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2013年12月15日

【学生レポート】 夏休み・ヨーロッパ研修の報告①

11日間のヨーロッパ研修を終え、初めてのヨーロッパということもあり、すべてが新鮮で、本当にたくさんの経験をすることができました。

IMG_3089.JPG私は街全体が世界遺産になっているコルドバにとても興味を持っていたのですが、実際にコルドバを訪れ、実際に街並みを目にしたことで、その土地の歴史を含めなぜ街全体が世界遺産になっているのかわかった気がしました。本当に素敵な街並みで、小さな都市ならではのアットホームな雰囲気も感じることができ、とくに夜の広場やテラスの雰囲気がとても好きでした。

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コルドバの他に心に残った都市はグラナダです。グラナダは、滞在時間自体は少なかったのですが、十分に満喫することができました。特に朝から行ったサン・ニコラス展望台から見た景色がとても美しく、印象的でした。展望台にたどり着くまでは長い坂道で大変でしたが、その疲れも忘れてしまうほどでした。また、アルハンブラ宮殿では以前から見てみたかった水面に写る宮殿を見ることができ、とても感動しました。

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そして、今回訪れた中で最も印象深かった場所はやはりサグラダ・ファミリアでした。

IMG_2487.JPG想像していたよりも遥かに大きく壮大で、サグラダ・ファミリアが初めて目に入った瞬間は本当に感動的でした。上からの眺めも素晴らしく、中で何をしたというわけでもないですが、3、4時間の滞在が本当にあっという間に感じました。早く完成した姿も見てみたいですが、建築途中の姿を見られたことも貴重だったかもしれないと思いました。さらに、もう一つ研修の前から楽しみにしていたグエル公園では、トカゲの噴水での写真撮影は争奪戦だと聞いていたのでみんな気合を入れていたのですが、意外とスムーズにいき、思う存分写真が撮れて満足でした。

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食事に関しては、実際に現地に行き口にするまで少し不安もあったのですが、どの料理も本当においしく、日本人の口に合うものが多かったと思います。メニューはスペイン語や英語で書いてあり、写真もないものがほとんどだったため、実際に運ばれてくるまでのスリルもあり、毎回の食事がとても楽しかったです。

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スペインには、日本にはどこを探してもないような街並みや景色があり、そのようなところから長い歴史を感じることができました。天気にも恵まれ、本当にいい思い出を作ることができました。この研修に参加できて本当によかったと思います。(3年 釣船さん)

投稿時間:2013年12月15日 14:32 | 固定リンク

2013年12月13日

シンガーソングライター・冨永裕輔さんの授業

11月19日に、日本語教員養成コースの授業の中で、シンガーソングライターの冨永裕輔さんに、「ことばと音楽」と題して、話をしていただきました。朝の1時間目でしたが、2年生以上の60名余りの学生が出席して、お話を伺いました。

 

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冨永さんが歌をつくる時、ことばが先に生まれ、曲があとなのだそうです。これが、数々の歌からメッセージがしっかり伝わってくる理由の一つだと思いました。

授業の中で、アカペラで歌ってもくださり、透き通った歌声に聞き惚れました。

学生からのコメントや質問を、授業後にお送りしたところ、何ページにもわたるお返事をくださり、学生たちは大いに励まされています。

 

日本語教育で歌を取り上げるときには、ことばを大切にしている歌を選びたいと改めて思いました。

 

メディア・コミュニケーション学科の学生で、日本語教員養成コースに興味のある人は、2年次に「日本語教育概論」「日本語学概論」などのコースに必要な科目の履修を始めてください。正式なコース登録は3年生になる時に行います。

(報告:守山惠子)

投稿時間:2013年12月13日 15:03 | 固定リンク

2013年12月12日

教員コラム12 美術館訪問(2) 大塚国際美術館 清川直人

美術館訪問記第二弾です。

今回は大塚国際美術館を紹介します。このコラムでは私が訪問した美術館から特色のあるものを取り上げていますが、ここは、美術や美術館とはいったい何なのか、改めて考えさせられる驚きのものです。徳島県鳴門市にあり、福岡からはアクセスがあまりよくありません。それでもここは観る意味があると思います。

 

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この美術館の最大の特色は、世界各地の絵画などの美術品を陶器の板に実物大で印刷して展示しているところです。特に、ミケランジェロの壁画「最後の審判」、「天地創造」を含んだシスティーナ礼拝堂の空間をまるごと再現している部屋など、環境展示と呼ばれている部屋にはとても驚きました。また世界各地の美術館に収蔵されている、同じ主題の作品(の複製)がひとつの部屋に集められていたり、現実にはほとんど実現できない展示もあります。

 

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一般に美術館というのは、本物の美術品を展示している場所のことを指すと思います。では本物の美術品とは何かというと、作家が自ら制作した、唯一のものということになるでしょう。そう考えるとこの美術館には本物の美術品は一つもありません。ここは美術館なのでしょうか?ここでは触れませんが、実はこの問題は美術館制度にも関わる問題なのです。(清川直人)

メディア・コミュニケーション学科の教員紹介はこちらをご覧ください。

投稿時間:2013年12月12日 19:48 | 固定リンク

2013年12月09日

沖縄で学会発表をしてきました

 藤村ゼミでは、3年生によるグループ研究を行っています。今回、11月に沖縄で開催された九州心理学会で、学会発表をしてきました。

 この写真は、3グループでの発表が無事終わった後の写真です。
皆さん、晴れ晴れとした顔をしています。

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それでは、発表の様子を見てみましょう。こちらは、経験学習について研究をした皆さんです。大学生を対象とした調査の結果、学生は成功よりも失敗を振り返りやすいこと、経験から学ぶ志向性など経験の捉え方には男女差がないことを報告しました。
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藤村ゼミ131117N3.jpg 次に、目標の共有と チームのパフォーマンスについて調べた皆さんです。福岡県内の女子バレーボールチームを対象に調査をしました。チームワークがよく目標の共有ができているチームは、実際に強いのでしょうか?調べたところ、それだけでは強いチームになれないようです。それでは何が大事なのか、再度考え直しているところです。


3つ目のテーマは、風評被害について調べました。
東北大震災の後、福島第一原子力発電所の影響で、被災地産の農産物に対する買い控えが生じています。
なぜ買い控えが生じるのか、幼稚園児の母親と女子大生を対象に調査し、リスク認知が購買行動に与える影響を考えました。
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準備は大変でしたが、九州のさまざまな大学から参加された先生方や院生の皆さんに暖かい言葉と助言をいただきました。学会の合間に、美しい沖縄の海で、珊瑚と熱帯魚とたわむれるシュノーケリングも行いました。

きっと忘れられない沖縄の旅になったと思います。

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【他大学の先生に意見をいただく様子】

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【出発前にゼミ室で準備をする様子】

(担当:藤村)

投稿時間:2013年12月 9日 11:36 | 固定リンク

2013年12月09日

学生コラム ゴスペル隊卒業公演

私は、11月29日、30日に行われたCorl先生のゼミであるゴスペル隊「VOICES OF JOY」の卒業公演に受付というかたちで参加させて頂きました。

 

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事前に練習を見学した際には、その力強く美しい音色に圧倒されました。挨拶にいくと、初めて会う私に対しても明るく礼儀正しく接して頂き、素敵な先輩方だと感じ、また、メンバー全員の仲が良く和気あいあいとしているところが魅力的だと思いました。

当日には会場に飾り付けが施され、照明などの演出もあり、本格的なステージが出来上がっていました。先輩方はドレスに身を包み、とても綺麗でした。公演は明るい音楽や、静かで優しい音楽などバラエティ豊富なゴスペルで歌い上げられ、聴いているだけで楽しい気持ちになりました。私は先輩方のゴスペルを聴いた観覧者の皆さんが、笑顔で帰って行くのがとても印象的でした。

最終日にはその大盛況からWアンコールがかかり、先輩方はお驚きと嬉しさから涙を流して歌っていました。その光景は観ていてすごく感動しました。

私はこの卒業公演に関わらせて頂くことで、楽しみながらも非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。

(メディア・コミュニケーション学科1年 N.Yさん)

 

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投稿時間:2013年12月 9日 10:41 | 固定リンク

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