2011年12月06日
卒業生の先輩の体験談を聞きました
1年生で履修する「基礎演習」では、日頃はクラスごとに授業が行われて、大学生活をおくる上で必要な読む、書く、理解する、表現する、伝える等の基本的な認知技能を高めるための演習をしたり、小集団での話し合いや活動を行っています。その教育の一環として11月30日に、全員が集まっての特別企画「卒業生の体験談を聞く」時間をもちました。日常勤務や実習で忙しいにもかかわらず、2人の先輩が来て貴重な体験談を語ってくれました。先輩のリアルな話にみんな熱心に耳を傾けていました。
話題提供者:入木田美耶さん 特定非営利活動法人「それいゆ」勤務 発達障害専門の療育と地域生活支援機関として設立されたNPO法人「それいゆ」で、教育心理カウンセラーとして働いている先輩に、仕事内容を中心に話していただきました。成人自閉症の方とのかかわり方、現在の仕事内容と学部時代の勉強との関連などについて、詳しい話を聴くことができました。自閉症や発達障害についての理解も深まりました。
話題提供者:吉田裕紀さん 福岡女学院大学大学院 学部時代の過ごし方や、在学中に1年間カナダへ留学した経験、現在大学院で臨床心理士となるために勉強している内容が話されました。また留学や大学院に合格するための勉強の仕方について具体的なアドバイスなどもあり、大変参考になりました。
(担当:米川勉)