メディア系専門科目の一つ「マスメディア・フィールドワーク」を担当する徳永です。この科目は、表現学科での実績を引き継いでいて、夏休み初めに4日間集中で開講します。今年度、表現学科での受講生は21人で、8月6~9日に完了しました。どんな内容だったか、期間中もっともハードな、3日目を中心に紹介します。
8月8日(水)午前9時30分、KBC玄関ロビー集合。遅刻者なし!午後5時まで、予定がギッシリ詰まっています。
今、福岡の地上波テレビの親局の電波は、全部、福岡タワーから発射されています。KBCのタワーは、携帯電話の基地局などに活用されていますが、先端のテレビアンテナは取り外されていて、なんとなくサビシイです…。
午前9時50分、KBCの視聴者・広報室の方の先導で、生放送本番直前のスタジオ・フロアへ。番組は、系列7局共同制作の情報ワイド「アサデス。九州・山口」。説明に、真剣に耳を傾けています。
受講生は、清潔感重視の衣装、化粧と、ヒールが低く足音の静かな履物がオヤクソク。ケータイは、もちろん持ち込みません。
当日は水曜日で、番組は恒例の「おとなのオンナTV」の日。メインキャスターの宮本さんは、セットの隅っこに隔離されていました。
スタジオの高い天井付近に隣接する、通称サブ(スタジオ副調整室)では、予想外の人数のスタッフが働いています。音だけのラジオと違って、テレビは映像作りに人手がかかるのです。ところで、写真中央の女性がオンエア・ディレクター。この日は、われらが福岡女学院大学の先輩が担当していました。
こうして午前の部が進み、午後は、1時から5時まで、55分間のレクチャー+Q&Aが4コマ設定されていました。
・ラジオ番組ディレクター (男性)
・アナウンサー (男性)
・テレビ番組プロデューサー(女性)
・制作プロダクション テレビ番組ディレクター (女性)
KBCのみなさま、お世話になりました。
受講生のみなさん、おつかれさまでした。
(報告:徳永至)