日野資成教授のアメリカ留学レポート Part6

写真1

2007年6月、カリフォルニアワインで有名なナパに行きました。私たちの住んでいたスタンフォードからは、車で約3時間くらいです。まっすぐ北に伸びる19号線に入ると、見渡す限りのブドウ畑が広がってきました(写真1)。途中で車を止めて、ブドウを食べようとしましたが(写真2)、すっぱそうなのでやめました。食べるブドウよりも少し小さいですね。

写真2

数多いワイナリーのうち、最も大きくて有名なドメインシャンドンにまず寄って、ワイナリー見学をしました(写真3)。ワインの樽がたくさんありますね。続いて、サッツイに寄りました。サッツイでは、さまざまな種類のワインを次から次へとただで試飲させてくれて、妻はもうほろ酔い気分。私はお酒が飲めないので、香りだけかぎました。そこで、帰りは私が運転することに。高速道路はもう、はらはらどきどきでしたよ。

観光案内所でもらった「ワインの里 ナパ・ソノマ」というパンフレットには、ワインについて次のような宣伝文があります。

ビールやお酒のみの人、さらにお酒を飲まない人と比べても、ワインを飲む人は健康的な生活をしています。ワインを飲む人は、よく運動し、喫煙はあまりせず、果物、野菜、サラダを多く取り、高い教育を受け、高い社会的経済的地位にあり、脂肪分をあまり取らず(肉をあまり取らず)、繊維質を多く取り、コレステロール値は正常で、アルコール分をあまり多く取らない傾向にあります。ワインを飲む人はまた、順応性があり、神経症や憂鬱症にもなりにくく、高い知能指数を持つ傾向にあります。

統計的根拠にもとづいているとは思うのですが、よくもまあここまで言い切れるものだと感心してしまいました。そういえば、今回ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英さんも、大のワイン好きですね。

写真3

HP担当者 | 教員スタッフの活動 | 13:08

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