多彩なゼミ・ユニークな授業

広島での歴史的街並み調査

高岡ゼミでは、ジブリの映画「崖の上のポニョ」の舞台として知られている広島県・鞆の浦を訪れました。下の写真は、主人公・宗介の家のある崖のモデルです。

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鞆の浦では、港町の景観に大きな影響を与える埋め立て架橋計画が問題となっています。まず、鞆の歴史的な街並みについて調査をしました。

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その後、まちづくり活動にたずさわっている地元の方に、お話をうかがいました。まちづくりの経緯、町に対する熱い思い、活動におけるさまざまな困難など、資料や文献を読むだけではわからなかったことを多く教えていただき、学生は熱心にメモを取っていました。

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調査の成果は、大学祭「葡萄祭」や12月の研究発表会で発表する予定です。

投稿者: HP担当者 日時: 2010.08.20 Friday 10:08 AM

岡山での歴史的街並み調査

高岡ゼミでは、岡山県・広島県へ3日間の調査旅行を実施しました。初日は大学での授業のあと、夜に博多から岡山まで新幹線で移動。2日目は朝早くから岡山城に行きました。

岡山城

岡山城天守閣は惜しくも空襲で焼失し、1966年に再建されました。天守閣のなかには駕籠があり、江戸時代の人に成りきってみました。

江戸時代にタイムスリップ


岡山からは電車とバスと徒歩で、備中松山城へ。険しい山道を20分ほど登ると、日本に12基しかない現存天守(近世以前から残っている天守閣)があります。もちろん、木造です。

備中松山城  


その後、倉敷に移動。
倉敷美観地区では、地元のボランティアガイドの方の説明に熱心に耳を傾けます。

  倉敷1

各自の関心にもとづいて、聞き取り調査や視察をし、最後は記念写真。
長い一日、おつかれさまでした。
翌日は岡山から広島に向かいます(つづく。)

倉敷5  

投稿者: HP担当者 日時: 2010.07.30 Friday 11:59 PM

長崎県平戸市での歴史的景観調査

平戸の歴史的町並み

高岡ゼミでは「歴史的景観と観光まちづくり」をテーマに調査研究をおこなっています。先日は長崎県平戸市を訪問し、景観調査を実施しました。あいにくの雨模様でしたが、学生はボランティアガイドの説明に耳を傾け、資料館で情報を収集するなど、精力的に調査をおこないました。

平戸城

投稿者: HP担当者 日時: 2010.07.14 Wednesday 1:24 AM

山口県萩市での歴史的景観調査

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歴史的景観と観光まちづくり」をテーマとする高岡ゼミでは、4年生と3年生の学生が山口県萩市を訪問し、景観調査を実施しました。

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事前に資料や文献で調査しておいた情報にもとづいて、現地調査をおこないます。現地ではガイドの方の説明に耳を傾けながらまち歩き。街並みを保つための工夫や、住民生活との両立等について、調査をしました。

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調査の後は自由時間を利用して、萩城跡や海辺を散策。
青春の一枚をパチリ。

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投稿者: HP担当者 日時: 2010.05.18 Tuesday 11:17 PM

華道・池坊展への出展

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10月7日~12日まで、福岡・天神の岩田屋で行われた池坊展の学生華道に出展させていただき、たくさんのことを感じることができました。

10月7日からの出展のため、私たちは、前日に花の生け込みを行いました。私が生けた花々は、秋のものが多く、とても風情を感じることができました。使った花材は、セイバンモロコシ、コスモス、つるうめ、アオキです。当日は、前期に学習したことを思い出しながら、どの角度が一番綺麗に見えるのか、左右のバランスや奥行きなどを考えながら生けました。また、コスモスなどは色合いに配慮し、綺麗なピンクを生かせるように工夫しました。そして、水際に緑を生けることによって、全体が締まるということも、前期の授業の中で学習したため、それをいかしてアオキで締めました。今回の作品のテーマは「秋」だったため、前期の授業で身に付けた、知識や技法を最大限に生かし、優しさに満ちた自然界の秋を表現しました。

今回、池坊展に出展する機会をいただき、貴重な体験ができました。日本の伝統的な「生け花」に触れ、慌ただしい日常生活の中で、ゆっくりと花と向き合い、自分の心を豊かにすることができました。

今後は、授業で学んだことや、今回の体験をいかして、これから家の庭に咲く四季折々の花々を生けてみようと思います。そして、風情を感じることのできるような作品をたくさん造っていけるよう努力していきたいです(廣田さん)。


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投稿者: HP担当者 日時: 2009.11.10 Tuesday 11:04 PM

日田での調査旅行 (高岡ゼミ)

木の花ガルテン  

ゼミ活動の一環として、10月に大分県の日田市へ1泊2日の調査旅行に行きました。日田では資料を見て調べるだけでは学ぶことのできない事柄を、多く得ることができ、大変充実した研修となりました。

初日は日田市大山町にある「木の花ガルテン」に行きました。「木の花ガルテン」とは、大山町の農協が町起こしのために行っている事業で、野菜などの直販や、農家の人々による手作りの品の販売、カフェや地元で採れた材料を使用したバイキングレストランなどを経営しています。ここでは大山町の農協の人々が、盆地で農業がなかなかできない土地である大山町を活性化させるためにどのような取り組みを行ってきたかという話や、これからの展開についてなど、地産地消への取り組みや町の活性化ついてのお話を直に聞くことができ、ゼミで研究している内容なので、とても勉強になりました。また、何より大山町の農協の人々の大山町を思う熱い思いを身にしみて感じることができました。このような熱い思いが、「木の花ガルテン」を大分県内のみならず、福岡にも店舗を置くまでに至ったのだろうと思いました。

豆田町

2日目は重要伝統的建造物群保存地区に指定されている、日田市豆田町へ行きました。はじめに、廣瀬淡窓が1805年に開いた私塾・咸宜園(かんぎえん)へ訪れた後、豆田町の町並み地区では観光協会の方による案内をしてもらい、町を散策しました。町の人々はとても親切で、私たちの些細な質問にも丁寧に答えてくださいました。豆田町には主となる2つの通りがあるのですが、その通りは完全に電柱を地下に埋める工事が2009 年の初めに完成したばかりで、電線のないとても見栄えがよい通りとなっていました。町並みの散策を終えた後、30分程度、豆田町の歴史的町並みを保つことについての話や、町おこしについての話などを聞きました。話をしてくださった方が、「豆田町はいい物がぎゅっと詰まっている重箱のような町だと思っています」と話してくださり、ここでも豆田を思う気持ちを身にしみて感じることができました。

聞き取り調査

2日間にわたって日田を調査して感じたことは、大山町の農協の人々も、豆田町の人々も、どちらも自分の住む「地元」をとても愛しているということです。愛している自分たちの「地元」が、廃れて行くのは見たくない、どうにかして活気のある町にしよう!という気持ちから、どちらの町も、名もない町から立派な観光地として成功したのだろうと思いました。やはり、このような地元の人たちの気持ちというものは、直接話しを聞かなければなかなか完全に理解することはできないと思うので、今回の研修はとても貴重な経験となりました。皆様、ぜひ次の旅行は日田へお越し下さい!(陣内さん)

景観調査

投稿者: HP担当者 日時: 2009.11.08 Sunday 1:04 AM

佐賀の歴史的町並み調査

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ゼミのフィールドワークで佐賀に行ってきました。この日はとても晴天で、梅雨時期にもかかわらず暑いほどでした。訪れた場所は昭和の学校・元気村佐賀城本丸歴史館でした。また、調査場所をチーム別に分け、長崎街道、佐賀歴史民族館(旧古賀銀行・旧古賀邸)や佐賀城本丸歴史館周辺の歴史的町並みを調査し探索してきました。

まず、福岡女学院バスで昭和の学校・元気村を訪れました。元気村は旧富士南小学校舎を再生した施設で、バイキング形式で給食を食べることが出来ます。給食以外にも昔ながらの駄菓子やパン、ほうれん草のアイスクリームなど色々な食べ物が売られていました。校舎内には跳び箱や身長計、ランドセルに黄色い帽子など、小学校で使っていた懐かしいものがたくさん置いていました。ものだけでなくウサギや七面鳥などの飼育小屋もありました。その元気村で小学校時代にタイムスリップしたような気持ちで食事を済ませました。

次に、私たちのチームは長崎街道へ訪れました。調査前の事前の下調べでは長崎街道は歴史的町並みでありとても距離があることから観光者が多いと予想していましたが、実際訪れると観光者は少なく地元住民が挨拶をしてきてくれるようなのどかな町でした。観光者の多くは佐賀城本丸、佐賀歴史民族館や佐賀城付近にある旧大隈重信邸を訪れているようでした。そのような穴場的な長崎街道を調べていくと、主に昭栄中学校付近にのこぎり型家並みが残っており、家と隣接する隣の家が段々とずれて作られており敵からの防衛になっていました。これは事前に調べていましたが、その隠れることの出来る場所に多くお地蔵さんがたっており、敵の侵入の歴史がうかがえました。これは直接訪れることでわかる情報でした。その他ムツゴロウの絵が付いたマンホールや握りこぶしより小さいエビス像や溝の上のコンクリートには籠を担ぐ人や馬に乗って進むような人の絵が長崎街道沿いに記してあり、道を迷わないようになっている工夫もされていました。

佐賀の歴史的景観

その後、佐賀城本丸歴史館に全チームが集合し、皆で見学しました。佐賀城本丸歴史館は階段もなく歩き疲れた足には易しい建物でした。城内は入るとともに木の香りにたち込まれ和室の涼しげな雰囲気に心落ち着きました。展示内容として幕末や維新期の、大隈重信や佐野常民などの偉人の紹介がされておりました。私たちが興味をもったのが「クイズめざせ佐賀藩ものしり博士!」といったパソコンでクイズ形式に佐賀藩を学ぶことの出来るコーナーでした。最初は城の中にパソコンといった違和感がありましたが、子どもたちの興味をひきつけ、小さなお子さんと親御さんが一緒にパソコンへ向かいゲームをしていました。まさに現代文化の象徴であるパソコンと昔ながらの城の融合であり温故知新だと思いました。

最後に、さがレトロ館の中にあるカフェバーの米っ子バーガーをテイクアウトしました。これはパンズに佐賀の米粉が使用されていてまさに産地ならではの食べ物であり、たくさんの具と黒毛和牛、柚子ごしょうがマッチしておりおいしくいただきました。

今回の佐賀研修でたくさん歩きたくさん食べ、のどかな歴史的町並みに触れ、充実した研修を過ごすことが出来ました(姫田さん)。

佐賀城

投稿者: HP担当者 日時: 2009.08.13 Thursday 10:32 PM

高岡ゼミのフィールドワーク(柳川歴史地区)

柳川での景観調査

ゼミの学外活動で柳川に行ってきました。 

まず柳川名物の"うなぎ"を食べて力が出たところで、今回初の試みである景観調査にそれぞれのグループごとに取り掛かりました。旧柳川藩主・立花家の別邸であった御花、旧戸島邸、柳川城跡、北原白秋生家等の地域調査を行いました。建物の用途や目的、景観との調和具合等を調べ記すことで "柳川"をより詳しく知ることができました。調査の結果、観光客目的というよりは地元住民のための建物が多かったように思います。なまこ塀など周囲となじんでいる建物が多く昔ながらの面影を感じ取れました。ただ観光するだけでは気が付けないような日常の柳川を見ることができたので、貴重な体験になりました。

柳川名物 うなぎのせいろ蒸し
 

その後、川下りならぬ川上りをしました。景観調査の際に歩いたところを今度は舟からみることでまた違った角度から柳川をとらえることができました。また川の水を生活用水として利用していたころの名残も見受けられ、柳川の自然を満喫することができただけでなく、町の歴史も知ることができました。50分間でしたが本当にあっという間で優雅な時間だな、と感じました。

柳川では地元の方や他の観光客の方々がたくさん声をかけてきてくれ、とても温かい町だなと感じました。このような方々の支えがあり柳川は今でも観光地としての魅力にあふれているのだなと思いました。楽しめただけでなくたくさんのことを学ぶことができ、いろいろな視点から本当に充実した研修になりました。(永山さん)

北原白秋の生家や掘割などの歴史遺産

投稿者: HP担当者 日時: 2009.07.19 Sunday 12:24 PM

高岡ゼミのフィールドワーク(熊本)

夏目漱石の旧居

ゼミの研修で熊本に行ってきました。
まず最初に当時の熊本大学で教師をしていた夏目漱石の5番目の旧居を訪れました。ここは漱石夫婦が「一番いい家であった」と語っていた場所です。漱石の骨格から想定した声なども聞くことができました。
次に熊本市内を歩きながら昼食場所へ行き大きな目的?でもあった馬刺しを食べました。
そしてお腹も満たされ次に『耳なし芳一』や『怪談』などの作品を残した小泉八雲の旧居を訪れました。
それから熊本城を見学しました。新しくできた本丸御殿も見学でき、またお城の周りの自然にとても癒されました。

熊本城の見学

そして最後は参勤交代道として栄えた宿場町、山鹿市へ1時間ほどかけていきました。当時の芝居小屋をできるだけ残しながら今も芝居を続けている八千代座は内装も仕掛けもとても興味深いものがありました。また温泉の町としても有名な山鹿は昔ながらの町並みが残っていて、風情がありとても素敵でした。あまり時間がなくゆっくりできなかったのでまた山鹿の町を歩いてみたいなと思いました。
今回私は幹事をしたのですが、前日の夜中に徒歩での移動の際の地図を調べていない事に気付いたりと、何から何までやるべきことを自分達で考えなければならなく、このような立場を初めて体験しとても大変だったけれども、すごくいい勉強になりました。また、同じ九州である熊本県の魅力を改めて感じる研修になりました。 (三好さん)

天守閣

投稿者: HP担当者 日時: 2009.04.12 Sunday 1:49 PM

社会人講師によるユニークな授業

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現代文化学科では、業界の最前線で活躍しておられる方をお招きしお話をしていただく実践的な授業を実施しています。今回はANAクラウンプラザホテル福岡の十楚晃昌氏による授業が行なわれ、ホテル経営について、熱のこもった刺激的なお話を聞かせていただきました。

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投稿者: HP担当者 日時: 2009.02.17 Tuesday 1:53 AM

客室乗務員に学ぶ観光サービス業務

客室乗務員のサービス講習

昨年に引き続き、今年も元客室乗務員の西島先生による接客マナー実習が行なわれました。接客をする際の心構えや言葉遣い、お辞儀の角度等、細かい点までわかりやすく教えていただきました。受講した学生は3月に沖縄のホテルでの業務実習を控えており、西島先生のお話に真剣に聞き入っていました。

実践的なマナー講習

投稿者: HP担当者 日時: 2009.02.17 Tuesday 12:10 AM

佐島ゼミのフィールドワーク

   佐島ゼミのフィールドワーク

私たちは、佐島先生のゼミで主に日本の歴史韓国文化に関することを研究しています。また、研究だけでなく、実際に外に出て学ぶ事も大切だという考えのもとフィールドワークも行います。

太宰府は紅葉まっさかりでした
 

今回は太宰府へフィールドワークに行って来ました。太宰府は、歴史が学べて観光客も多く(韓国人もたくさん来ます)、また皆で有名な梅ヶ枝餅を食べながら仲を深めようという動機で行きました。

光明禅寺では紅葉を鑑賞しながら佐島先生から歴史のミニ講義を受けました。その後は参道のお店をのぞいたり、お茶を飲んでゆっくると過ごしました。少し寒さも感じましたが、内容の濃ゆいフィールドワークでした。(養父さん)

参道にあるユニークなお店

投稿者: HP担当者 日時: 2008.12.14 Sunday 3:36 PM

北陸への卒業旅行(高岡ゼミ)

世界遺産 白川郷の合掌家屋   見渡す限り、一面の雪化粧

観光まちづくりを学ぶ高岡ゼミでは、4年生の卒業を記念して北陸に卒業旅行に行ってきました。世界遺産に登録されている白川郷をはじめ、金沢飛騨高山を訪れました。

金沢 兼六園とひがし茶屋街 飛騨高山の町並み

投稿者: HP担当者 日時: 2008.03.20 Thursday 12:48 AM

京都への卒業旅行(浮田ゼミ)

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観光ホスピタリティを学ぶ浮田ゼミでは、4年生の卒業を記念して京都に卒業旅行に行ってきました。天気に恵まれ、金閣寺の黄金色が夕日に照らされ、いっそう輝いていました

投稿者: HP担当者 日時: 2008.03.12 Wednesday 10:30 AM

客室乗務員による接客マナー講座

客室乗務員による接客マナー講座

客室乗務員の接客サービスは、あらゆるサービス業界のなかでも最高ランクに位置づけられています。この日は、ホテルでの実習を控えた学生を対象に、元客室乗務員の講師によるマナー実習の授業が企画されました。言葉遣いや姿勢、お辞儀の仕方などの実践的な訓練を受け、真の観光ホスピタリティについて学ぶ貴重な機会となりました。

投稿者: HP担当者 日時: 2008.01.14 Monday 7:53 PM

生け花を池坊展に出展しました

花を生ける福永さん

現代文化学科では、「日本の文化(技法)」という授業で華道を学びます。今年度は、岩田屋(福岡市天神)で行われた池坊展に学生の作品が出展されました。

投稿者: HP担当者 日時: 2007.11.08 Thursday 7:26 PM

こんなことを、こんな風に勉強しています

学内風景  

一人ひとりを見つめ、ときには厳しく、ときには進歩を共に喜びながら丁寧な指導をおこなうのが、福岡女学院大学の特徴です。

ここでは、現代文化学科の多彩なゼミ活動や他学にはないユニークな授業について紹介していきます。

投稿者: HP担当者 日時: 2007.08.30 Thursday 12:51 PM

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