"しゅーちゃん"こと吉田修作です。今年2013年3月に『古代文学表現論―古事記・日本書紀を中心にして―』(おうふう)という本を出しました。4冊目の単著です。古事記という歴史書が書かれたのは、西暦でいうと712年、今から1300年前です。その関係もあって、昨年から今年にかけて古事記に関する書物がたくさん出され、大型書店の歴史や日本古典文学のコナーにはそれらの本が並んでいます。今回僕が本を出したのはそのことを意識したからでもあります。本の内容は専門的なものなので、難しいと思いますが、その1つの章は「地域伝承論」と題して、古事記や日本書紀に書かれたことが地域、とくに福岡の地域に伝わっていった過程を取り上げました。福岡女学院大学の図書館にも入れましたので、興味のある人は図書館でぱらぱらと見て下さい。