毎年恒例になりつつある観光研究会の研修旅行に、今回は山陰を選び、2泊3日の旅行をしてきました。あらかじめ交通手段や観光地情報を調べた、観光研究会オリジナルのハンドブックを片手に12人で旅をしてきました。
初日は博多から電車を2回乗り継いで、鳥取砂丘に行きました。砂丘は思ったよりも海沿いに広く広がっており、おもわず走り出したくなりました。空と砂丘しか目に入らない光景は日本ではなかなか経験できないもので、十分に楽しめました。
2日目は鳥取から島根に入り、水木しげるロードと縁結びで有名な出雲大社を訪れ、その途中で松山市にも訪れるという欲張りプランで観光しました。松山市から出雲大社までは、宍道湖沿いを走る一畑電車に乗りました。地元の人だけが使うような駅に止まったり、湖すれすれを走ったりと、ほのぼのとした電車の旅も味わってきました。出雲大社ではしっかりとお願いをしてきました。中身は内緒です。
旅行には温泉が欠かせませんが、今回は皆生温泉と玉造温泉に入ってきました。皆生温泉は海で湧き出す「塩の湯」と言われ、美容効果があることもあって、体がポカポカ、お肌つるつるになりました。
最終日は2007年に世界遺産に登録されたばかりの石見銀山に行きました。JRの大田市駅からもしばらくバスに乗り、石見銀山の町歩きをしました。とても古い建物も多く、風情ある町並みでしたが、所々には民家もあり、現地の人たちの生活感が溢れる場所でした。また、石見銀山の坑道までは思ったより山深い道で、観光をするというより登山に来た気分でしたが、より当時の大変さを感じることができました。
この旅では、なかなか行く機会がない山陰だからこそ、観光研究会メンバーと行ってきました。自分が観光客だということを忘れるぐらいのんびりとした場所が多く、今回訪れた場所は、地元の人たちと密接している観光地が多かったような気がします。今思えば、旅行が好きなメンバーが集まった観光研究会で行ったからこそ、楽しめた山陰旅行だったのではないかと考えています。(円城寺さん)
HP担当者 | 学科サークル「観光研究会」 | 01:06