卒業式に先立って,3月9日に卒業礼拝がありました。卒業生にとっては女学院での最後の礼拝となりました。礼拝では,講師 坂元惠子が「あなたのmissionは何ですか?」という題でお話しをしました。ミッションとは「自分が何のために生まれてきたのか,何をして生きてゆけばよいのか,自分の人生の意味とは何なのかを探す」ことであり,これから社会に出て行く卒業生が自分らしくあるために,自分のミッションを探し,そのミッションを実行して欲しいことが述べられました。
その後,卒業生一同による感謝の祈りが捧げられました。次はその一節です。
多くのことに傷つき,悩み,どうすることもできないとき
わたしたちは一人ひとりでは生きられない弱さを知りました
けれども,そんな苦しく悲しいときも,あなたは寄り添う友を,
支えてくれる人を,希望を与えてくれました。
そしてなにより,あなたがわたしたち一人ひとりに目を注ぎ
常に慰めと励ましを与えてくださいました。
神さま,今私たちは女学院を離れ,新しい生活を始めようとしています。
どうか私たちに一歩を踏み出す勇気をください。
どうぞ共にいて,私たちをお守りください。
一人ひとりに与えられているいのちと力を活かして
それぞれの場所でよきはたらきをなすことができますように。
最後に,教職員から卒業を祝して歌をプレゼントしました。
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投稿時間:2011年3月26日 18:20 | 固定リンク
2011年03月26日
沖縄ホテル研修 〈学生によるレポート〉
私は、サービス業に興味があるので、2月20日から5日間、沖縄で行われたANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート研修に参加させていただきました。
今回の研修では、フロント・ベル部門、レストラン部門、客室管理部門での研修を行いました。
フロント・ベル部門では、普段みることが出来ないホテルの裏側をみさせていただきました。従業員の方と一緒にお客様をお出迎えしたり、お客様の荷物を運んだりしました。いざとなると、緊張してあまりよい対応が出来ませんでしたが、従業員の方は、笑顔でお客様をお出迎え しており、さすがプロだなと感じました。
料飲部門では、レストラン・バーでのサービスについて学び、カクテルの作り方などを体験しました。従業員の方からアドバイスをしていただきながら、レストランでの接客をしたのですが、なるほどと思うことばかりでした。
客室管理部門では、ベッドメイキングを体験しました。この業務では、従業員の方は、いかにお客様がホテルで快適に過ごせるかということ に、こんなにも配慮をしているんだなと驚き、そして感心しました。
この4泊5日の研修で、とても貴重な体験をすることができ、本当に参加してよかったと思いました。そして、この研修で、サービス業について、さらに魅力を感じるようになりました。サービス業というのは、自分の行動によって、お客様に喜んでもらえるとても素敵な仕事 だなと思いました。
この研修で学んだことを、これからの大学生活やアルバイトなどいろんな場面でいかしていこうと思います。(3年 足立さん)
投稿時間:2011年3月26日 18:11 | 固定リンク
2011年03月26日
旅行会社の業務体験(ANAセールス)
旅行会社・ANAセールス福岡支店 にて2月28日から3月4日までの5日間、インターンシップでお世話になりました。私がこれまでの大学の講義で学んできた航空業界 や旅行業界 についてより深く知り、少しでもANAセールスでの現場の雰囲気 を味わうことができれば幸いだと思い、当インターンシップに参加しました。
研修1日目は、総務部と予約販売部という部署で研修を受けました。総務部では、書類の作成・配布や会議でのお茶出し等の秘書の方のお仕事を体験させていただきました。特にお茶出しは緊張しました。そして予約販売部では、お客様との電話予約のやりとりの様子を見学しました。そこで私が驚いたのは、お客様を装って電話応対の抜き打ちチェックを行っているということでした。このようにいつでも気が抜けない状態を保っているというのは、常に緊張感と責任感を持って取り組まなければいけない業務だと思いました。
研修2・3日目は販売部で研修を受けました。販売部では電話応対をするだけでなく、サンプル配りのための旅行パンフレットの袋詰を行ったり直接旅行会社へ出向いたりと活動的な業務が中心でした。何度か旅行会社への営業にも同行させていただきました。旅行会社での営業ではANAへお客様を誘導し信頼していただくために多くの商品知識と様々な要望に応えるための努力が必要とされる、ということを伺い、事務的な業務とは異なる大変さもあると感じました。
研修4・5日目は法人販売部で研修を受けました。法人販売部では主に一般企業や大学等に対して営業を行う部署で、中には販売促進という業務を担当する方もいらっしゃいました。企業への営業は、販売部での旅行会社に対する営業とは異なり、ANAスカイショップの商品や翼の王国等の他にも企業の方が出張される際のビジネス宿泊プラン等の商品もお勧めされていました。さらに研修最終日には、販売促進担当の方より4月に行われるIMSプロモーションの計画案の作成という重要な業務を引き受け、大変貴重な体験をさせていただきました。企画書の作成はとても難しくなかなか作業を進めることができませんでしたが、普段経験することのできない貴重な業務でしたので挑戦して良かったと思いました。
今回のインターンシップを通じて感じたことは、お客様の旅行の情報全てを管理し保護する緊張感 や責任感 です。1人1人がお客様の大切な旅行商品を常に神経を尖らせて責任を持って管理している様子を伺うことができました。又、旅行という無形の商品に対して、いかにお客様に「夢」や「感動」を与えられるように仕上げるか 、という企画の難しさについても学ぶことができました。今後は航空業界の研究をより深めると共に、この業界に関連した旅行業界や販売業務にも目を向け学習していきたいと思いました。
又、私が研修を受ける中でとても印象に残ったのは、職場の方々の温かい人柄と和やかな雰囲気でした。どちらの部署で研修を受けていても、とても温かく親切に接してくださり、どんなに忙しい時でも丁寧に応対してくださいました。私は初めとても緊張していたのですが、その緊張も忘れ疑問に思ったことは何でも質問することができました。私にもチャンスがあれば、絶対に受けたいと思うような会社でした。
今回のインターンシップを実りある研修にすることができ嬉しく思いました。この経験を今後の大学での勉強や就職活動に活かしていきたいと思います。(3年 大塚さん)
投稿時間:2011年3月26日 17:59 | 固定リンク
福岡女学院大学短期大学部は,2011年3月10日に第46回卒業式を執りおこないました。学長 木ノ脇悦郎は,学長告辞の中で,エラスムス(Desiderius Erasmus)の生き方に触れて,社会に羽ばたこうとする卒業生に次のようなメッセージを送りました。
エラスムスは16世紀にカトリック教会に対する改革運動が広がるなかで,カトリック教会,改革派のいずれにもつかず,自分の生き方を貫きましたが,卒業生も自らのあり方を常に問い続け,「自由をもたらす完全な律法を一心に見つめる」(ヤコブ1:25)生き方ができる人でありつづけてください,と。
続いて,卒業生代表による感謝の辞が英語で行われました。「People need people」というタイトルで短大での2年間をふりかえり,つねに誰かに支えられてきたことを述べました。そして,次は自分たちが他人に対して恩返しをする時であるという決意を次のように表しました。
"We must be responsible for whatever we do in society. Japan and the international world will have problems politically, economically and socially, so we must cope with them considering other people."(私たちが社会で行ういかなることに対しても責任を持たなければなりません。日本も世界も政治的,経済的,そして社会的に問題を抱えるから,他者のことを思いやって問題に取り組むなければなりません)
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卒業式終了後には,式場を出て,全員で記念撮影をしました。
投稿時間:2011年3月25日 15:44 | 固定リンク
2011年03月24日
2010年度卒業研究発表会参加作品の優秀賞等表彰式
2010年度卒業研究合同発表会では、昨年同様、全作品を対象に来場者による投票が行われました。
その結果、得票の高かった作品に対し、卒業式(3月10日)当日に以下のような賞が贈られました。
【最優秀賞】
各賞すべての総合票が最も多かった研究
和田湖都美「ステレオタイプが対人認知に与える影響:親の職業やその子の性別によって
評価は変わるのか」
【優秀賞(各賞)】
社会的意義賞:社会や人の役に立ちそうな研究
石橋諒子「アドラー心理学の教育への適用:勇気づけに着目して」
独創的着想賞:人に話したくなるような研究
松本舞子「AKB48とともに成長するファン:アイドルファン心理の分析」
努力健闘賞:時間と労カをかけていそうな研究
日隠郁奈「携帯メールの使用方法とコミュニケーションの特徴」
プレゼン賞:きれいで見やすく、わかりやすい研究
石谷莉沙「美人は得をするのか?!:恋愛と対人魅カの心理」
【奨励賞】
総合10票以上獲得、残念ながら各賞・最優秀賞には漏れた者
照屋さくら「PTSD(心的外傷後ストレス障害):正しい理解・まわりにできること」
花田祐美「オタク市場は日本経済の救世主か?」
中島真央「特撮ヒーローへの憧れ:子供から大人、そしてお母さんまで」
藤木乃巴里「自己存在の証:身体を傷つける意味」
後藤真依「ソーシャル・サポートは常に効果を発揮するのか
:サポート受容者と否定者の比較を中心に」
服部薫「食のこだわりからみる自閉症児の特徴と援助について」
楠田しおり「嫌われるアパレル販売員の特性について
:消費者とアパレル販売員へのインタビューを通して見えてきたもの」
投稿時間:2011年6月29日 11:00 | 固定リンク
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