日野資成教授のアメリカ留学レポート Part4

スタンフォード大学のキャンパス  

しろしい(うっとうしい)梅雨(つゆ)の季節になりました。じめじめした日本の気候が嫌いな人も多いでしょう。私も嫌いでした。でも、今回アメリカから帰ってきて、梅雨が大好きになりましたよ。

カリフォルニアは、透き通った青空が印象的です。写真は、スタンフォード大学キャンパス内でフーバータワーを撮ったものですが、きれいな真っ青な空ですね。私たちが住んでいたところは、サンフランシスコのそばで、雨もほとんど降らず、湿気もなく、毎日さわやかな天気でした。

確かに、昼間はからっとしといてさわやかでしたが、日が沈むとぐっと冷え込みました。寒暖の差が20度もある日もあり、冬でも雪は降りませんが、けっこう厳しい気候でした。

毎日秋晴れの日が続き、秋でも、暖かい昼間にはハイビスカスの花が開いていました。季節感が全くなくなってしまい、日本の四季がなつかしくなりましたよ。

椰子の実

南国のシンボルの椰子の木はあるものの、やせ細っていて今にも折れそうでした(写真は私たちの住んでいたアパートの中庭です)。湿気がないので、汗をかくこともあまりありません。早く日本に帰って温泉にゆったりと浸かりたい。いつもそう思っていました。じめじめした梅雨があっても、ひと汗かいてお風呂に入れる日本が一番ですね。

アメリカには、夏時間(標準時間)と冬時間があります。去年の11月4日には冬時間になり、1時間早まりました。今年の3月9日には、また1時間遅くなって標準時間にもどりました。冬時間になったときは、あらかじめ知っていて、子供を無事遅刻せずに学校に送ることができましたが、夏時間に戻ったときは、夜遅くまで気づかず、テレビの時間表示を見てやっと気がつきました。アメリカに1年間留学する人は注意してください。

日本でも夏時間導入が検討されているようですが、日本では日が長くなると、今よりもっと仕事をする人が増えそうです。余暇に使えれば、よか(よい)ですが。

2008年6月10日

日野資成

HP担当者 | 教員スタッフの活動 | 20:17

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