2013年10月23日
「ネット・ラジオの部屋」 葡萄祭
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2013年10月23日
投稿時間:2013年10月23日 05:30 | 固定リンク
2013年10月21日
10月19日、フィールドワークG(いのちと土)の授業で、講師の花屋さんの指導を受け、「フラワーアレンジメント」を体験しました。まずは、黄色は進出色で大きく見え、注意を喚起する色、赤は生命力色で生まれた赤ちゃんが初めて認識する色で、勇気や強い愛情を表す色などと、花に見る色の特徴が説明を受けました。最大のポイントは、「誰に贈るかを考えて作ること」でした。
受講生はバラ(真紅、ピンク、オレンジ)、ガーベラ(オレンジ)、カーネーション(白、白赤斑)、ストック(薄紫)、葉物(ユーカリ、ポーシャス)など、自分で選んだ花を前にして、しばし誰に贈るかを考えていました。その後白樺風の籠に、思い思いに花を挿し、作品を作っていきました。
完成後の受講生の感想は、「楽しかった」、「心が癒された」、「また作りたい」などと、とても肯定的な感想で、その表情は優しくなっていました。完成した作品は、心が込められていることが伝わってきて、綺麗で感動を覚えるものでした。「人は花を活けることで、花に活かされる」ということを、直接体験することができました。「いのち」を豊かに清澄にしてくれた花に深く感謝します。
(担当:原口)
投稿時間:2013年10月21日 13:54 | 固定リンク
2013年10月20日
映画監督アピチャッポン・ウィーラセタクンさんのワークショップについて、これまで何度かこのブログでもご紹介してきました。改めて、どんな内容だったのかご報告しましょう。
アピチャッポンさんは、タイご出身で、カンヌ映画祭最高賞を受賞した「ブンミおじさんの森」をはじめ、映画作家・アーティストとしてご活躍です。この夏、福岡アジア文化賞を受賞され来福された折に、メディア・コミュニケーション学科・表現学科の学生を対象としたワークショップを開催してくださったものです。
このブログのサブタイトル「映画づくり、日常、ことば」というのは、ブログの報告者である私が、ワークショップの印象からつけさせていただいたものです。今回のワークショップは、アピチャッポンさんの映画づくりの過程をほんの少しではありますが、共に体験させていただくというものでした。そして、そこにある大切なキーワードは、私たちの「日常」、そのさまざまな関わりを改めて見直し感じるということ、そして「ことば」だったように思います。
■大学でのイントロダクション
会のはじまりは、福岡女学院大学のキャンパスから。まず、アピチャッポンさんは、会ったばかりの私たちに、ご自分の幼い頃の話や学生時代のご経験などをとても丁寧にお話をしてくださいました。
■油山市民の森での”散策”
いよいよワークショップのはじまりです。"Outing with APICHATPONG" とご自身が名付けられたこのワークショップは、まず、山のなかにでかけることからスタートしました。油山は都心からほど近く、市民に親しまれた身近な自然といえますが、今回の関わり方は、遠足やハイキングとはちょっと違います。私たちはまず、ひとりひとりで自然を歩き、思い思いの場所をみつけ、感性を委ねます。そして自然とうびあがったこと、その”ことば”を記していきました。
音、香り、風の感触・・・山のあらゆる要素が心地よく私たちをつつみました。
■ 街へ
今度は一転、街(天神)へ移動します。そこで私たちは、またそれぞれの居場所をみつけます。それは、駅のベンチでも、バス停でも、すてきな喫茶店でもどこでもかまいません。ふたたび感性を委ね、書き留めたことばを手がかりに、今度は物語を紡いでいきました。
■ 経験の共有
最後は、みんなで集まり、それぞれの物語を披露しあいました。喫茶店でひとり時をすごす女性の過去と現在の物語、街の何気ないところに住むこびとのおはなし・・・。
また、今日一日で出会った”ことば”をつかって、リレー形式で物語をつくるミニ・ワークショップも実践。
それぞれに、笑ったりうなずいたり。自分たちの想像の産物なのに、どこかで想像を超えて紡がれていた物語に、はっとさせられました。
「たとえ、あなたの物語が変な話になろうとも、想像力を大切にしてほしい」。アピチャッポンさんは、ワークショップのまとめにこうおっしゃいました。いい話、悪い話・・・そうした概念が、大切なことをブロックしてしまうこともある。そうではなくて、想像する力を信じ、大切にしてほしい、と。
また、そのプロセスの大切さも強調されました。
映画づくりに限らず、何かの問題を解決するときのプロセスとして、とても大切なことでもある、と。
その上で、最後にアピチャッポンさんが、学生のみんなへのメッセージとしておっしゃったのが「たくさんの本を読んでほしい」ということでした。
ひとつのことばは、さまざまなことを連想させてくれると。
ことばを書きとめていく。そして蓄積され、出しつくされたなあと思ったら、私はふたたび”Outing”、外へでかけてみるのだよ。アピチャッポンさんは、こうもおっしゃっていました。
以上、これは、ごくごく簡単なワークショップの流れと、あくまで私が感じたことをまとめた報告です。きっと参加した学生のみんなはそれぞれに、感じたことがあると思います。ぜひ、機会があれば直接たずねてみてくださいね。
そして何より、短い時間ではありましたが、私たちの問題関心によりそい、さまざまなことを”シェア(共有)”してくださったアピチャッポンさんに心から感謝を申し上げます。
(報告:林田真心子)
■福岡アジア文化賞やアピチャッポンさんについては福岡アジア文化賞のホームページもご覧ください。http://fukuoka-prize.org/
投稿時間:2013年10月20日 17:06 | 固定リンク
2013年10月20日
言語芸術学科の南部さんの第30回全国大学放送コンテスト本選出
http://www.nhk.or.jp/kyoto/
投稿時間:2013年10月20日 17:50 | 固定リンク
2013年10月18日
ふくおか県民文化祭の一環として下記の要領で上演されます。
言語芸術学科の目ざす活動のひとつに文化活動による地域の活性化があります。私たちは、昨年福岡女学院が井尻商店街に「いじ☆かるstudio」をオープンして以来、その活性化に向けて日夜取り組んで来ております。学科関係者の利用ばかりでなく、一般の方にも貸しスタジオとして利用いただいておりますので、学科スタッフにはそのためのスタジオ解錠・施錠作業があり、文字通り「日夜」の取り組みとなっています。
学生は「言語芸術ワークショップ」などの授業の一環でこのスタジオにかかわることが多いのですが、こういった授業とのかかわりでは「週1回90分の授業を15回受けて、はい2単位!」というような感覚ではとてもやっていけるものではありません。今回のように入場料をいただく演劇公演ともなりますと、なおさらです。授業時間以外のほうがかえって重要な時間になるのかもしれません。この公演にかかわっている学生さんは、そろそろ疲労やストレスをためてきているのではないかと思います。しかしながら、そういう苦労こそが将来の自分の糧になります。ぜひとも頑張っていただき達成感を味わっていただきたい。
心よりエールを送りたいと思います。
ばい。くさ。たい。「井尻商店街物語」
作・演出: 伏見武 主催「井尻商店街物語」実行委員会
日時:2013年11月2日(土)~11月10日(日) 計9公演
11月2日(土) 3日(日) 9日(土) 10日(日) 14:00開演
11月4日(月) 5日(火) 6日(水) 7日(木) 8日(金) 19:00開演
場所:福岡女学院いじ☆かるstudio 福岡市南区井尻4-2-40
入場料: 1,000円
キャスト: 魚谷桃子 国友夏子 黒木真里奈 都合美咲 中野満麻 川上咲 西村藍 山田ひなの 仲美咲 佐々木春乃 薬師寺留依 他
音響・照明: クロコブ(福岡女学院大学学生ホール管理委員会)
チラシデザイン: 岡田真希穂
制作: 柳田詩織 文屋敬 岩井眞實
協力: 福岡女学院大學 言語芸術学科
画像は稽古の風景です。
投稿時間:2013年10月18日 22:52 | 固定リンク