「映画と社会」学外授業

 11日(金)の「映画と社会」(言語芸術学科専門科目)は福岡市フィルムコミッション主催のセミナーに参加しました。このセミナーでは映画監督細野辰興さんが福岡でロケ撮影された作品「私の叔父さん」の撮影秘話を中心に、監督自身の映画論についてお聞きしました。参加した学生は真剣に、しかしながら時には笑い、時には驚きながら話に聞き入り、最後に監督と個人的にいろいろな話をしていました。

<細野辰興のプロフィール>

映画監督。今村プロダクション映像企画、ディレクターズ・カンパニーで助監督時代を過ごし、今村昌平、長谷川和彦、相米慎二、根岸吉太郎に師事。1991年『激走トラッカー伝説』で本編デビュー。『シャブ極道』(1996)は問題作として物議を醸す一方、各種ベスト・テンを受賞。以降、『竜二 Forever』(2002)、『燃ゆるとき』(2006)など骨太な作品を連作。2010年から演劇『スタニスラフスキー探偵団』の作・演出を務めるなど創作活動の場を意欲的に広げている。最新作は公開中の『私の叔父さん』(2012)

(以上は日本映画大学HPからの転載、http://www.eiga.ac.jp/course/professor/hosono.html

 映画専門の大学でも学部でも学科でもないにもかかわらず言語芸術学科では前期後期を含めて映画業界の一銭で活躍されているプロデューサーさんや監督さんから直接お話をお聞きする機会をもうけています。今年の夏には学内で映画のロケ撮影が行われ、言語芸術学科の学生たちは美術スタッフ、ケイタリングスタッフ、エキストラとして働きました。

 映画だけではありません。演劇についてもプロの俳優さんや演出家の方々から直接、指導をうける機会があります。映画や演劇について専門の学科でもないのに、専門的な勉強ができる学科は日本にはほとんどありません。今後も言語芸術学科では専門家から指導していただく機会を増やしていく予定です。

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百読百鑑レビュー これは2013年度入学の言語芸術学科の学生さんが、「百読百鑑」リストから作品を選び、その選んだ作品について書いたレビューです。

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