2013年9月アーカイブ

今年の福岡アジア文化賞受賞者アピチャッポン監督による、表現学科、メディア・コミュニケーション学科学生のためのワークショップが、9月13日(金)行われました。

会の冒頭には、アピチャッポンさんが、自己紹介もかねて学生時代のお話などをしてくださいました。その際、アピチャッポンさんは、「映画は僕にとって、”window of the world (世界を知るための窓)だった」と語られたのが印象的でした。

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今回のワークショップはフィールドワークで、アピチャッポンさんも含め全員で福岡市内の自然豊かな場所と街中に出かけ、それぞれが自分の感性に従って「物語」の材料を集めるというものでした。

カンヌ映画祭のパルムドールを受賞された「ブンミおじさんの森」をはじめ、うっそうたる森を舞台にした映像作品を多く制作されているアピチャッポンさん。ご自身が、映画をどのように創造されていくのか。その過程を私たちに紹介してくださるという特別なワークショップに、私たちもちょっぴり緊張しながらのぞみましたが、映画製作に限らず、多文化を理解することや、生き方についてなど多くのことを学びました。また、笑顔のたえない、とても楽しい会でした。

ワークショップでどんな物語が生まれたのかは、また改めてご紹介します。

アピチャッポンさん、本当にありがとうございました。

(福岡アジア文化賞やアピチャッポンさんについては福岡アジア文化賞のホームページもご覧ください。http://fukuoka-prize.org/)

今年の福岡アジア文化賞受賞者アピチャッポン監督による、表現学科、メディア・コミュニケーション学科学生のためのワークショップを、9月13日(金)に本学と福岡市の共催で行うことになりました。

当日は、まずフィールドワークで、アピチャッポンさんも含め全員で福岡市内の自然豊かな場所と街中に出かけ、それぞれが自分の感性に従って「物語」の材料を集めます。その後、材料を使いながら、映像撮影の前提となる「物語」づくりのワークショップを進めます。

うっそうたる森を舞台にした映像作品を多く制作されているアピチャッポンさんがどのようなワークショップを展開されるかとても楽しみです。ファシリテーターをしていただくアピチャッポンさんは、今年の福岡アジア文化賞受

賞、カンヌ映画祭の最高賞(パルム・ドール)など多く賞を受賞され、さらにアートの諸領域を横断する複合的な創作活動を行うなど、国際的に高く評価されている方です。

(福岡アジア文化賞やアピチャッポンさんについては福岡アジア文化賞のホームページもご覧ください。http://fukuoka-prize.org/)