2013年4月アーカイブ

写真展の報告

メディア・コミュニケーション学科の専門科目「デザイン表現研究D(写真)」(2014年度開講2年生科目)をご担当される非常勤講師橘野栄二氏の個展を拝見してきました。

 

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⟨画廊内の橘野氏と作品群⟩

 

展覧会のタイトルは「きつのえいじ写真展 ポートレート~肖像写真・肖像画~」。会場は天神中心街の親富孝通り入口にある《ART SPACE 貘(ばく)》です。

 

展覧作品は、肖像画のもつ魅力を写真で表現しようとした意欲的な作品群です。在廊の橘野氏から「そもそも写真は瞬間を切り取ったもの、しかし画家の描く肖像画は幾日も掛けて制作されたものなので、瞬間ではない表情がそこには存在している」という観賞のヒントにつながるような興味深いお話を伺いました。探究されているテーマは少し難しそうでしたが、それはさておき、作品の一つ一つがどれも美しく、楽しんで見ることができました。

さらに国内では大変珍しく貴重な銀板写真の現物が展示されていました。(撮影・報告:金藤完三郎)

 

 

0417-2.jpg⟨珍しい銀板写真(中心のオレンジ色にみえるもの)⟩

 

⟨写真展は2013年4月21日(日)に終了しました⟩

メディア・コミュニケーション学科の新入生オリエンテーションが今週行われました。新入生全員と、先輩学生(表現学科)、学科のスタッフが共に過ごし、学科について、そしてお互いについて知り合う、密度の濃い一日です。

 

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その中で、今年は、私たちの日常生活の中にあふれているメディアのひとつ「advertisement(広告)」について考えるワークショップを行いました。

先日のブログでご紹介した“段ボール箱”は、実はこのための素材だったのです。日頃何気なく使っているそれらのものが、みなさんの豊かな想像力と行動力で、大きくカタチをかえました。

 

 

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新入生のみなさん、そして力強くサポートをしてくれた在学生のみなさん、おつかれさまでした。これから共に探求していきましょう。