高岡ゼミのフィールドワーク(柳川歴史地区)

柳川での景観調査

ゼミの学外活動で柳川に行ってきました。 

まず柳川名物の"うなぎ"を食べて力が出たところで、今回初の試みである景観調査にそれぞれのグループごとに取り掛かりました。旧柳川藩主・立花家の別邸であった御花、旧戸島邸、柳川城跡、北原白秋生家等の地域調査を行いました。建物の用途や目的、景観との調和具合等を調べ記すことで "柳川"をより詳しく知ることができました。調査の結果、観光客目的というよりは地元住民のための建物が多かったように思います。なまこ塀など周囲となじんでいる建物が多く昔ながらの面影を感じ取れました。ただ観光するだけでは気が付けないような日常の柳川を見ることができたので、貴重な体験になりました。

柳川名物 うなぎのせいろ蒸し
 

その後、川下りならぬ川上りをしました。景観調査の際に歩いたところを今度は舟からみることでまた違った角度から柳川をとらえることができました。また川の水を生活用水として利用していたころの名残も見受けられ、柳川の自然を満喫することができただけでなく、町の歴史も知ることができました。50分間でしたが本当にあっという間で優雅な時間だな、と感じました。

柳川では地元の方や他の観光客の方々がたくさん声をかけてきてくれ、とても温かい町だなと感じました。このような方々の支えがあり柳川は今でも観光地としての魅力にあふれているのだなと思いました。楽しめただけでなくたくさんのことを学ぶことができ、いろいろな視点から本当に充実した研修になりました。(永山さん)

北原白秋の生家や掘割などの歴史遺産

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