックス」とか呼ばれる分野です。伝えたい内容がありそれを文字にすると、意識的、無意識的に、表現の中に一種の一貫性が生まれることが多いのです。小説や詩にはそういった一貫性が暗号のように埋め込まれている場合があります。ですから、私が小説を読む場合、そういった暗号解読のような視点から読んでいることもあります。ときどき解けないパズルを目の前に泣きたいような気持ちにもなりますけど、自分の思考力の限界や可能性が見えて、結構おもしろいですよ。「小説・演劇・詩歌・映画など、言語を表現手段とする芸術を21世紀型の新しいアプローチでとらえます」という言語芸術学科には、ぴったりの専門分野のように思います。

 さて、私のような年寄りには、健康管理がシリアスな問題になってきます。先日もひょっとしたら脳梗塞の兆候が出てきたんじゃないかと、脳のMRI検査をやっていただいたところ。結果はいたって健康な脳だそうでよかった、よかった。元気があれば何でもできる!と誰かが言ってますが、本当にそうで、何をするにもまず健康が第一。これを実感する今日この頃です。

 というわけで、最近料理にはまっている私を漫画カメラで一枚:

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来年四月からスタートする言語芸術学科には、「日本初」と言ってもいい新しい試みが満載です。

このブログでは、少しずつその中身をお伝えしていこうと思います。

 

言語芸術学科には、七人の教員スタッフがいます。自称、七人の侍。

これから一人一人が記事を書き込んでいきますので、しばらくお付き合いくださいませwink

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学科ブログ誕生!

言語言語芸術学科は2013年度よりスタートします。

今年は準備段階ですが、教員スタッフと現・表現学科の学生が一緒になって、演劇、ゲーム、トークなど様々な文化イベントをくり広げています。

夏休みもイベント盛りだくさん。

 

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に学科の活動状況を随時お知らせしています。

百読百鑑レビュー これは2013年度入学の言語芸術学科の学生さんが、「百読百鑑」リストから作品を選び、その選んだ作品について書いたレビューです。

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