アメリカ留学中の日野資成教授からの報告 Part9

みなさん、お元気ですか。2月14日のバレンタインデーの日は、こちらの店頭には大きくて真っ赤なハート型の入れ物に入ったチョコレートが並んでいました。それが終わったかと思うと、翌日の15日には、バレンタインのチョコレートは半額になり、今度は淡いクリーム色の小さな卵の入れ物に入ったイースターのチョコレートが並び始めました。外見はぜんぜん違いますが、中身はどちらもアメリカの安物チョコレートです。

イースターは春分の日の後の初めの日曜日で、今年は3月23日です。イースターは主イエスの復活を祝う日で、キリスト教国のアメリカでは、クリスマスと同じく大事な祭日です。 卵はキリストの復活の象徴として、イースターのシンボルになっています。これは、卵が殻を割ってヒヨコが生まれてくるという生命の源だからです。教会では、子供たちが、ゆで卵に絵を描いて、それを隠して探すというエッグハンティングが恒例の行事になっています。イースターエッグはイースターウサギが持ってくるという言い伝えから、イースターウサギもイースターのシンボルになっています。

イースターは、寒い冬に終わりを告げ、春の訪れを喜ぶお祭りでもあります。日本の学校でも春休みが終わり、いよいよ新学期が始まるときですね。みんなで、今年もいいスタートを切りましょう。ではまた。

2008年2月22日

日野資成 

HP担当者 | 教員スタッフの活動 | 14:08

Fukuoka Jo Gakunin 2007.All Rights Rreserved.