飯塚市にある「ひよ子本舗吉野堂」の穂波工場へ見学に行って来ました。ひよ子といえば東京のお土産としても有名ですが、実は福岡の飯塚で生まれたお菓子です。見学料は無料で一週間前に予約が必要。見学時間は9時半~12時の間で1回40分程。私たちは10時からの見学に参加しました。
玄関ホールには売店があり、ひよ子本舗吉野堂のお菓子が並んでいました。また、テレビが置いてあり懐かしいCMが流れていたり、いろいろな大きさのひよ子やなつかしのサブレーがケース展示してあり、なんと通常の80倍の大きさのひよ子もありました。見学者は思っていた以上に多く、小さな子供連れの親子や団体の方もいました。
いよいよ、見学が始まり、案内係の人について通路を歩いていくとふわーといい匂いが漂ってきました。製造工程は、箱詰め以外はベルトコンベアでの機械作業がほとんどで、最初は栗饅頭のような形だった生地がベルトコンベアで流れながら徐々にひよ子の形になりオーブンへ釜入れ、釜出し後に目付けをして螺旋状のベルトコンベアで30分かけて冷まされます。そして、個包装され手作業で箱詰めした後、機械で箱を包装して「名菓ひよ子」の完成です。釜入れ前の白いひよ子や釜出し後の出来立てのひよ子の行列は圧巻で見学者から歓声が沸きました。また、同じ作業部屋で九州限定のひよ子のピィナンシェも製造されており、こちらは見学後に売店で試食があり食べてみましたが、バターの風味がよくおいしかったです。
見学後には、別室でお茶のサービスや目付けしたばかりの出来立てのひよ子を試食することができました。普段食べているしっとりとした感じとは違い出来たてならではの少しサクッとしていて香ばしい生地や熱々の餡がとてもおいしかったです。また、工場見学者は売店で消費税が割引になるという特典もあり、ほとんどの見学者がお土産に買っていました。観光ついでにひよ子の工場見学をして出来立てのひよ子の試食や割引特典でお土産を買うのもいいなと思いました。
この工場見学では、なんといっても出来たてのひよ子のおいしさが印象に残っていて、実家(宮崎)に帰省するときはひよ子をお土産に買ってオーブンで少し焼いて食べてみようと思いました。(日野さん)
HP担当者 | 学科サークル「観光研究会」 | 17:20