2013年01月18日
連載記事 サークル活動体験記
学生生活では、サークル活動に打ち込むことは、授業やゼミに参加して勉学に励むことと同じくらい大切な時間の過ごし方です。サークル活動の中では、人間心理に関する現象も沢山体験することができます。一生懸命取り組むことで、“大切な何か”を得ることができることでしょう。心理学科の学生の皆さんに、サークル活動について自分たちの体験を語ってもらっています。
【これまでに掲載されているサークル】
【体験のなかにある学び】
サークル活動を通して、活動している人達は授業とは違う「学び」を体験しているようです。
どの学問領域でも同じですが、ある領域の学問を一生懸命勉強して、その領域固有な専門知識や技術を身に付けると、それは単に知識として個人の中に蓄えられるだけでなく、自然とその知識や技術がその人の考え方やもののとらえ方、ひいては行動に大きな影響を与えてくると思われます,いわゆる専門性に根ざした考え方、あるいは専門領域に固有な視点、考え方といったものにあたります。
心理学科では、授業やゼミでは個人の内面を深く識ることや人間関係に関する学びを主に行っています。授業で学んだ「人の心理」に関する知識は、それを知っているだけでも、現実の日常生活や社会的活動のなかで活かされるようになります。さらには、それらは意識することでもっと確実なものとなり、その人固有の視点→個性ともなっていくと考えられます。
(担当:米川)