10月31日、「ハロフェス」が開催されました。
メディア・コミュニケーション学科学生有志が中心となって企画運営をしたものです。
今日ばかりは、大学にも”怪物”さんがいっぱい。
学科スタッフも・・・
女学院大学がハロウィン色に染まりました。
詳しいご報告は、また改めて・・・
10月31日、「ハロフェス」が開催されました。
メディア・コミュニケーション学科学生有志が中心となって企画運営をしたものです。
今日ばかりは、大学にも”怪物”さんがいっぱい。
学科スタッフも・・・
女学院大学がハロウィン色に染まりました。
詳しいご報告は、また改めて・・・
メディア・コミュニケーション学科の学生有志が中心となって、ハロフェスが開催されます。
ハロウィンの日に、女学院大学をハロウィン色に染めようという催しです。
福岡女学院大学の学生、教職員であればだれでも参加できます。
10月31日 福岡女学院大学学内で抽選会、お菓子まき、スタンプラリーなど多彩なイベントが計画されています。
仮装グッズプレゼントもありますが、独創的な仮装での参加も是非。
学内がハロウィン色に染まる一日になりそうです。
(報告:守山惠子)
〈「葡萄祭」は終了いたしました。ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。〉
コールゼミ&有志のゴスペル隊「VOICES OF JOY」は、今年も「葡萄祭」に出演します。10月26日(土)の11:00からです。ぜひ、いらしてください!
「葡萄祭」の詳しい情報はこちらをご覧ください。
(報告:Daniel E. Corl)
岡山県奈義町の現代美術館を訪れました。奈義町は鳥取県との県境に近い、岡山市からクルマで2時間ほどの町です。
この美術館は、世界的に有名な建築家・磯崎新氏の設計で、荒川修作氏、宮脇愛子氏、岡崎和郎氏の作品だけを永久展示するという変わった美術館です。
特定の土地に建つ美術館と、特定の場所のための作品のコラボレーションによる美術館で、美術館の一つひとつの部屋がまるごと作品です。小さな町に建つ超現代建築は、周りののどかな田園風景とのアンバランスも私にとってはおもしろく、是非行きたいと思っていた美術館でした。(清川直人)
私は、8月20日からの4日間集中講義で、溝尻真也先生の「マスカルチャー論」を受講し、コンテンツとメディアの関係が明治時代から今に至るまでに、どのように変化していったのかをポピュラー音楽を主な題材として学んだ。ロック音楽が、白人による社会批判として広まったものだという事や、YouTubeの歴史、ニコニコ動画が人気である理由など、ポピュラー音楽に関係する多様なジャンルを年代ごとに様々な視点から見る事はとても新鮮だった。
最後の授業で「自分の心に残っている思い出の曲」を1人ずつ発表し、その人の当時の心境、また背景には何があったのかを読み取る活動があったのだが、私は福山雅治さんの「蜜柑色の夏休み」という曲をあげた。私が幼い頃の夏休みに、蜜柑農家をしている祖父母のもとへ遊びに行った時の心境に歌詞がぴったりで好きな曲だったからだ。他の受講者が語る、どの思い出の曲に関するエピソードも深いもので興味深く、温かい気持ちになった。この授業のおかげでメディアに対する興味がさらに深まっただけでなく、自分が知らない他の人の様々な体験を聞く事ができ、非常に意義深い時間だった。
(メディア・コミュニケーション学科1年 Y.S さん)
映画監督アピチャッポン・ウィーラセタクンさんのワークショップについて、これまで何度かこのブログでもご紹介してきました。改めて、どんな内容だったのかご報告しましょう。
アピチャッポンさんは、タイご出身で、カンヌ映画祭最高賞を受賞した「ブンミおじさんの森」をはじめ、映画作家・アーティストとしてご活躍です。この夏、福岡アジア文化賞を受賞され来福された折に、メディア・コミュニケーション学科・表現学科の学生を対象としたワークショップを開催してくださったものです。
このブログのサブタイトル「映画づくり、日常、ことば」というのは、ブログの報告者である私が、ワークショップの印象からつけさせていただいたものです。今回のワークショップは、アピチャッポンさんの映画づくりの過程をほんの少しではありますが、共に体験させていただくというものでした。そして、そこにある大切なキーワードは、私たちの「日常」、そのさまざまな関わりを改めて見直し感じるということ、そして「ことば」だったように思います。
■大学でのイントロダクション
会のはじまりは、福岡女学院大学のキャンパスから。まず、アピチャッポンさんは、会ったばかりの私たちに、ご自分の幼い頃の話や学生時代のご経験などをとても丁寧にお話をしてくださいました。
■油山市民の森での”散策”
いよいよワークショップのはじまりです。"Outing with APICHATPONG" とご自身が名付けられたこのワークショップは、まず、山のなかにでかけることからスタートしました。油山は都心からほど近く、市民に親しまれた身近な自然といえますが、今回の関わり方は、遠足やハイキングとはちょっと違います。私たちはまず、ひとりひとりで自然を歩き、思い思いの場所をみつけ、感性を委ねます。そして自然とうびあがったこと、その”ことば”を記していきました。
音、香り、風の感触・・・山のあらゆる要素が心地よく私たちをつつみました。
■ 街へ
今度は一転、街(天神)へ移動します。そこで私たちは、またそれぞれの居場所をみつけます。それは、駅のベンチでも、バス停でも、すてきな喫茶店でもどこでもかまいません。ふたたび感性を委ね、書き留めたことばを手がかりに、今度は物語を紡いでいきました。
■ 経験の共有
最後は、みんなで集まり、それぞれの物語を披露しあいました。喫茶店でひとり時をすごす女性の過去と現在の物語、街の何気ないところに住むこびとのおはなし・・・。
また、今日一日で出会った”ことば”をつかって、リレー形式で物語をつくるミニ・ワークショップも実践。
それぞれに、笑ったりうなずいたり。自分たちの想像の産物なのに、どこかで想像を超えて紡がれていた物語に、はっとさせられました。
「たとえ、あなたの物語が変な話になろうとも、想像力を大切にしてほしい」。アピチャッポンさんは、ワークショップのまとめにこうおっしゃいました。いい話、悪い話・・・そうした概念が、大切なことをブロックしてしまうこともある。そうではなくて、想像する力を信じ、大切にしてほしい、と。
また、そのプロセスの大切さも強調されました。
映画づくりに限らず、何かの問題を解決するときのプロセスとして、とても大切なことでもある、と。
その上で、最後にアピチャッポンさんが、学生のみんなへのメッセージとしておっしゃったのが「たくさんの本を読んでほしい」ということでした。
ひとつのことばは、さまざまなことを連想させてくれると。
ことばを書きとめていく。そして蓄積され、出しつくされたなあと思ったら、私はふたたび”Outing”、外へでかけてみるのだよ。アピチャッポンさんは、こうもおっしゃっていました。
以上、これは、ごくごく簡単なワークショップの流れと、あくまで私が感じたことをまとめた報告です。きっと参加した学生のみんなはそれぞれに、感じたことがあると思います。ぜひ、機会があれば直接たずねてみてくださいね。
そして何より、短い時間ではありましたが、私たちの問題関心によりそい、さまざまなことを”シェア(共有)”してくださったアピチャッポンさんに心から感謝を申し上げます。
(報告:林田真心子)
■福岡アジア文化賞やアピチャッポンさんについては福岡アジア文化賞のホームページもご覧ください。http://fukuoka-prize.org/