憧れのヨーロッパを巡る世界遺産研修(オランダ・ベルギー・ドイツ)に参加しました。今回は経由地の香港を含め、12日間で4カ国もの違う国の文化や雰囲気を味わうことができました。
まず、この研修は訪れる国や世界遺産のことを事前に調べ、考えることから始まりました。ヨーロッパ中世の都市や古城にまつわる伝説などを事前に調べたことで、研修がより意義深いものとなり、その土地に対して期待感がふくらみました。実際、そんなワクワク感が溜まった土地や世界遺産に自分の足で出向けたことの興奮と感動は忘れることができません。また、本や映像でしか見たことがない絵画や風景に出会った時の緊張感と達成感は忘れることができません。そんな研修の毎日は、自身にとって新たな経験、何かを新たに発見する日々でもありました。
この研修は国境を越え移動していきましたが、その移動はこの研修の魅力でもある列車を使い、ヨーロッパで鉄道の旅を体験しました。国と国をつなぐ国際列車や地元の人だけが使うようなローカル線にも乗りました。列車の中では観光客だけではなく、やんちゃな男の子がいたり、買い物袋を提げている人がいたりと、地元の人たちの日常をかま見ることができました。また何と言っても、車窓から見る風景が私の目を楽しませてくれました。地平線が見えるほど牧草地が広がっていたり、時にはかわいい家が並んだ小さな集落が見えたり、またライン河沿いを車窓で観光するという贅沢なことまで体験できました。そのため、長距離の移動も苦にならず、列車で移動することの楽しさをこの研修で教わりました。そんな鉄道の旅も、時には列車が時間通りに来ないなどハプニングがいくつかありましたが、それも公共機関の鉄道でヨーロッパを旅するという醍醐味であり、どれも日本では経験できない、のんびりとしたヨーロッパを味わうことができました。
私はこの研修で旅をする楽しみ方を教えていただきました。また、引率してくれた先生や先輩、後輩、友人がいてくれたからこそ、より自信を持って現地を歩くことができ、旅をすることができたと思います。(円城寺さん)
HP担当者 | 研修旅行の模様 | 14:31