2011年06月13日
日野ゼミのレストランレポート
日野ゼミの学生によるビストロ・カイ(大学のご近所にあるイタリアンレストラン)を紹介する作品3点がビストロ・カイのホームページに掲載されました。どれも女子学生の若々しい感性による、おしゃれな作品です。どうぞ次のアドレスで御覧ください。
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2011年06月13日
日野ゼミの学生によるビストロ・カイ(大学のご近所にあるイタリアンレストラン)を紹介する作品3点がビストロ・カイのホームページに掲載されました。どれも女子学生の若々しい感性による、おしゃれな作品です。どうぞ次のアドレスで御覧ください。
投稿時間:2011年6月13日 19:16 | 固定リンク
2011年06月09日
高岡ゼミでは国指定重要伝統的建造物群保存地区に選定されている大分県日田市の豆田町での研修を行いました。
当日は雨にも関わらず日田駅で下車すると町は祭りで大変賑わっていました。商店街を抜けると、町並みはガラリと変わり豆田町に到着しました。到着してすぐに珈琲談議所・嶋屋で昼食をとり、このお店の店主でもあり日田の観光協会の会長でもある石丸邦夫さんの聞き取り調査を行いました。
聞き取り調査を行い、豆田町の衰退から再生までの歴史を知ることができました。その長い歴史の中で豆田町では様々な取り組みが成されてきました。再生が成功した豆田町では現在新たな課題もあります。このような話を伺った中でやはり観光地として町を活性化させるためには住民自身が故郷を愛する気持ちや自らが感動をし、また感動を来訪者へ伝えることが大切だと感じました。聞き取り調査を終え、町並み調査を行いました。豆田町では電柱が地下へ埋設され道路は舗装されていました。また建物も高さが揃えられ町全体が統一感のある歴史的町並みとなっていました。その後クンチョウ酒造や国指定の重要文化財にもなっている草野本家などへも行きました。
今回の研修は大変充実したものとなりました。普段教室の中だけでは分からなかった活気づく町や、町づくりのリーダーから直接伺えた豆田町への情熱などリアルな歴史的町並みとしての姿を実地調査を通して触れることができました。
投稿時間:2011年6月 9日 01:15 | 固定リンク
2011年05月24日
福岡女学院大学短期大学部は,既報の通り,2012年度よりコース制度を導入します。コース選択についてよく寄せられる質問(FAQ)を公開しました。同時に今年度より始まった旅程管理主任者資格の取得について,学生として在籍しながら取得する場合のFAQも公開しました。
投稿時間:2011年5月24日 09:57 | 固定リンク
2011年05月17日
福岡女学院は今年,創立126周年を迎え,明日5月18日にはその記念式典が予定されています。学内には創立から今に至るまでに学院の発展を支えてきた人々の名前が冠された建物や,昔を伝える物があります。
4月26日に学院の歴史に触れ,建学の精神を考えるための授業として学内オリエンテーリングが行われました。全部で19チームが参加して,学内に設けられたポイントでさまざまな問題を解き,その正答数とゴールするまでの時間で順位を競いました。
ポイントのいくつかを紹介しましょう。学院を創立したジェニー・ギール女史の名前がついている「ギール記念講堂」では,ホールに飾られた銅板からギール女史の生い立ちを学びました。
学院が薬院にあった頃の校舎の礎石の一部が正門を入ってすぐのところに飾られています。礎石に刻まれた文字を読み,もともとなんと書かれていたのかを考えました。
また,創立120周年を記念して設置されたパイプオルガンや,図書館などで学院を導いてきた歴代院長について学びました。
最後にオリエンテーリングの結果発表です。
1位 ドットチーム
2位 姉さん
3位 チームミハエル☆
4位 ドングリチーム
5位 アニー
投稿時間:2011年5月17日 16:12 | 固定リンク
2011年05月07日
現代文化学科では、2011年より田中英資准教授(文化人類学/文化財科学)が着任し、観光文化分野、交流文化分野の科目を担当しています。そこで、今回は田中准教授による自己紹介をお届けします。
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4月より現代文化学科の教員スタッフの仲間入りをしました田中英資です。歴史を現在の人々がどのように考えているかということに興味をもったことがきっかけで、ギリシャやトルコにおける遺跡保護に関わる問題を研究してきました。また、大学卒業後7年ほど英国の大学院に留学しており、その間、研究のためにトルコに滞在したこともあります。必ずしも観光を中心に研究してきたわけではありませんが、歴史的な建造物や遺跡のような過去の痕跡は、我々が先祖から受け継いできた「文化遺産」と考えられて、この遺産としての価値が重要な観光の資源とみなされます。こうしたつながりから、文化遺産保護の問題を観光開発の問題としてもとらえて調査するようになりました。
文化遺産と観光の問題を扱いながら私が特に面白く感じているのは、今私たちが文化遺産だと考えているものははじめから文化遺産だったわけではないという点です。過去の痕跡に対して私たちが、なんらかの価値、何らかの歴史的意義を認めることでそれらは「文化遺産になる」のです。そのような文化遺産という価値は、国家、地方自治体、研究者、地元の人々、観光産業、(ユネスコのような)国際機関など、ローカルやグローバルの様々な次元の集団の利害が絡み合う中で決まってくるダイナミックな側面があります。担当している3年生、4年生の演習でもグローバルとローカルのつながりから観光や文化遺産、そしてそれらをめぐる人々の動きを考える見方を学ぶことに力を入れています。
また、その他の授業では観光地理の基本を勉強する科目(「ワークショップ現代B&C」)や、私の研究対象であるトルコやギリシャなど地中海地域の社会と文化を扱う「地中海文化研究」なども担当しています。初めて見聞きするような習慣や考え方についての話をすることも多くなりますが、少しでも興味を持ってもらえるような工夫をしていきたいと考えています。
さて、最初に留学経験があることを書きましたが、外国人として英国やトルコに暮らしてみて、自分が想像していた以上に社会は多様で、多くの人々が国境を超えて移動しながら暮らしていることを実感するようになりました(私自身がこうした移動する人々の一人でもあったわけですが)。一方で、様々な文化的背景をもつ人たちと生活を共にしたことでいい面も悪い面も含めて日本の人間であることを意識させられる機会もたくさんありました。授業の中でも、私の留学経験についてお話していければと思っています。また、留学に関心がある人へのサポートもできればと考えています。
最後になりましたが、福岡女学院大学に着任してまず感じたのは、学生と教員の距離が近いことです。お互いの顔と名前が一致するようなアットホームな雰囲気のなかで、一人一人に合わせたきめ細やかな教育がなされているような印象を持っています。まだ着任して日も浅く、なかなか大変ではありますが、私も一日でも早く学生のみなさんの顔と名前が一致するように努力していきたいと思っています。どうぞ宜しくお願いします。
〈留学していたケンブリッジ大学〉
〈トルコでは古代の都市遺跡の上に現代の人々が暮らしています〉
〈旅先でみかけたネコの写真を撮るのが好きです〉
投稿時間:2011年5月 7日 01:32 | 固定リンク