アジア国際美術展(タイ展)に作品発表

第27回アジア国際美術展(タイ展)に作品発表 金藤完三郎

⟨展覧会は終了いたしました⟩

 

現在タイ国で開催中の「第27回アジア国際美術展(タイ展)」で、私の作品1点(既定数)が展覧中ですので、記事を掲載いたします。

この国際美術展は本展会期前に、アジア美術家連盟日本委員会が福岡アジア美術館で国内展覧会を開催し、審査を経て推薦された作品が本展開催国の展覧会で展示されるものです。本日、タイ国の展覧会セレモニー等に参加された日本委員会と関係者から展覧会の概要と会場の写真など、報告資料が届きましたのでご紹介いたします。以下は資料からの抜粋です。

(報告:金藤完三郎)

 

               0305-3.jpg 作品展示会場(向かって右が金藤作品)

 

第27回アジア国際美術展はタイ文化省現代芸術文化オフィス、Bunditpatanashilpa美術研究所、Chulalong Korn大学芸術学部主催、アジア美術家連盟各国委員会共催により2013年1月19日(土)から3月22日(火)迄開催され、オープニング行事が1月17日(木)から1月20日(日)迄開催されました。

 

               0305-1.png 開会式の様子(文化大臣) 

 

オープニング行事は主にバンコクのラチャンダムニー現代美術センター(Ratchadamnoen Contemporary Art Center―展示)とツィンタワーホテルにおいて行われ、出品参加国は従来の日本(20人)、韓国(20人)、中国(17人)、台湾(27人)、フィリピン(15人)、シンガポール(17人)、マレーシア(13人)、ベトナム(1人)、台湾(15人)、タイ(65人)、モンゴル(15人)、インドネシア(6人)の12ヶ国地域231人231点に加えてKrabiで1月9日から17日迄行われたワークショップ(37人参加)への新たな参加国イラン、アフガニスタン、パキスタン、ブルネイ、ラオス、カンボジア、ミャンマー、インド、バングラデッシュの9ヶ国が加わり、合計21ヶ国地域となり、240作家の268点が展示されました。日本からは安永幸一アジア美術館顧問(日本委員会顧問)、宇田川宣人代表、堀尾紀之・光行洋子副代表、川野裕一郎(フォーラム発表者)塚本洋守(ワークショップ参加者)、見崎泰中、東義真、渡部須美子、堀尾くに子の各氏が参加されました。

 

               0305-2.png

 

開会式には文化大臣、閉会式には文化副大臣が出席するなど、タイ国を挙げての充実した文化行事となり、アジアの美術家相互の友好と親善を深めることができました。代表者協議会では、来年の開催は台湾、再来年はベトナムと決まりました。

当地の報道の他、開会式について、翌日の西日本新聞に記事が掲載されました。