2011年10月31日
Open Dayで模擬授業を行いました
10月22日(土)、葡萄際で構内が活気づく中、「こころの成長と働き」というタイトルで模擬授業を行わせていただきました。当日は30~40名くらいの高校生や保護者の方々が来て下さいました。
内容としては、まず「錯視」と呼ばれる現象や「適応機制」についてかみ砕いてお話をし、外界や内面で起こる出来事に対処していくこころの働きについて紹介していきました。そして、こころが成長していくとはどういうことなのか、そのために大切なのはどういうことかを考えていき、こころの成長を支える心理療法というものについても少しですが話をさせていただきました。生きていく中ではいいこともたくさんありますが、嫌なことにも遭遇します。そうして悩んだりする中であっても、ときに逃げたりかわしたりしながらも私たちが放り出して考えることをやめてしまわず、「こころを使う」ことを続けていくことが大切なことをお話させていただきましたが、みなさん大変熱心に聴いていただき、おかげさまでとても有意義な時間を持つことができました。
心理学は生きることと密接に関わりがあり、またとても面白い学問だと思います。一人でも多くの方に心理学に関心を持っていただければ幸いです。
(担当:富永幹人)