2007年の5月にはサンフランシスコに行きました。フィッシャーマンズワーフでは名物のクラムチャウダーを食べました(福岡で言えば、博多ラーメンですね)。サワーパンのおわんにクラムチャウダーが入っていて、クラムチャウダーをスプーンで飲みながらサワーパンをちぎって齧ります。5月のわりに冷え込んでいたので、体が温まりましたが、サワーパンはちょっとすっぱかったです。
サンフランシスコといえば、何といってもゴールデンゲートブリッジ(写真は、ゴールデンゲートブリッジを車で渡ったときに、車内から撮ったものです)。ゴールゲートブリッジでは、たもとにあるフォートポイントがお勧めスポット。19世紀に敵の攻撃に備えて建てられた砦ですが、敵は一度も攻めて来ませんでした。砦はいつも風の吹きさらしになっています。橋の建設も、この風ではさぞかしたいへんだったことでしょう。1階のギフトショップは見逃しがちですが、是非立ち寄ってください。掘り出し物がありますよ。私もフォートポイントのデザイン入りのトレーナーを半額で買いました(写真)。
ケーブルカーもお勧めです。ユニオンスクウェア南のパウエルストリートとマーケットストリートの交差点から出ています。パウエル・ハイド線に是非乗ってください。ものすごい急坂で、スリル満点です。
帰りも、フィッシャーマンズワーフ西寄りのハイドストリートからパウエル・ハイド線に乗りました。たくさんの観光客が乗って帰るので、ケーブルカーの発着所を囲んで長い輪の行列ができました。でも、みんなそれぞれ歓談しながら、気長に待っています。すると、その輪の中心に、鎖で上半身ぐるぐる巻きになった怪しい黒人が、のこのこと入ってきました。刑務所から脱走してきたのでしょうか。それまでの和やかな雰囲気は、一転して異様な雰囲気に。みんなの注目が一点に集まります。するとその黒人は、手が使えないのに、体を上手にくねらせながら、少しずつ自力で鎖をはずしていきました。そして、鎖を全部はずすと、やんやの大喝采。最後にその人は、行列を回りながら、ちゃっかりお金を集めて去っていきました。さすが、ショウビズが盛んなアメリカならではの光景でした。
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