「響存"線/動"展」のご案内

〈展覧会は終了いたしました。多くのみなさまのご来場に心から感謝を申し上げます。〉

 

本学科の教員が出展する展覧会のお知らせです。

 ”線/動”展、が2月9日まで、福岡市天神の新天町北通り ギャラリー風2階で開かれています。

この中で、本学科の金藤櫂(金藤完三郎)の作品、モノトーンシリーズ新作4点が展示されています(入り口に1枚と2Fに3枚)。

「鑑賞者の方々が、イメージの世界に溶け込んで、ひと時遊んでいただければ幸いです。」

 

「響存”線/動”」展

期日:2月9日日曜まで。最終日は17:00まで。ほかは19:00まで。
会場:福岡市中央区天神2-8-136 新天町北通り ギャラリー風2F
福岡市の芸術・文化の向上と絆を再確認するアートプログラム響存展が約10か月の長期企画で実施しているもの。画廊企画。その一環で「SESSION-06」として”線/動”展が開催中。
 

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学生(一年)と教員の全員が参加して共同的に展開する授業「ワークショップA」の展示発表会が、1月20日から24日まで、本学エリザベス・リー・ホール、ホワイエで行われました。

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先日このブログでもご紹介しましたように、今年の授業のテーマは「ミュージアム」。「ミュージアム」を、メディア、コミュニケーション、デザイン、それぞれの視点からみるとどのように捉えられるのか、一年間をかけて学んだ後、グループにわかれてそれぞれ福岡の”ミュージアムなるもの”を構想、展示で表現しました。

映像、フリーペーパーを制作したグループ、体験型展示を考案したグループなど、アプローチの仕方もテーマもさまざまで、アイディアにあふれた作品が並びました。

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私は、11月29日、30日に行われたCorl先生のゼミであるゴスペル隊「VOICES OF JOY」の卒業公演に受付というかたちで参加させて頂きました。

 

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事前に練習を見学した際には、その力強く美しい音色に圧倒されました。挨拶にいくと、初めて会う私に対しても明るく礼儀正しく接して頂き、素敵な先輩方だと感じ、また、メンバー全員の仲が良く和気あいあいとしているところが魅力的だと思いました。

当日には会場に飾り付けが施され、照明などの演出もあり、本格的なステージが出来上がっていました。先輩方はドレスに身を包み、とても綺麗でした。公演は明るい音楽や、静かで優しい音楽などバラエティ豊富なゴスペルで歌い上げられ、聴いているだけで楽しい気持ちになりました。私は先輩方のゴスペルを聴いた観覧者の皆さんが、笑顔で帰って行くのがとても印象的でした。

最終日にはその大盛況からWアンコールがかかり、先輩方はお驚きと嬉しさから涙を流して歌っていました。その光景は観ていてすごく感動しました。

私はこの卒業公演に関わらせて頂くことで、楽しみながらも非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。

(メディア・コミュニケーション学科1年 N.Yさん)

 

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VOICES OF JOY 卒業公演情報

〈公演は終了いたしました。多くのみなさまのご来場に心から感謝を申し上げます。〉

 

先日、博多区の公民館文化祭に招かれ、大好評だったコールゼミ&有志のゴスペル隊VOICES OF JOYの今年度の卒業公演まであと10日となりました。2010年の1月に初公演を果たしたこのゴスペル隊の今年の4年生(ゼミ生5人、有志3人)は5期生ということになります。今年のステージは総勢24人の学生が歌います。

 

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GRADUATION GOSPEL CONCERT“You are Good All the Time”

 

2013年11月29日(金) 17:30開場 18:00開演

2013年11月30日(土) 13:30開場 14:00開演

開場: キャンパス内エリザベス・リー ホール
    (正門から入って、最初の建物の一階です)

入場無料は無料です。駐車スペースもあります。

一般の方、特に高校生、大歓迎です!

 

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HALLOWEEN ハロフェス開催!

10月31日、「ハロフェス」が開催されました。

メディア・コミュニケーション学科学生有志が中心となって企画運営をしたものです。

 

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今日ばかりは、大学にも”怪物”さんがいっぱい。

 

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1031-5.jpg  学科スタッフも・・・


女学院大学がハロウィン色に染まりました。

詳しいご報告は、また改めて・・・

メディア・コミュニケーション学科の学生有志が中心となって、ハロフェスが開催されます。
ハロウィンの日に、女学院大学をハロウィン色に染めようという催しです。

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福岡女学院大学の学生、教職員であればだれでも参加できます。

10月31日 福岡女学院大学学内で抽選会、お菓子まき、スタンプラリーなど多彩なイベントが計画されています。
仮装グッズプレゼントもありますが、独創的な仮装での参加も是非。


学内がハロウィン色に染まる一日になりそうです。

(報告:守山惠子)

 

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〈「葡萄祭」は終了いたしました。ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。〉

 

コールゼミ&有志のゴスペル隊「VOICES OF JOY」は、今年も「葡萄祭」に出演します。10月26日(土)の11:00からです。ぜひ、いらしてください!

「葡萄祭」の詳しい情報はこちらをご覧ください。

(報告:Daniel E. Corl)

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映画監督アピチャッポン・ウィーラセタクンさんのワークショップについて、これまで何度かこのブログでもご紹介してきました。改めて、どんな内容だったのかご報告しましょう。

アピチャッポンさんは、タイご出身で、カンヌ映画祭最高賞を受賞した「ブンミおじさんの森」をはじめ、映画作家・アーティストとしてご活躍です。この夏、福岡アジア文化賞を受賞され来福された折に、メディア・コミュニケーション学科・表現学科の学生を対象としたワークショップを開催してくださったものです。

このブログのサブタイトル「映画づくり、日常、ことば」というのは、ブログの報告者である私が、ワークショップの印象からつけさせていただいたものです。今回のワークショップは、アピチャッポンさんの映画づくりの過程をほんの少しではありますが、共に体験させていただくというものでした。そして、そこにある大切なキーワードは、私たちの「日常」、そのさまざまな関わりを改めて見直し感じるということ、そして「ことば」だったように思います。

 

■大学でのイントロダクション

会のはじまりは、福岡女学院大学のキャンパスから。まず、アピチャッポンさんは、会ったばかりの私たちに、ご自分の幼い頃の話や学生時代のご経験などをとても丁寧にお話をしてくださいました。

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■油山市民の森での”散策”

いよいよワークショップのはじまりです。"Outing with APICHATPONG" とご自身が名付けられたこのワークショップは、まず、山のなかにでかけることからスタートしました。油山は都心からほど近く、市民に親しまれた身近な自然といえますが、今回の関わり方は、遠足やハイキングとはちょっと違います。私たちはまず、ひとりひとりで自然を歩き、思い思いの場所をみつけ、感性を委ねます。そして自然とうびあがったこと、その”ことば”を記していきました。

音、香り、風の感触・・・山のあらゆる要素が心地よく私たちをつつみました。

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■ 街へ

今度は一転、街(天神)へ移動します。そこで私たちは、またそれぞれの居場所をみつけます。それは、駅のベンチでも、バス停でも、すてきな喫茶店でもどこでもかまいません。ふたたび感性を委ね、書き留めたことばを手がかりに、今度は物語を紡いでいきました。

■ 経験の共有

最後は、みんなで集まり、それぞれの物語を披露しあいました。喫茶店でひとり時をすごす女性の過去と現在の物語、街の何気ないところに住むこびとのおはなし・・・。

また、今日一日で出会った”ことば”をつかって、リレー形式で物語をつくるミニ・ワークショップも実践。

それぞれに、笑ったりうなずいたり。自分たちの想像の産物なのに、どこかで想像を超えて紡がれていた物語に、はっとさせられました。

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「たとえ、あなたの物語が変な話になろうとも、想像力を大切にしてほしい」。アピチャッポンさんは、ワークショップのまとめにこうおっしゃいました。いい話、悪い話・・・そうした概念が、大切なことをブロックしてしまうこともある。そうではなくて、想像する力を信じ、大切にしてほしい、と。

また、そのプロセスの大切さも強調されました。

映画づくりに限らず、何かの問題を解決するときのプロセスとして、とても大切なことでもある、と。

その上で、最後にアピチャッポンさんが、学生のみんなへのメッセージとしておっしゃったのが「たくさんの本を読んでほしい」ということでした。

ひとつのことばは、さまざまなことを連想させてくれると。

ことばを書きとめていく。そして蓄積され、出しつくされたなあと思ったら、私はふたたび”Outing”、外へでかけてみるのだよ。アピチャッポンさんは、こうもおっしゃっていました。

 

以上、これは、ごくごく簡単なワークショップの流れと、あくまで私が感じたことをまとめた報告です。きっと参加した学生のみんなはそれぞれに、感じたことがあると思います。ぜひ、機会があれば直接たずねてみてくださいね。

そして何より、短い時間ではありましたが、私たちの問題関心によりそい、さまざまなことを”シェア(共有)”してくださったアピチャッポンさんに心から感謝を申し上げます。

(報告:林田真心子)

■福岡アジア文化賞やアピチャッポンさんについては福岡アジア文化賞のホームページもご覧ください。http://fukuoka-prize.org/

今年の福岡アジア文化賞受賞者アピチャッポン監督による、表現学科、メディア・コミュニケーション学科学生のためのワークショップを、9月13日(金)に本学と福岡市の共催で行うことになりました。

当日は、まずフィールドワークで、アピチャッポンさんも含め全員で福岡市内の自然豊かな場所と街中に出かけ、それぞれが自分の感性に従って「物語」の材料を集めます。その後、材料を使いながら、映像撮影の前提となる「物語」づくりのワークショップを進めます。

うっそうたる森を舞台にした映像作品を多く制作されているアピチャッポンさんがどのようなワークショップを展開されるかとても楽しみです。ファシリテーターをしていただくアピチャッポンさんは、今年の福岡アジア文化賞受

賞、カンヌ映画祭の最高賞(パルム・ドール)など多く賞を受賞され、さらにアートの諸領域を横断する複合的な創作活動を行うなど、国際的に高く評価されている方です。

(福岡アジア文化賞やアピチャッポンさんについては福岡アジア文化賞のホームページもご覧ください。http://fukuoka-prize.org/)

6月29日、私たちは九州国立博物館を訪れました。

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九博は日本の国立博物館の中で比較的新しい建物で、耐震や、自然との一体化を狙った構造をしていました。

活動は、前半に常設展の観覧、後半にバックヤードツアーが行われました。常設展では、展示の特徴や工夫をメモを取りながら回りました。展示方法も様々で、博物館側の意図を感じるつくりでした。

後半のバックヤードツアーでは、館内の説明をして頂いたり、普段はふれることのできない作品の修理場や保存庫を見せて頂きました。

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九博では、多くのボランティアの方が博物館の運営を支えており、ツアーの中でもお世話になりました。九博は市民が守る博物館でした。修理場や保存庫にも様々な工夫があり、多くの人の知恵が生きているのを感じました。特に、修理の技術は昔ながらの方法が受け継がれ、作品を大事に守っているようでした。

 

 

後日、「ワークショップA」の授業で、私たちは班ごとに分かれ、今回の訪問についてまとめ、発表をしました。話し合いの中で、皆、普段気づかずにいた展示側の意図や工夫に目を向けたことが分かりました。今回は観覧者として博物館や展示品を拝見しましたが、この先、私も製作をする立場になりたいと思っています。

この活動で私は、製作側がどういうものか少しは学べた気がします。今後も授業活動等を通じて、製作の立場を学んでいきたいです。

(メディア・コミュニケーション学科1年 K.Tさん)