2年生の「幼稚園実習(観察)」までいよいよ1ヶ月あまりとなりました。「幼稚園実習(観察)」は、4年間で最初の学外実習となります。実習園との事前オリエンテーションや日誌の記入方法の学習など、様々な準備をしながら、期待半分、不安半分といったところでしょうか。 今日は実習の際に着用する保育エプロンが届きました。
このエプロンは子ども発達学科の南川教授が携わっていらっしゃる カンボジアの孤児施設、“ピースフル・チルドレン・ホーム-1”の子どもたちに依頼したものです。
*** 南川教授から2年生へのメッセージです ***
子ども発達学科2年生のみなさん この実習用のエプロンはカンボジアの孤児施設“ピースフル・チルドレン・ホーム-1”の子どもたちに作らせていただきました。
今回270枚のエプロンを縫いましたが、少しずつ上手になっていきました。初めての作業でうまくいっていないところもあります。糸の始末が十分にできていなかったり、よごれがあったりチャコが残っていたり・・・(ヨゴレは洗濯すればきれいに落ちるようなものばかりです)・・・日本で皆さんがいつも買う衣類から比べるとまだまだ十分ではありませんが、皆さんに払っていただいたお金でおよそ150名の子どもたちの3か月分の生活費を賄うことができます。
これまで「お金をもらうばかり」でしたが、今回初めて「仕事をして、お金をもらうことができました」。これは大きな進歩です。子どもたちは、来年はもっと良いエプロンが縫えるようにがんばると張り切っています。皆さんもこのエプロンを着て実習をがんばってください。
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HP担当者 | 子ども発達学科TODAY 子ども発達学科TODAY | 11:19